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2008/08/20

暮らしの中の仏教語  今日の法話 第227話

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--------暮らしの中の仏教語 第227話---------------

*******今回のお話は「冥土のみやげ」*****************

                     毎月10.20.30日発行
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 第227話通算886話 冥土のみやげ
 
 冥土とは、私達が死んだ後に行く世界・あの世のことですね。
みやげとは、行った先様に渡す贈り物です。
ということになれば、
「冥土のみやげに○○をする」とは、
どういうことになるのでしょう? 

 みやげ話も土産の内です。
この世にある内にいろんな経験をして、
どんな生き方をしたか、あの世の先様(閻魔様?)に、
よい報告ができるようにしておくことは、
意義深いことだと思います。

 さて、死んだらあの世に行くとして、
持って行けるものなどあるのでしょうか。
遺産・遺品・遺体などの遺は「残されたもの」ということですから、
裏返せば、「金品は持って行けない」
「この身体も持っていけない」ということになります。

 そう言えば、人間としてこの世に生まれてきた時、
前世から持ってきたものなど何もありませんでした。
この身体さえも、この世の両親から戴いたもので、
前の世からの繋がりとして在るものではありません。

 そうです。前世・現世・来世の往来には、
「持ち込み禁止」「持ち出し禁止」という遵守事項があるのです。

 しかし要らなくともついてまわる「みやげ」があります。
「前世で何をしたか」「今まで何をしたか」ということが、
業として付き纏うのだそうです。
修証義には「唯独り黄泉に趣くのみなり。
己に随い行くは只是れ善悪業等のみなり」のお示しがあります。

 因果を知り、業や報いのあることを覚り、善悪をシッカリ弁えて、
修善の毎日を送っておきたいものです。
善悪は必ず報いとなって現れますが、
一者順現報受・二者順次生受・三者順後次受の三様があります。
報いがすぐにおきる・しばらくしてからおきる
・わすれたころにおきる、の三様だと思えばよいでしょう。
冥土で「忘れた悪事」の報いを受けることの無いよう、
善い「みやげ」を持って行きたいと念じております。


                    終わり

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編集後記
 
 お盆も終わって、ホッとしております。
今はお祭りのシーズンだという地区もあるでしょう。

 盆月は昔から、魂まつりの月です。
お寺とお宮に縁を新たにして、
正月までの息災を祈っておきたいものです。

 正月にはまた、
寺社に詣でて、思いを新たにすることになります。

 今回もお読みいただき、有り難うございました。

                            A.K.
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