【嫌われないWebデザイン】サイト診断結果!
━━嫌われないWebデザイン━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
http://www.1000percent-web.com/ Vol.060 2005/9/20
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▼今日の話題
□公表!サイト診断結果
□メルマガ紹介
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ハイホ〜!
『嫌われないWebデザイン』のなおきです。
「あなたのサイト無料診断企画」
今回も、たくさんの応募をいただきました〜♪
仕事から帰ってきてメールをチェックしたら、
応募メールがドッサリ・・・。
で、今回の当選者は・・・
難波大助さんのサイト「びっくりキッチン」
http://www.bikkuri-kitchen.com/
診断レベル:「激辛」
さっそく診断させていただきます!
(今回も、少し長文になります)
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■サイト診断結果!
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今回の応募の際に、難波さんから次のようなメッセージをいただきました。
>新しくネットの世界で一旗あげてやろうと
>思い会社を辞めて早2年がたちます。毎日毎日
>コンピュータの前に座って自分なりにはやっているつもりですが、
>なかなか売り上げが上がっていきません。
難波さん、大変ご苦労なさっているようです・・・。
なんとか打開策を考えたいですね(^ ^)
今回の診断では、あまり細かなところまでは触れません。
サイトのテーマ選択やお客さんの誘導など、
大局的な部分を中心にお話していきたいと思います。
(※この診断結果も、あくまでもひとつの考え方です。
他にもいろいろと調べて、
難波さんにとって本当に最適な方法を選んでくださいね!)
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●競争相手はどれくらい?
難波大助さんのサイト「びっくりキッチン」
http://www.bikkuri-kitchen.com/
ル・クルーゼや柳宗理など、
上質な調理器具を扱われています。
で、ここに、ひとつ難点が・・・。
難波さん、サイトを運営される際に、
次の原則をシッカリ認識されているでしょうか?
*************************************
★競合相手が多いほど、商売は難しくなる
★競合相手が少ないほど、商売はラクになる
*************************************
<サイトの競合を調べる>
例えば、キーワード「ル・クルーゼ」を
Googleで検索してみました。
キーワード「ル・クルーゼ」:Googleでの検索結果
http://tinyurl.com/bweq3
まず、検索結果の上段に注目してください。
「ル・クルーゼ」に関連したプレミアム広告が
3件も表示されています(2005年9月19日現在)
さらに、ページ右側のAdWords欄にも
8件ぶんの広告がビッシリ・・・。
さらに。
広告ではない純粋な検索結果数は「791,000」と出ています。
そして、検索結果の上位には、
「ル・クルーゼ"専門店"」というタイトルも・・・。
(加えて、Amazonの書籍ページにも食い込まれています)
他に「柳宗理」でもGoogleで検索してみましたが、
同様に、AdWords広告がひしめいています。
難波さんと同じような製品をネットで売りたいと考えている人々、
つまり、「供給」の側はゴマンといるわけです。
<需要はどのくらいあるのか?>
一方で、需要はどうでしょうか?
Overtureのキーワード・アドバイス・ツール
http://inventory.overture.com/d/searchinventory/suggestion/
(1ヶ月間に、Yahoo!などでそのキーワードが検索された
おおよその回数を教えてくれます)
↑このツールで、キーワード「ル・クルーゼ」を入力して
調べてみました。
結果は・・・検索された回数は1,000回に満たない。
(※ちなみに、『ラウ ル クルーゼ』はガンダムに出てくる
キャラクターなので、全く関係無し)
結論から言います。
難波さんがネットで展開されようとしている商売には、
現状では、手ごわい競争相手が多すぎると思います。
で、ライバルが多いということは、
それだけ、勝ち残るのが難しい・・・。
この現状認識だけは、
シッカリとしていただきたいと思います。
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●商材を絞り込むか、現状維持か?
難波さんには、
次のどちらかを決断していただく必要があるかもしれません。
(1)扱うブランド数は維持したまま、
それぞれの商品情報を「かなりのレベルで」充実させる
(2)扱うブランド数自体を絞り込み、少数ブランドに集中する
理想を言えば、私の考えでは、
より良い選択肢は(1)のほうではないかと思います。
(もちろん、他のご事情もあるでしょうから、
慎重に考慮してご判断ください)
プログラム(PHP)で吐き出される商品一覧だけではなく、
それぞれのブランドについて、
ブランド生い立ちからデザイナーの哲学、難波さんご自身の思い入れなど、
かなり詳しく掲載する。
(もちろん、静的なHTMLファイルで、複数ページに分けて)
つまり、
「上質な調理器具の情報なら、質・量ともに世界一だ!」
「調理器具に対する思い入れなら、他のどんなサイトにも負けない!」
そのように胸を張って言えるレベルにまで、
サイトをグレードアップする必要があるわけです。
その作業を怠ると、
外部サイトからもなかなかリンクしてもらえません。
結果として、お客さんにも見に来てもらえない。
(競合サイトが多い現状では、なおさら)
<基本原則:ネットでは「専門」サイトのほうが有利>
前述しましたが。
キーワード「ル・クルーゼ」をGoogleで調べたときには、
「ル・クルーゼ"専門店"」と名乗るサイトも
いくつか引っかかってきました。
ココで、ネットでの一般原則をご紹介します。
*************************************
★扱う情報の「分野」を絞り込んだサイトのほうが、圧倒的に有利
*************************************
*Googleなどの検索エンジンは、専門サイトのほうを上位に表示します。
*Yahoo!などのサーファーは、専門サイトのほうを好んで掲載します
例えば、
ル・クルーゼ「も」扱っている
カタログデパート式のネットショップよりも、
ル・クルーゼ「しか」扱わない専門サイトのほうが、
圧倒的に有利なわけです。
「いちいち詳しい情報を載せるのは面倒くさい・・・」
確かに、面倒ですよね・・・(^ ^;
でも、それは、あくまでも作り手側の都合にしかすぎません。
「広く浅く、いろいろなブランドの商品リストを
プログラムで吐き出しておけば、いつか誰かが買ってくれるだろう」
とにかく、そのような甘い期待(?)は捨ててください。
--------
●サイトへ誘導する「ルート」を確保する
<売り上げが思うように伸びない理由>
「売り上げが上がらない・・・」
難波さんのサイトの場合、
「ネットでの露出度の低さ」が原因のひとつと考えられます。
お客さんを、何らかの方法で難波さんのサイトまで誘導するルート、
「導線」を確保できれば、お客さんは増えます。
逆に、このルートが無ければ、
誰も難波さんのサイトまでたどり着けません。
(当たり前ですが・・・)
ココで、検索エンジン対策が必須項目になってきます。
Yahoo! JAPANですら、10月からは、
カテゴリを表示するのは止め、
純粋な検索結果のみを表示する使用に変更する予定でいます。
つまり、検索結果での表示順位が
サイトへのアクセスにますます影響を及ぼすようになるわけです。
※SEOを施すタイミング:
上に書いたように、サイトで扱うブランドのバリエーションなど、
基本的なコンセプトが固まってから、
SEO対策に入ってください。
「面倒くさいから・・・」といって手順をはしょると、
まったく効果が出ない危険性もあるので、ご注意!
<効果的なSEO対策とは?>
例えば、ブランド名のリンクテキストを羅列するだけでは
SEOの効果はほとんど得られないでしょう。
かえって、検索エンジンからペナルティをくらう危険性すらあります。
前々から書いていますが・・・
恥を忍んで言うと、
SEOについては、私は確実なアドバイスが出来ません。
Googleにしても、Yahoo!にしても、
検索結果を表示するアルゴリズム(仕様)はどんどん進歩している。
中途半端な「SEO」を施しているサイトを
どんどん落としていく技術を実装しつつあるからです。
ライオン丸さんの「SEO塾」でアドバイスを受けることを
メチャクチャ強くオススメします。
「SEO塾」
http://www.hyperposition.com/
(無料の情報も提供されています)
なぜ「SEO塾」をオススメするかというと、
単純に、私のサイトを診てもらった結果、上位に表示できたからです。
日々進化する検索エンジンの複雑なアルゴリズムを
私や難波さんが片手間(かたてま)で解明するのは、
ハッキリ言って、もはや「不可能」です。
ココあたりの情報量をヘンにケチると、
ダメージが何倍にもなって返ってくるので、
じゅうぶんにご注意ください。
(以前、私自身がケチって痛い目を見ました・・・^ ^;)
--------
●コンテンツの見せ方
<製品の「使用例」を紹介する>
*このお鍋は、
*どのようなシチュエーションで、
*どのように使えるのか?
*いったい何がトクなのか?
購入を考えているお客さんが、
自分がその製品をどのように使うのか?
そのシーン、情景を、
具体的にイメージできるコンテンツがあったほうがよいかと思います。
ちょっとヘンな例えですが・・・(^ ^;
「スキー板」の宣伝チラシとして、次のどちらが「そそる」でしょうか?
(1)スポーツ店の壁に立てかけられたスキー板の写真
(2)そのスキー板を履いて、ゲレンデをさっそうと滑るスキーヤーの写真
他にも条件はいろいろあるとは思いますが、
一般的には、(2)のほうが効果は高いと思います。
「こんなふうに滑ったら、気持ちいいだろうな〜♪」
その広告を見たお客さんが、スキー板の「使用例」を
ありありと、具体的に思い浮かべることができるからです。
調理器具も、一緒ではないでしょうか。
例えば、レシピ紹介のページは、最適な一例でしょう。
(外部サイトにリンクしている場合じゃありません(笑)
難波さんが相手にするお客さんは、
「人並み以上の料理好き」「こだわり派」のはずです。
「○○のお鍋を使って、ちょっとレベルの高い料理に挑戦!」
「○○が実現する、ステキなホームパーティーシーン!」
・・・などなど。
お客さんにとって、「こういう料理が出来たらいいな」という「夢」と、
難波さんが売っている調理器具を結びつけるわけです。
「この調理器具を使えば、
あなたの生活シーンはもっと豊かになりますよ♪」
具体的なイメージを、わかりやすく想像できるコンテンツを
提供してみてください。
<紹介文を充実させる>
例えば、ネットショップと併設されているブログ
http://www.bikkuri-kitchen.com/boyaki/
イチオシ商品ごとにエントリーを作って紹介文を書かれていますが・・・
全体的に、文章のボリュームが少ないように思います。
「けっこういいこと尽くめです」といったあいまいな文章は避けて、
「日常生活の中で、何が、どのようにメリットになるのか」を
もっと具体的に書いてあげてくださいね(^ ^)
加えて、ひとつひとつの製品を
もっと詳しく見せる手法も効果的ではないかと思います。
例えば、ひとつのお鍋の各パーツのクローズアップ写真も
複数掲載して、細かい機能まで紹介する。
「取っ手は○○の材質で作られており、熱に強い」
「鍋底には独特の○○工法が採用されています」
などなど。
「そこまで気にするか!?」というくらいのウンチクを載せることで、
購入するかどうか、を判断する際の情報が増える。
情報が増えるということは、すなわち、
「買って後悔しないかな・・・」という不安を
取り除いてあげられる、ということなんです。
ちなみに。
「絶対」「きっと」といった強い言葉を
Webサイトでのセールスの文章に盛り込むのは、実はかなり難しいです。
お客さんも敏感です。
「絶対に安心」と書けば信用してくれる、
なんてことは、まずあり得ません。
かえって怪しまれます。
あまりにもワザとらしい(?)セールストークだと引かれてしまうので、
この点、ご注意くださいね。
<売り手の顔が見えない・・・>
例えば、人気のあるセレクトショップは
それなりの「付加価値」をアピールポイントとして打ち出しています。
*通(つう)のバイヤーがいる
*バイヤーの趣味がハイレベル
*どこどこのブランドに詳しいスタッフがいる
たいていは、ショップと「スタッフ=人」のイメージを
結びつける戦略。
なぜ、セレクトショップは、このような付加価値を
必死になってアピールしようとするのか?
その理由は、
お店に訪れるお客さんにも「こだわり」があるからだと思います。
(それが良いか悪いかは別、ですが・・・)
こだわりがあるからこそ、
それなりの知識を持ったスタッフがいるお店で買いたい。
そういうお客さんは、ユニ○ロにはあまり行きませんよね(笑)
高級調理器具も、同じではないでしょうか?
お鍋なんかは、とくにこだわりが無ければ
それこそ百円ショップでも買える。
でも、こだわる人は、それではイヤなわけですよね。
ちゃんとしたお店で、シッカリしたモノを手に入れたい。
「このお店のスタッフは、どういう人なんだろう?」
「オーナーは、調理器具に精通している人かしら?」
こだわりがあるお客さんなら、
自然とそう考えるのではないでしょうか?
そのような状況で、
ネットショップオーナーの性格、人柄が伝わってこないのは、
かなり不利です。
お客さんにとっての選択肢(つまり、競合サイト)が多いのなら、
なおさらでしょう。
*どのようなポリシーで、製品を選んでいるのか?
*なぜ、このブランドを紹介したいのか?
難波さんの、「調理器具」に対する思いいれも絡めた自己紹介文を
どこかに掲載してみてはいかがでしょうか。
<同じ言葉を連呼しない>
同じ言葉、とくにブランド名を連呼する頻度が多すぎます。
例えば、大見出しに「ル・クルーゼ - BEST 10 ランキング」とあるなら、
その下に続く商品名には、「ル・クルーゼ」という文字列は不要。
同じ言葉がページ上にズラッと並べると
視認性(見やすさ)を下げてしまいますし、
どこか「機械的」「冷たい」ニオイがしてしまう・・・(^ ^;
ひとつひとつの製品に対する愛情が、感じられないんですね。
「ああ、適当に並べているだけなんだな・・・」
厳しいですが、お客さんには、そのように伝わってしまいます。
ちなみに、前述しましたが、
SEO的にも、キーワードを羅列するだけでは効果がありません。
(というより、キーワードは羅列「しない」ほうがよいです)
------------
以上、難波大助さんのサイト「びっくりキッチン」
http://www.bikkuri-kitchen.com/
診断させていただきました。
とにかく、難波さんにとってのキーワードは
「製品に対する愛情を伝えること」ではないでしょうか。
ちょっと漠然(ばくぜん)とした表現になってしまいますが・・・
高級調理器具というのは、
広く見ると「生活の中での幸せ」「豊かさ」に結びつくものだと思います。
「美味しい料理を作って、あの人に食べさせてあげたい・・・」
そんな思いが、調理器具にこだわるお客さんにはあるのではないか。
そんなお客さんなら、
調理器具に対する愛情の感じられるサイトで買いたいと願うハズです。
ただプログラムで自動生成された製品リストを見せて、
「ハイ、ココから選んで買ってください」というだけでは、
お客さんの「ココロ」はつかみにくいと思います。
競合サイトもひしめく厳しい環境かもしれませんが、
難波さんには、ぜひ、現状を打開していただきたいです(^ ^)!
今後も、もしよろしければ、途中経過などご報告してくださいね♪
難波さんの「びっくりキッチン」の
ますますのご発展を心からお祈りしつつ、
今回のサイト診断のシメとさせていただきます。
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現場でWeb制作に携わる人でないとなかなか気づかない
実用的なノウハウがてんこ盛りです(^ ^)
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(うう、さみしいですけど ^ ^;・・・
短い間でしたが、購読ありがとうございました!)
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