日本僑報電子週刊 第694号★『国という枠を越えて―第三回中国人の日本語作文コンクール受賞作品集』刊行特集
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日本僑報電子週刊 第694号 2007年11月21日(水)発行
http://duan.jp 編集発行:段躍中(duan@duan.jp)
■段躍中日報 http://duan.exblog.jp/■
◆「ミニ僑報」http://mini.mag2.com/pc/m/M0068337.html◆
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第三回・中国人の日本語作文コンクール受賞作品集刊行
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編者より
第三回・中国人の日本語作文コンクール受賞作品集を刊行することが
できました。刊行までは様々な苦労がありましたが、今年も受賞作品集
をお手に取っていただけます。
編者前書きにかえて、「人民網日本語版」の特集記事をご紹介したい
と思います。コンクールを取り上げて下さり、ありがとうございました。
第三回中国人の日本語作文コンクール、作品集出版
http://j.people.com.cn/2007/11/19/jp20071119_79865.html
「人民網日本語版」2007年11月19日
「第三回中国人の日本語作文コンクール」http://duan.jp/jp/index.htm
の入賞作品を集めた「国という枠を越えて」が19日、東京で出版された。
コンクールは中日国交正常化35周年と中日文化・スポーツ交流年を記念する
事業の一つで、中日両国の相互理解と民間交流の促進を趣旨としている。
作品募集は2007年1月からスタート、半年間で中国23の省・自治区・直轄市、
99大学から1452作品が集まり、その後約3カ月の選考期間を経て入賞作品
95本が決定した。コンクール参加者は手書きで作文を寄せ、様々な角度から
中日両国の相互理解や環境保護分野での協力について、有益な意見を述べた。
特等賞(笹川陽平賞)には曁南大学日本語学科3年の陳●馨(●は音+欠)
さんが、一等賞には河北大学の何美娜さん、哈尓濱理工大学の徐一竹さん、
吉林大学の劉良策さんが選ばれた。ほかに二等賞が10人、三等賞が38人。
優勝者は来年3月、交流旅行として日本に1週間招待される。
今大会には社会人の部も設けられ、ここには13作品が寄せられた。
中南民族大学の日本語教師・章羽紅さんが一等賞を獲得している。
第三回中国人の日本語作文コンクールの授賞式は12月15日、広州の曁南
大学で行われることになっている。一連の活動は日本僑報社、日中交流研
究所が主催、在中国日本大使館、人民日報社人民網等が後援 している。
(編集ID)
http://duan.jp/item/066.html
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◆特集目次◆
【笹川陽平・日本財団会長 推薦文】
国の枠を越えていく若者に期待
【目 次】
◇学生の部
最優秀賞
一等賞
二等賞
三等賞
◇社会人の部
一等賞
二等賞
三等賞
コンクール開催報告 (日中交流研究所長 段躍中)
【内容紹介】
「人民網日本語版」2007年10月19日
【あとがき】
コンクール開催報告 (日中交流研究所長 段躍中)
【日中作文コンクール書籍】
中国人の日本語作文コンクールhttp://duan.jp/jp/index.htm受賞作品集
日本人の中国語作文コンクールhttp://duan.jp/cn/index.htm受賞作品集
【書誌データと注文先】
http://duan.jp/item/066.html
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【笹川陽平・日本財団会長 推薦文】
国の枠を越えていく若者に期待
日本財団会長 笹川陽平
今年も、「中国人の日本語作文コンクール」の入賞作文が届きました。
これを拝読するのが、この時期の楽しみになっております。
二〇〇五年から日本僑報社・日中交流研究所が主催している本コンク
ールも、第三回目となられました。本年は学生の部で九十九大学から一
四五二編、社会人の部では二一編の応募があったそうです。
今回からはじめて社会人の募集を行ったそうです。「社会人の部を作
ってほしい」とかけられた国際電話を無碍にすることなく、応募の機会
を設けた姿勢に、敬意を表したいと思います。応募数は二一編と学生の
部に比べれば少ないことは否めませんが、学んだ日本語を活かして職に
就いている応募者ならではの、きらりと光る珠玉の作品が多くあったと
聞いています。
今年の学生の部・最優秀賞は、陳讌馨さん(曁南大学)の「電子廃棄
物汚染から考える日中環境保護協力」です。陳さんは、中国に輸入され
る産業廃棄物に着目し、中国は環境問題にしっかりと取り組み、産業廃
棄物の輸出国である日本も考えなくてはいけないとまとめています。
最後に、陳さんは「環境保護をキーワードに、国家という狭い枠を乗
りこえて」日中は協力して行かなくてはいけないと述べています。この
国家という枠に我々が、どれほど縛られているか。
今、日中関係は大きく改善されつつあります。その背景には、温家宝
総理の訪日や国交正常化三五周年、北京オリンピックなど関係改善を図
ろうとする両国政府の意図があります。しかし、それだけではなく、民
間レベルから国を超えて日中交流を支えてきた、また支えようとしてい
る中国の日本語学習者を忘れてはならないと思います。
中国の日本語学習者、学生諸君、そして社会人諸氏へ、私は期待します。
私も負けていられません。作文ではありませんが、二十一世紀におけ
る日中民間交流のあり方をテーマに、私の考えをまとめた拙著がありま
す。二〇〇二年に日本僑報社から出版されました『二千年の歴史を鑑と
して――二十一世紀における日中民間交流のあり方』http://duan.jp/item/64.html
という本です。
その中で、小異を存して大同につく、という周恩来先生の言葉を引用
しています。二国間がこれから未来永劫にわたって、協力関係を作るた
めには、両国の国民一人ひとりが注意深くお互いの違いを認識しながら、
大同につくという精神が肝要と思うからです。
日中対訳版なので、ぜひ読んでほしいと思います。国の枠をいかに超
えるか、私なりの答えです。
運営が大変であると聞きますが、本コンクールが今後とも継続され、
日中関係に携わり、国の枠を超えていく若者たちの道標となることを願
います。
二〇〇七年十月
http://duan.jp/item/066.html
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【目 次】
序 国の枠を越えていく若者に期待 (日本財団会長 笹川陽平)
【学生の部】
◇最優秀賞受賞作文
電子廃棄物汚染から考える日中環境保護協力
陳●馨 曁南大学
(●は音+欠)
◇一等賞受賞作文
氷を溶きたい 何美娜 河北大学
氷解 徐一竹 哈爾濱理工大学
行動違えど気持ちは同じ
―「何の用事」から見た中日友好 劉良策 吉林大学
◇二等賞受賞作文
母の日本語 廖孟● 集美大学(●は女+亭)
民間交流から始まる相互理解 任麗潔 大連理工大学
三冊の古い辞書 黄 敏 東北師範大学
日中環境保護協力について思うこと 張 旭 遼寧師範大学
理解の力 金美子 西安外国語大学
一緒に壁に穴を開けましょう 頼麗苹 哈爾濱理工大学
中日関係の切り口を変えてみる 史明洲 山東大学
日中相互理解のために わたしの意見 姜 燕 長春大学
日本 好きだと言いかねる 謝娉彦 西安外国語大学
理解への道 銭 程 哈爾濱理工大学
◇三等賞受賞作文
一つの世界 一つの夢 黄(日/立) 北京師範大学
夢の彼方に 張 晶 上海交通大学
人にやさしくする 呉 瑩 華東師範大学
未来に向かう、前へ進む道
―日中相互理解を深めるために 蔡葭(人良) 華東師範大学
日中相互理解を深めることについて 曹 英 華東師範大学
理解しないと誤解が生じる 楊小萍 南開大学
輝いている足跡 于●● 大連一中(●は王+路、王+路)
真の友好交流 徐 蕾 遼寧師範大学
孫悟空と桃太郎の合戦 陸 ● 遼寧師範大学(●は王+路)
環境を守ろう 心をきれいにしよう 黄 聰 大連大学
過去にとらわれず今を見よう 劉 暢 吉林大学
環境保護に関心を 張 惠 吉林大学
「色眼鏡」を外そう とう瑞娟 吉林大学
友誼の花が永遠なりと 劉瑞利 吉林大学
大きな声で叫びたい 劉 闖 山東大学
人類のロボット時代 胡嬌龍 威海職業技術学院
若者による中日相互理解 石 磊 山東大学威海分校
父への手紙 林 傑 山東大学威海分校
日本がだんだん好きになる 葉根源 山東大学威海分校
バラバラなのは言葉だけにしよう 殷暁谷 哈爾濱理工大学
誠意こめて友好 劉舒景 哈爾濱理工大学
心のゴミの拾い方 劉雪潔 河北経貿大学
調和のとれた美しい未来 尹 (金/玉) 河北経貿大学
あの手 この手 張文娜 河北師範大学
真実の伝え 付●● 西南交通大学(●は女+亭)
友諠の橋 張小柯 河南師範大学
かたかたかた 私の心に響く音 張 麗 河南師範大学
草の根の交流で中日友好へ 文威入 洛陽外国語学院
鎌田さんへの手紙 王 琳 西安外国語大学
私から見る「日本のマスコミ」 趙 ● 西安外国語大学(●は女+亭)
目を開いてください 許 多 西安外国語大学
中日交流の新時代を聞こう 田 甜 安徽大学
ルームメート 朱麗亜 寧波大学
一番大切なのは心で感じること 劉子奇 厦門大学
違う感じによる父と私の対話
―日本に対する理解の変化と期待 朱嘉韻 厦門大学
二〇二七年の花 胡 岸 南京農業大学
新世紀を迎えた中日青年 張卓蓮 三江学院
日中相互理解を深めるには 代小艶 西北大学
【社会人の部】
◇一等賞受賞作文
もったいながり屋のAさん 章羽紅 中南民族大学外国語学部日本語科
◇二等賞受賞作文
MK先生のこと 張 浩 中船重工集団公司第七一二研究所
日中相互理解を深めるにはどうしたらいいか
張 妍 東軟集団有限公司
◇三等賞受賞作文
ようこそ、日系環境産業 陳暁翔 桐郷市科学技術協会
中日関係のあかるい未来へ 厳立君 中国海洋大学青島学院
一度 歴史記念館へ来るように 李 明 瀋陽出版社
日系企業はだれに負けるか
陳莉莉 富士膠片(中国)投資有限公司広州分公司
日中相互理解を深めるにはどうしたらいいか
朱湘英 珠海天下浙商帳篷有限公司
コンクール開催報告 (日中交流研究所長 段躍中)
第三回 中国人の日本語作文コンクール受賞者
http://duan.jp/item/066.html
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【内容紹介】
第三回となる今年は、総計1473本の作文の応募があった。学生の部で
は、中国全土から広く応募(23省市区、99校、1452本)があり、日中交
流研究所・段躍中所長によると「第一回・第二回の開催に引き続き、安
定した開催です」。
応募者からの希望で、今年からは「社会人の部」を新設した。社会人
の部では、学生の部と比べ応募数は少なかったが、日本語を用いて仕事
をしている者ならではの視点で、珠玉の作品が多く寄せられた。
それぞれ日中交流や相互理解に対して、体験や提言を踏まえて述べる
熱意、想い、または憤りを力強く書いたものが多く、日本語も一定以上
の水準を持つ作文がほとんどであった。
力作揃いで審査は難航したが、最優秀賞は「電子廃棄物汚染から考え
る日中環境保護協力」を書いた曁南大学の陳●馨(●は音+欠)さんが
選ばれた。陳さんは、中国に輸入される産業廃棄物に着目し、中国は環
境問題にしっかりと取り組み、産業廃棄物の輸出国である日本も考えな
くてはいけないとまとめ、最後に「環境保護をキーワードに、国家とい
う狭い枠を乗りこえて」日中は協力して行かなくてはいけないと述べて
いる。
表彰式は12月15日に広州・曁南大学で行われ、コンクールの優秀作品
は日本僑報社から11月末に刊行される予定。笹川陽平・日本財団会長は、
「国の枠を越えていく若者に期待」するとの推薦文を寄せた。
第三回中国人の日本語作文コンクール受賞者一覧http://duan.jp/jp/200760.htm
第一回受賞作品集「日中友好への提言2005」http://duan.jp/item/023.html
第二回受賞作品集「壁を取り除きたい」http://duan.jp/item/047.html
「人民網日本語版」2007年10月19日
http://duan.jp/item/066.html
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【あとがき】
「第三回中国人の日本語作文コンクール」開催報告
日中交流研究所長 段 躍 中
今年も「中国人の日本語作文コンクール」受賞作品集をお届けするこ
とができました。再び皆様に本書をお手にとっていただけて、感無量です。
まずは、無事に第三回「中国人の日本語作文コンクール」を開催するこ
とができましたこと、応募者の皆さんをはじめ、関係者の皆様のご支援の
賜物と、厚くお礼申し上げます。
運営には大変な困難が伴いましたが、皆様のご支援のおかげでなんとか
ってこられました。今年は、二〇〇七日中文化・スポーツ交流年認定事業
にも認定していただき、ささやかながら日中友好の一翼を担えたことを喜
んでおります。
また、応募いただいた学生たちにも改めて感謝とエールを送りたいと思
います。そして、各学校の指導教官の先生方にお礼申し上げたいと思いま
す。
今回は、一四七三本の応募がありました。学生の部では、中国全土から
広く応募(二十三省市区、九十九校)があり、第一回・第二回の開催に引
き続き、比較的に安定した開催です。新設した社会人の部にも、珠玉の作
品が寄せられました。日中交流にかける気持ちがにじむ作品の数々は、胸
に響きました。来年の第四回コンクールにも、ぜひまた挑戦していただき
たいと思います。
■審査の経過■
【一次審査】
第一次審査は日中交流研究所の母体である日本僑報社の横堀幸絵と三谷
香子が行いました。審査開始前に、まず応募作品一四七三本のうち、次の
ような作品を審査対象外としました。
・手書きでない作品
・規定文字数(一六〇〇字)に明らかに満たない、あるいは明らかに超過
している作品
審査対象作品を二名がすべて読み、日本語の文章力五〇点、内容五〇点
で採点しました。内容については、具体例や体験談が説明にとどまらず論
拠となっているもの、またそれに基づき、自身の考えを述べた独創性や深
い考察を行っているものを重視しました。
二名共に高得点を付けた作品をまず入賞とし、どちらか一名が高得点を
付けた作品は再度読み合わせをし、合議した上で入賞候補者を決定しまし
た。
【二次審査】
今年から新しく武吉次朗先生、祐木亜子先生が加わってくださり、次の
八名の先生方がボランティアで協力してくださいました(五十音順)。
五十嵐 貞一(中国留学生交流支援立志会理事長)
川村 恒明(神奈川県立外語短期大学長)
木下 俊彦(早稲田大学教授)
関 史江(東京大学工学系助手)
高見澤 孟(昭和女子大学大学院教授)
武吉 次朗(翻訳家、元摂南大学教授)
谷川 栄子(日本大学国際関係学部非常勤講師)
祐木 亜子(エッセイスト、日中コミュニケーション研究家)
公平を期するため、二次審査のときは、応募者氏名と大学名は伏せて、
受付番号のみがついた対象作文を先生方に配布しました。
なお、今年度の優秀賞受賞者は、六十名といたしました。募集要項に記
載していましたように、社会人の部の応募状況によって、賞の数を変更い
たしました。ご了承下さい。
■感想■
主催者として、感想を少し述べたいと思います。日中交流や相互理解に
対して、体験や提言を踏まえて述べる熱意、想い、または憤りを書く力強
さは、一つ一つの文字から目を射るようでした。文章力も一定以上の水準
を持つ作文がほとんどでした。
学生の部では、身近な題材から日中関係を考えるものが目立ったと思い
ます。例えば、「日本語を学んでいるということ」「日本語の先生」「親
や祖父母世代の日本観を通して」「アニメ」などです。
それぞれについて短く触れると、「日本語を学んでいるということ」を
テーマとした作文では、日本語を学ぶ喜びや日中交流に貢献したいという
思いと併せて、日本語を学ぶ悩みが綴られていました。「なぜ、私は自分
の専門を伝えられないのか」という苦悩から、「いかにすれば、専門が日
本語であると言えるようになるのか」から今後の日中交流を考察した作文
が多くありました。
先生との出会いをテーマとした作文もありました。日中交流の現場で活
躍する、中国各地の「藤野先生」達に、拍手とエールを贈りたいと思いま
す。
次世代の日中交流を担う青年として、自分たちの世代なら何ができるか、
どのように思っているか、親や祖父母世代に伝えた体験を描いたものも、
顕著でした。
アニメを切り口としたものも、見受けられました。子供の頃に見た、
また今も楽しんでいるアニメを通して、文化交流をもっと進めるべきとい
う意見です。
例年と同じ傾向としては、日中相互理解を妨げる最大の要因として、
「戦争」問題を解決しなくてはいけないという意見や提言は数えきれない
ほどでした。「謝罪しない日本」「靖国問題」「歴史教科書問題」など、
「中国人民が忘れることのできない戦争を、日本にもっと知ってもらいた
い」という怒りの提言です。
もう一つのテーマである環境の観点からは、「日本の緑化ボランティア
を見習う」「日本のゴミの分別に学ぶ」「日本の公害経験を、中国で協力
して活かす」という提言がよくなされていました。
応募者からの希望を受け、今年から「社会人の部」を新設いたしました。
残念ながら応募数は少なかったのですが、一定以上の水準の語学力を元に、
職務経験を通して書かれた作文には驚かされました。
主催者としましては、これら応募者の提言の周知をはかり、日中交流の
糧になるよう、実現するよう動いていくべきだと考えます。
■本書の刊行経過■
日中交流研究所は日本僑報社が二〇〇五年一月に発足した小さな研究所
ですが、皆さんのお陰で、設立の一年目から日中作文コンクールを主催し、
作文集を刊行して参りました。
四冊の作文集
(『日中友好への提言二〇〇五―第一回中国人の日本語作文コンクール受賞作品集』
http://duan.jp/item/023.html
『壁を取り除きたい―第二回中国人の日本語作文コンクール受賞作品集』
http://duan.jp/item/047.html
と日中対訳版『我們永遠是朋友―第一回日本人の中国語作文コンクール受賞作品集』
http://duan.jp/item/029.html
『女児陪我去留学―第二回日本人の中国語作文コンクール受賞作品集』
http://duan.jp/item/048.html)
は多くの方々から好評を頂き、なによりも嬉しく存じます。
今年の日本語作文コンクール受賞作品集は、六十名の受賞者の優れた作
品を収録しています。
皆さんの手書き原稿をデータ入力してくださったのは、日中交流に熱心
な日本人のボランティアグループです。代表者の岩楯嘉之先生をはじめ、
ボランティアの皆さんの温かいご支援、本当にありがとうございます。皆
さんのご尽力により、このように速やかに、中国の大学生、社会人の提言
を日本人の皆さんに伝えることができました。素晴らしい日中交流への貢
献だと思います。
受賞作品集の書名になったのは、最優秀賞に選ばれた曁南大学の陳●馨
さん(●は音+欠)が、「電子廃棄物汚染から考える日中環境保護協力」
という作品で最後に述べた「国家という狭い枠を乗りこえて」日中は協力
していかなくてはいけないという部分からです。
陳さん、改めておめでとうございます。「国という枠を越えて」とは、
どうしても囚われ、縛られがちな問題です。まさに、我々がコンクールを
主催する目的であり、我々の日中交流に取り組む姿勢を表しています。日
中両国民の心の中にある壁を取り除くべく、今後とも皆さんと一緒に頑張
っていきたいです。
様々に困難はありますが、これからもコンクールを続けていく決意です。
四冊目の受賞作品集を刊行するときにもぜひ、最優秀賞受賞作文のタイト
ルもしくは内容を踏まえた言葉を用いたいと思います。ご応募、お待ちし
ております。
なお、本書に掲載しました作文は、最低限の校正しか行わず、日本語と
して不自然な部分が多少あっても学生の努力のあとが見えるものと考え、
残してあります。
また、最優秀賞・一等賞・二等賞については学生もしくは学校と連絡を
とり、著者近影を掲載しましたが、一部どうしても連絡がとれなかった学
生については、写真を載せることができませんでした。以上二点ご了承く
ださい。
これから写真を追加して送ってくださる方には、ホームページの受賞者一
覧に掲載させて頂きます。よろしくお願い申し上げます。
■感謝の言葉■
日中交流研究所は、一人の在日中国人が創設した小さい出版社、日本僑
報社を母体として運営されています。「石より硬い」という読者評からも
わかる通り、日本僑報社は、学術書を中心とした良書を刊行してきました
が、販売部数は決して多くありません。そのため、コンクール開催にあた
って、金銭面でいつも力不足を強く感じています。各大学に配布するため
の大判募集スターを制作することもできず、募集要項をA4サイズにまと
め、お願い状と一緒に中国の一五〇校ほどの大学に送るしかありませんで
した。この場を借りて、各大学の先生方、大学生の皆さんに心から感謝致
します。知名度も、経済力もない、できたばかりの日中交流研究所に、こ
のように大きなご支持、ご協力をくださることに、心からお礼を申し上げ
ます。皆さんのご応募がなければコンクールを続けることは叶いませんで
した。
作文募集段階においては、多くのマスコミ、日中友好団体機関紙などに
も募集案内を掲載していただきました。特に人民日報社人民網日本語版は、
第一回コンクールに引き続き、第二回コンクールの特集を掲載してくださ
ったほか、募集案内を長期間掲載してくださいました。陳建軍主編をはじ
め人民網日本語編集部の皆さんに心から御礼を申し上げます。
また、昨年に引き続き、日本財団笹川陽平会長から温かいご支援を賜り
ました。その上、作文集に推薦のことばまで頂戴いたしました。厚く御礼
申し上げます。
今回のコンクール及び表彰式には、カシオ計算機株式会社、全日本空輸
株式会社、中国留学生交流支援立志会、財団法人日中国際教育交流協会か
らご協賛いただきます。感謝の意を表します。そして、北京在住の小林治
平さま、飯塚喜美子さまのご応援にこころから感謝致します。
そして、後援いただいた在中国日本大使館、(財)日中友好会館、(社)
日中友好協会、(社)日中協会、日中文化交流協会、日中友好議員連盟、
日本国際貿易促進協会、中国日語教学研究会、中国中日関係史学会、日中
友好読書会、二〇〇七日中文化・スポーツ交流年認定事業に認定下さった
実行委員会に心から感謝申し上げます。また、第一次と第二次審査員の皆
さまに、改めて感謝申し上げます。
ほか、温かい応援を下さった次の方々に心から感謝致します。元中国大
使の谷野作太郎氏、前在中国日本大使館公使・広報文化センター所長井出
敬二氏、同センター新任所長道上尚史氏、在中国広州総領事館瀬野清水氏、
日本財団理事長尾形武寿氏、笹川平和財団の窪田新一氏、胡一平氏。
中国側は、曁南大学の陸大祥副学長、陳海権助教授をはじめ、多くの方
々にお世話になりました、本当にありがとうございます。それから中国南
方航空譚作成日本支社長のご支援に心から御礼を申し上げます。
来年も第四回コンクールを鋭意開催いたしますので、どうぞ引き続きご
支援ご協力の程よろしくお願い申し上げます。
最後に、「園丁奨」を受賞した大学に拍手をおくりつつ、開催報告を終
わりたいと思います。
学生たちの日本語は、指導教官なくしてはありえません。そのため、日
中国交正常化35周年にあたる今回から、学生の作文指導に業績ある日本
語教師を表彰する「園丁奨」を創設しました。
応募があった99校の中から、審査員が検討を重ね、1大学で50本以
上の応募があった大学を受賞対象としました。賞状の他、記念品として
10万円相当の日本僑報社書籍を贈呈しましたので、新たに「国の枠を越
えていく」学生のために、用いていただければ幸いです。
受賞大学は、次の通りです。来年以降も、ご応募下さる皆様、指導教官
の先生にエールをおくります。ハルビン理工大学(195)、湖州師範学院
(182)、威海職業技術学院(96)、遼寧師範大学(92)、山東大学威海
分校(67)、三江学院(62)、西安外国語大学(59)、大連大学(53)、
西南交通大学(50)(かっこ内は応募数)
http://duan.jp/item/066.html
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【日中作文コンクール書籍】
中国人の日本語作文コンクールhttp://duan.jp/jp/index.htm
◆第一回受賞作品集『日中友好への提言2005』http://duan.jp/item/023.html
◆第二回受賞作品集『壁を取り除きたい』http://duan.jp/item/047.html
◆第三回受賞作品集『国という枠を越えて』http://duan.jp/item/066.html
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日本人の中国語作文コンクールhttp://duan.jp/cn/index.htm
◆第一回受賞作品集『我們永遠是朋友』http://duan.jp/item/029.html
◆第二回受賞作品集『女児陪我去留学』http://duan.jp/item/048.html
http://duan.jp/item/066.html
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【書誌データと注文先】
書名 『国という枠を越えて
―第三回中国人の日本語作文コンクール受賞作品集―』
ISBN 978-4-86185-066-0
編者 段 躍中
発行 日本僑報社
判型 A5判並製240頁
定価 1800円+税
注文 171-0021東京都豊島区西池袋3-17-15
TEL 03-5956-2808 FAX 03-5956-2809
インターネット注文先
http://duan.jp/item/066.html
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日中関係・華僑華人情報専門誌・毎週水曜日発行 編集発行:段躍中
1998年8月創刊・無断転載禁止。
著作権は日本僑報社、またはその情報提供者に帰属します。
情報のご提供・お問い合わせはduan@duan.jpへどうぞ
●中国研究書店e-shop→http://duan.jp●
△登録・解除http://www.mag2.com/m/0000005117.htm△
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