[ 時事随想 ]
合掌 おはようございます。まずは事務連絡、前号に記したとおりメールアドレスを変更しました。既に旧アドレスは廃止されていますので、ご注意ください。
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相変わらず児童虐待のニュースが後を絶ちません。京都で三歳の男の子が餓死した事件では、児童相談所の不手際が批判されています。児童相談所は、慢性的人員不足の中で困難な業務を行う大変な仕事ですが、不手際が重大な結果を招く可能性が高いだけに、今回のような事件では国民の厳しい視線が注がれます。もちろんそれは、児童相談所の仕事に対する期待と重要性の裏返しに他なりません。
上記の事件報道と並行して、児童相談所が十分にその機能を発揮したとされる事件が報道されています(読売新聞の当該記事)。両親が宗教上の理由から赤ちゃんの手術を拒んだところ、児童相談所はそれを虐待(養育放棄)と判断して親権停止手続きを取り手術を実行、その後に親権を両親に戻したというものです。
手術をしなければ生命の危険や重い障害が残る可能性が高い病状。児童相談所は「親権」に思い切って踏み込み、裁判所や病院と連携して赤ちゃんを危険から救いました。上記記事は、淡々と事実を報じながらも、「関係者」のコメントを通じて事態を肯定的に捉えています。もちろんそうでしょう、私自身を含め、報道する側も受け取る側もその大多数はこの事件の両親と信仰を共にしていません。ですから、赤ちゃんの生命が助けられたことに素直な喜びを覚えることができます。けれどもこの事件を、宗教・信仰が抱える普遍的な問題の顕れと捉えるならば、もう少し丁寧に考えてみるべきテーマが色々とある筈です。そのうち「個人の信仰に基づく行為に社会的権力(国家や自治体など)が踏み込める領域」に注目して、数回にわたり思考を巡らせてみたいと思います。
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相変わらず児童虐待のニュースが後を絶ちません。京都で三歳の男の子が餓死した事件では、児童相談所の不手際が批判されています。児童相談所は、慢性的人員不足の中で困難な業務を行う大変な仕事ですが、不手際が重大な結果を招く可能性が高いだけに、今回のような事件では国民の厳しい視線が注がれます。もちろんそれは、児童相談所の仕事に対する期待と重要性の裏返しに他なりません。
上記の事件報道と並行して、児童相談所が十分にその機能を発揮したとされる事件が報道されています(読売新聞の当該記事)。両親が宗教上の理由から赤ちゃんの手術を拒んだところ、児童相談所はそれを虐待(養育放棄)と判断して親権停止手続きを取り手術を実行、その後に親権を両親に戻したというものです。
手術をしなければ生命の危険や重い障害が残る可能性が高い病状。児童相談所は「親権」に思い切って踏み込み、裁判所や病院と連携して赤ちゃんを危険から救いました。上記記事は、淡々と事実を報じながらも、「関係者」のコメントを通じて事態を肯定的に捉えています。もちろんそうでしょう、私自身を含め、報道する側も受け取る側もその大多数はこの事件の両親と信仰を共にしていません。ですから、赤ちゃんの生命が助けられたことに素直な喜びを覚えることができます。けれどもこの事件を、宗教・信仰が抱える普遍的な問題の顕れと捉えるならば、もう少し丁寧に考えてみるべきテーマが色々とある筈です。そのうち「個人の信仰に基づく行為に社会的権力(国家や自治体など)が踏み込める領域」に注目して、数回にわたり思考を巡らせてみたいと思います。
(続く)
今日も良い一日でありますように。再拝