あの「ラ研」が本になった! 文芸同人「主婦と創作」
┏テ┃キ┃ス┃ト┃系┃創┃作┃メ┃ー┃ル┃マ┃ガ┃ジ┃ン┃━━━━☆
┃━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛ ┃
┃ 文芸同人 主婦と創作 ┃
┃ 2008年10月11日発行 通巻 たぶん296号 ┃
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
∵¨∵¨∵¨∵¨∵¨∵¨∵¨∵¨∵¨∵¨∵¨∵¨∵¨∵¨∵¨∵¨∵¨∵
初めましてのかたは、初めまして。
そうでない方は、おまちどおさまでした。
「自称・文芸同人誌」主婦と創作の発行人、銀凰です。
それでは、本日の会報をお楽しみ下さい。
∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴...∴..∴..∴..∴∴..∴..∴
━【お勧め書籍】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
あの「ライトノベル作法研究所」が本になりました!
ライトノベル創作教室 価格:¥ 1,575(定価:¥ 1,575)
http://www.amazon.co.jp/dp/4798020850/ref=nosim/?tag=9no1gozarujp-22
これからライトノベルを書き始める人にも、プロの作家を目指す人にもおすすめします。
@━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━@
◇本日の目次…
◆連載小説…神光寺かをり フレキ=ゲー編によるガップ民話集 1-18
@━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━@
★文芸同人「主婦と創作」ではあなたの作品のご投稿・メルマガ相互広告の
お申し込みをお待ちしています。
投稿は専用メールフォームで(http://mm.9no1.gozaru.jp/mmagazine.html)
作品投稿に際しては投稿規約(http://mm.9no1.gozaru.jp/03.html)必読です。
☆感想などございましたら↓こちらからお寄せください。
http://ohimesamaclub.chat-jp.com/petit/postmail/index.cgi
(Web拍手ですので、コメント無しでも送信できます)
━【お勧めE-book】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆商用利用OK! ホームページやブログに使えるアイコン集300セット無料配布
「アイコン」とネットで検索すると、数えきれないほど出てきます。
あまりにも数が多いため素材を探しているだけで時間がかかり、
見つけても利用規約によってビジネス利用ができなかったりします。
そこで、このアイコン集には
ビジネス用サイトに最適な矢印やチェックボックス・Q&Aなどの
画像素材のみを収録しました。
ホームぺージやブログのワンポイントに使える
20×20ピクセル以下の便利なサイズのアイコンがメインです。
この無料レポートをダウンロードした方限定で、
【商 用 利 用 O K】とさせていただきます。
↓ダウンロードはこちらから↓
>>http://tinyurl.com/4tv7jb
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇連載小説 フレキ=ゲー編によるガップ民話集 作:神光寺かをり
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※この小話はフィクションであり実在の人物・団体とは関係ありません。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
煎り豆 18
入れ替わりに、白髪頭の若い奥さんは、豆の茎から取った糸百かせを荷車に
積むと、毛玉牛にひかせて村の南の外れの刺草丘に持って行きました。
刺草丘にはたくさんの人たちが住んでいて、明日の仕事の心配をしていました。
何しろこの村は、村長さんよりも村一番の金持ち長者の方が威張っているく
らい、ぜんぶのことを長者が取り仕切っております。長者が仕事の手配をして
くれなければ、明日からはどんな仕事もなくなってしまうのです。
刺草丘の井戸の端にはおかみさんたちが集まって、財布の底に残った銅貨で
どうやって明日から暮らそうかと、口々に話し合っておりました。
「あら村の衆、こんばんは」
白髪頭の奥さんは、井戸の端に荷車を止めて、大きな声で言いました。
おかみさんたちおどろいて、お互いに顔を見合わせました。
「この村にこんな女の人がいたかしら?」
奥さんはにこにこ笑って言いました。
「ほぅらよくごらん、石の壁の小屋の婆ですよ」
おかみさんたちは女の人の顔をじっと見ました。確かに石の壁の小屋のおば
あさんによく似ています。
「確かに石の壁の小屋のおばあさんによく似ているけれど、あのおばあさんは
もっとずっとおばあさんですよ」
おかみさんたちは口々に言いました。とてもとても信じられないからです。
「わけを話すと長くなるわ。この豆の茎の糸を配るから、運びながらにでもき
いてちょうだい」
娘のようなおばあさんの奥さんは、豆の茎の糸のかせを荷車から降ろしながら、
神殿の合唱団のように節を付けて話しました。
「よぼよぼのじいさんとよぼよぼの婆さんが、朝一番にでかけた。
二人揃って杖を突いて、神殿まで歩いていった。
空っぽのお財布のそっこから、銅貨を一つ捧げた。
心を込めてお祈りしたら、天から御使いが降りてきて、
じいさんとばあさんに子供ができると仰った。
それから煎った豆を植えろと仰った。
酸っぱい上澄みで育てろと仰った。
言われたとおりに豆をまき、言われたとおりに上澄みをかけた。
すると不思議、煎り豆から芽が出た。
不思議不思議、あっという間に木になった。
あっという間に花が咲き、あっという間に実がなった。
それがその豆、たくさんの豆。
夕べたらふく食べて、今朝たらふく食べてもまだ減らない。
なんて幸せな煎り豆だろう」
おかみさんたちはびっくりして訊ねました。
「その豆を食べておばあさんたちは若返ったんですか?」
奥さんは首を振りました。
「食べる前から元気が出てね。食べる前から若返った気がしたの」
「なるほどなるほど。それではきっと、おばあさんたちが普段から良い人だから、
神サマが元気をお恵み下さったんでしょう」
おかみさんたちは合点して、大きくうなずきました。
すっかり若返って元気になった夫婦の話を聞いたおかみさんたちは、なんだ
か自分たちもすっかり元気になった気がしました。
つい先ほどまで明日の仕事を心配していたおかみさんたちは、白髪頭の奥さ
んが持ってきた豆の糸を家族一人に一かせずつ、軽々担いで持ち上げて、それ
ぞれ家に持って帰りました。
みんなが明日の仕事に必要なだけ糸のかせを持っていったので、奥さんは毛
玉牛に荷車を引かせて戻りました。
石の壁の小屋に着いて、残ったかせを数えますと、糸が巻かれて膨らんだか
せが百と七つありました。
入れ替わりに、旦那さんは、豆の粉で焼いたパン百籠を荷車に積むと、毛玉
牛に引かせて村の北の外れの煙吹き山へ持って行きました。
煙吹き山にはたくさんの人たちが住んでいて、今夜のご飯の心配をしていま
した。
何しろこの村は、村長さんよりも村一番の金持ち長者の方が威張っているく
らい、ぜんぶのことを長者が取り仕切っております。長者が麦を売ってくれな
ければ、今日の夕ご飯は我慢しなければならないのです。
煙吹き山の井戸の端にはおかみさんたちが集まって、空っぽの袋からどう
やって粉を振るい出す方法があろうかと、口々に話し合っておりました。
「やあ村の衆、こんばんは」
白髪頭の旦那さんは、井戸の端に荷車を止めて、大きな声で言いました。
おかみさんたちおどろいて、お互いに顔を見合わせました。
「この村にこんな男の人がいたかしら?」
旦那さんはにこにこ笑って言いました。
「ほぅれよくごらん、石の壁の小屋の爺だよ」
おかみさんたちは男の人の顔をじっと見ました。確かに石の壁の小屋のおじ
いさんによく似ています。
「確かに石の壁の小屋のおじいさんによく似ているけれど、あのおじいさんは
もっとずっといっそおじいさんですよ」
おかみさんたちは口々に言いました。とてもとても信じられないからです。
「わけを話すと長くなる。この豆の粉で焼いたパンをご馳走するから、運びな
がらにでもきいておくれ」
若者のようなおじいさんの旦那さんは、豆のパンの籠を荷車から降ろしなが
ら、神殿の合唱団のように節を付けて話しました。
「よぼよぼのじいさんとよぼよぼの婆さんが、朝一番にでかけた。
二人揃って杖を突いて、神殿まで歩いていった。
空っぽのお財布のそっこから、銅貨を一つ捧げた。
心を込めてお祈りしたら、天から御使いが降りてきて、
じいさんとばあさんに子供ができると仰った。
それから煎った豆を植えろと仰った。
酸っぱい上澄みで育てろと仰った。
言われたとおりに豆をまき、言われたとおりに上澄みをかけた。
すると不思議、煎り豆から芽が出た。
不思議不思議、あっという間に木になった。
あっという間に花が咲き、あっという間に実がなった。
それがその豆、たくさんの豆。
夕べたらふく食べて、今朝たらふく食べてもまだ減らない。
なんて幸せな煎り豆だろう」
おかみさんたちはびっくりして訊ねました。
「その豆を食べておじいさんたちは若返ったんですか?」
旦那さんは首を振りました。
「食べる前から元気が出てね。食べる前から若返った気がしたよ」
「なるほどなるほど。それではきっと、おじいさんたちが普段から良い人だから、
神サマが元気をお恵み下さったんでしょう」
おかみさんたちは合点して、大きくうなずきました。
すっかり若返って元気になった夫婦の話を聞いたおかみさんたちは、なんだ
か自分たちもすっかり元気になった気がしました。
つい先ほどまで今日のご飯を心配していたおかみさんたちは、白髪頭の旦那
さんが持ってきた豆の粉のパンを家族一人に一籠ずつ、軽々担いで持ち上げて、
それぞれ家に持って帰りました。
みんなが明日の食事に必要なだけパンの籠を持っていったので、旦那さんは
毛玉牛に荷車を引かせて戻りました。
石の壁の小屋に着いて、残った籠を数えますと、パンが詰まって膨らんだ籠
が百と七つありました。
続く
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━【お勧めE-book】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇カタカナ英語のウソ・ホント
−実はニホンゴだった英語っぽいカタカナ【20語】−
シュミレーション、フライドポテト、プロフィール、
フロントガラス、マジックテープ、ベビーカー、ハンドル、ピーマン、
コーラ、モーニングコール、シール、ラベル、ホッチキス、バイク、
コンセント、シャープペンシル、デッドボール、トランプ、
アンケート、ガソリンスタンド……
じつはどの「単語」も英語ではなかったり、
アメリカではまったく通じないものばかりだってご存じですか。
詳しくはこちら↓
>>http://tinyurl.com/4dt9lp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━【奥付】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆テキスト系創作メールマガジン 文芸同人「主婦と創作」◆
発行人:銀凰恵 URL :http://mm.9no1.gozaru.jp/
お問合用メールフォーム:http://mm.9no1.gozaru.jp/mmagazine.html
登録・解除用フォーム :http://mm.9no1.gozaru.jp/02.html
このメールマガジンに掲載されている文章を無断で転用・転載することは、
著作権法により禁止されております。
このメールマガジンは、以下のメルマガスタンドを利用して発行しています。
まぐまぐ http://www.mag2.com/ /めろんぱん http://www.melonpan.net/
アルファポリス http://www.alphapolis.co.jp/
メルマ! http://melma.com/ / マガジンライフ http://mg7.com/
マリンNAVIお知らせメール http://www.marine.ne.jp/index_search.asp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


![転職なら[en]社会人の転職情報!転職成功者続出 転職なら[en]社会人の転職情報!転職成功者続出](http://kamogawa.mag2.com/bn/recommend/sya.gif)
![派遣のお仕事探しなら[en]派遣のお仕事情報 派遣のお仕事探しなら[en]派遣のお仕事情報](http://kamogawa.mag2.com/bn/recommend/haken.gif)
![アルバイト探しは[en]本気のアルバイト アルバイト探しは[en]本気のアルバイト](http://kamogawa.mag2.com/bn/recommend/baito.gif)
![就職サイトは[en]学生の就職情報 就職サイトは[en]学生の就職情報](http://kamogawa.mag2.com/bn/recommend/gakusei.gif)
![転職なら[en]転職コンサルタントキャリアを活かした転職に! 転職なら[en]転職コンサルタントキャリアを活かした転職に!](http://kamogawa.mag2.com/bn/recommend/consul.gif)