☆‥‥‥‥‥☆‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥☆‥‥‥‥‥☆
小説の館 Vol.15
発行日:2007年12月10日
発行人:丘澄絵梨奈
webサイト:Creation World
☆‥‥‥‥‥☆‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥☆‥‥‥‥‥☆
★。.:*:・'°☆。.:*:・'°★。.:*:・'°☆。.:*:・'°★。
【コンテンツ】
二次創作小説「満月の呪い」第9話
★。.:*:・'°☆。.:*:・'°★。.:*:・'°☆。.:*:・'°★。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
★「満月の呪い」第9話★
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
センティピートに、ダメージを受けたキラーが戻ってくる。
「申し訳ありません… あと少しのところで…」
「その傷は、カブトライジャーにやられた傷か?」
「そうです。 奴の攻撃で、牢も破壊され、クワガライジャーは逃げ出していると思われます」
「かまわないら。 クワガライジャーは次の満月の夜には命を落とすら」
「でも、マンマルバ、ハリケンジャーたちだって何か手を打ってくるんじゃない?」
「そのとおりだ。 やつらだってバカではない。 何か作戦を考えているのではないか?」
「だが、それを打開する方法がある」
「なんだと?」
「キラー 今度はカブトライジャーとクワガライジャーの両方に姿を変えるのら」
「かしこまりました」
「ゴウライジャー、貴様らをとことん追い詰めてやるら。 フフフフ ハハハハハハ」
胸を襲う激痛から一時解放され、安らかに眠る一鍬を一甲は見ていた。
(落ち着いたようだな…)
乱れた髪を手で梳いて、額の汗を拭き取っていると、瞼が震えて一鍬が目を開けた。
「目がさめたか?」
「兄者… すまない。ずいぶんと休んでいたようだ」
「かまわん。無理するな」
起き上がろうとする弟の背を支えて起こし、ジャケットを羽織らせた。
「一鍬、いったい何があった?」
「あの日…、呼び出されたんだ。 マンマルバに…」
「なに!?」
「兄者を捕らえたから、迅雷(いかづち)の里まで来いと。
俺が行かなければ、兄者の命はないと思えといわれた…」
「そうだったのか」
「俺はもう二度と、兄者を失いたくはなかった! だから…」
「それで、迅雷の里へ行ったんだな?」
一甲の問いに、一鍬はうなずいた。
「そのあとは、さっき兄者に話したとおりだ」
「わかった。 一鍬、おまえはもう何も心配しなくていい。おまえにこれを渡しておく。
もし、なにかあったら 俺を呼べ。 いいな?」
一甲は一鍬の手に、ゴウライチェンジャーを渡した。
「これは、俺の! なくしたとばかり思っていたが、兄者が持っていてくれたのか」
「もう二度と手放すなよ」
「わかった。 …うっ!!」
瞬間、胸に痛みが走り、一鍬は胸をおさえた。
「一鍬!!」
一甲が思わず背中を支える。
「…大丈夫だ… 兄者…」
痛みに耐えながら、平静を装う弟に、一甲の胸は締め付けられた。
(一鍬… 絶対に助けてやるからな!!)
そのとき、おぼろから通信が入った。
第10話に続く
☆************************************************************★
.:*☆*:...:*★作品投稿のお知らせ★*:...:*☆*:.
皆さんからの作品を募集します。
短編でも連載でも、なんでも結構です。
ジャンルは一切といませんが、アダルト系は不可とします。
投稿は、okasumi_erina2002@yahoo.co.jpまでお願いします。
投稿作品は、このメルマガにて掲載いたします。
皆さんの投稿、お待ちしています。
☆************************************************************★
それでは、次号でまたお会いしましょう。
☆‥‥‥‥‥☆‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥☆‥‥‥‥‥☆
小説の館 Vol.14
発行日:2007年10月30日
発行人:丘澄絵梨奈
webサイト:Creation World
☆‥‥‥‥‥☆‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥☆‥‥‥‥‥☆
★。.:*:・'°☆。.:*:・'°★。.:*:・'°☆。.:*:・'°★。
【コンテンツ】
二次創作小説「満月の呪い」第8話
★。.:*:・'°☆。.:*:・'°★。.:*:・'°☆。.:*:・'°★。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
★「満月の呪い」第8話★
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
シュリケンジャーに指示された場所にようやくたどり着いた一甲が見たものは、
地面に倒れている一鍬の姿だった。
「一鍬!!」
一甲は駆け寄って弟を抱き起こした。
「一鍬、しっかりしろ!」
その声に一鍬がゆっくり目を開けると、心配そうに自分を見ている兄の姿があった。
「兄者…」
「大丈夫か? 一鍬。 いったい、何があったんだ?」
「すまない。 兄者…」
「何を謝る? おまえが謝ることは何もない」
「あのとき、兄者の命が消えていこうとしているのに、
俺はただ黙って見ているだけしかできなかった…
兄者を失うのが怖くて、何もできなかった!! 迅雷の里で俺に言ったよな?
『サソリの毒で苦しんでいた俺の命を救うことができないなんて、見損なった』と。
本当にすまない。 許してくれ。 兄者…」
縋りついて、涙を流しながら謝る一鍬に、一甲は思考をめぐらせた。
あの日、一鍬を探して迅雷の里に行った自分は、弟のチェンジャーは見つけたが、
一鍬の姿はどこにもなく、ジャカンジャと戦ったらしい名残があった。
(マンマルバめ、俺に化けて一鍬を惑わせるとは、許さん!!)
一甲は一鍬が落ち着くまで、背中をなでた。
「一鍬、あのときのことは何も心配しなくていい。
俺のほうこそ、おまえを一人おいていこうとした。 すまない…
だが俺はこれからもおまえと共に生きていきたい。 一鍬、これからも俺のそばにいてくれ」
「本当にいいのか? 兄者…」
「あたりまえだろう。 おまえは俺のたった一人の弟なのだから」
「ありがとう…」
そういって、一鍬が一甲に笑顔を向けようとしたとき、胸にまたあの痛みが走った。
「一鍬!? どうした?」
「大丈夫だ… 兄者… うっ!!」
「一鍬!!」
一甲は一鍬が無理をすることのないように背中を支えた。
「いったん家へ戻ろう」
一甲は一鍬を支えて家へと戻っていった。
一方、おぼろ研究所へ呼び戻された鷹介たちは、
おぼろからキラーに秘められた能力を聞かされていた。
「今の話、本当なの? おぼろさん」
「間違いない。 キラーはどんなものにでも姿を変えられるコピー能力を持っているんや。
その人物の声やしぐさ、特徴までもしっかりとコピーし、本物とも区別がつかない状態や」
「じゃあ、迅雷の里に一鍬を呼び出したのは、キラーってことか?」と、鷹介。
「おそらく、一鍬を呼び出したのがマンマルバで、キラーは一甲に化けていたんじゃないのか?
そして、一鍬の動揺を誘うようなことを言って、一鍬を連れ去った。
こうは考えられないかな?」
「あたしも、吼太の意見に賛成や。
本当はこのことを一甲にも伝えよう思ってたんやけど、一甲はどこに行ったんや?」
「一甲だったら、一鍬のところへ行かせたよ」
「なんやて?」
「シュリケンジャーから一鍬が見つかったって連絡があったの。 それで…」
「それやったら、仕方ないわ。 一甲には明日話すとしよう」
一甲は一鍬を支えて家へ入った。
「大丈夫か? 一鍬」
「ああ、大丈夫だ」
一甲は一鍬を座敷に座らせると、隣の部屋へと入った。
そこは普段、2人が寝室として使用している場所だった。
一甲は布団を1組敷いて、座敷へと戻った。
「一鍬、隣で少し休め。 俺は風呂に入ってくる」
「ああ。 ありがとう」
一鍬は、部屋へ入るとジャケットを脱いで横になった。
数分後、一甲が入浴を済ませて戻ってくると、一鍬がうなされていた。
怖い夢でも見ているのかと思い、一甲は寝室の戸を開けて中へと入った。
一鍬は胸を抑え、顔を苦痛にゆがめていた。
一甲は、一鍬の身にいったいなにがおこっているのか確かめるため、
透視術を行うことにした。
「超忍法、透視術!!」
一甲の全身から紅い稲妻の粒子がたちのぼり、一鍬の体内へと入っていく。
一甲は目を閉じて、精神を粒子のほうへ集中させた。
一鍬の胸のあたりに粒子が集まる。
「こ、これは…!!」
一甲にも見覚えのある形をしたものが、一鍬の胸にはうえつけられていた。
「宇宙サソリの卵!!」
一甲は目を開けた。
(おのれ、マンマルバ!! 俺だけでなく一鍬までも!!)
さらに一甲は、数日前に見た悪夢のことを思い出した。
自分の腕の中で、苦しみながら命を落とした一鍬の夢…
全身の震えが止まらず、身体から力が抜けていった。
自分の体内にサソリが埋め込まれていたとき、一鍬がどんな思いをしていたのか、
逆の立場になって ようやくわかったのだ。
(俺はおまえにこんなつらい思いをさせていたのか… 許してくれ… 一鍬…)
一甲は弟の汗を乾いたタオルで拭き取った。
一鍬が目覚める気配はまだなく、表情は苦悶のままだった。
掛け布団の上に出ている一鍬の手が震えている。
一甲は弟の手を両手で握りしめながら、心に誓った。
(一鍬、おまえを死なせはしない!!)
第9話に続く
☆************************************************************★
.:*☆*:...:*★作品投稿のお知らせ★*:...:*☆*:.
皆さんからの作品を募集します。
短編でも連載でも、なんでも結構です。
ジャンルは一切といませんが、アダルト系は不可とします。
投稿は、okasumi_erina2002@yahoo.co.jpまでお願いします。
投稿作品は、このメルマガにて掲載いたします。
皆さんの投稿、お待ちしています。
☆************************************************************★
それでは、次号でまたお会いしましょう。
このメルマガは、まぐまぐを利用して配信しています。
購読解除・メールアドレスの変更等は、こちらよりお願いします。
☆‥‥‥‥‥☆‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥☆‥‥‥‥‥☆
小説の館 Vol.13
発行日:2007年6月20日
発行人:丘澄絵梨奈
webサイト:Creation World
☆‥‥‥‥‥☆‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥☆‥‥‥‥‥☆
★。.:*:・'°☆。.:*:・'°★。.:*:・'°☆。.:*:・'°★。
【コンテンツ】
創作小説「ETERNAL CRYSTAL」第13章
二次創作小説「満月の呪い」第7話
★。.:*:・'°☆。.:*:・'°★。.:*:・'°☆。.:*:・'°★。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
★「ETERNAL CRYSTAL」第13章★
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
<主な登場人物>
エリー
ディール島の人々との戦いに赴くために選ばれた戦士。
アクアクリスタルの守護を持つ。
ユリ―
エリーの異母姉。母親が違うことから、最初はエリーに冷たくしていたが、
ディール島との戦いに赴くことになり、エリーに心を開く。
エリーと同じ アクアクリスタルに守護されている。頭もよく、頼れる人である。
フェイル
アースクリスタルに守護されている戦士。
エリーたちとともに戦う。
7人の中では一番年上で、みんなのリーダー的存在である。
シンクレア
イリュージョンクリスタルを守護に持つ戦士。ユリ―の親友。
ティシア
ウインディクリスタルを守護に持つ戦士。気候や風を操ることができる。
ルイザ
スカイクリスタルを守護にもつ戦士。エリーの親友。ヒーリング能力を持っている。
ジェミ―ヌ
フレームクリスタルを守護にもつ戦士。炎を操る。
レイリア
アレス島の女神。
「な、なんですって!?」と、シンクレア。
「この人が…?」
「みんな、落ち着け!! 以前レイリア様は、こうおっしゃっていただろう。エリーとユリーのお父さんは、ディール島の探索へ向かって行方不明になったと」
「ええ。フェイル。確かにレイリア様はそうおっしゃってたわ。でもこの人は紛れもなく父よ!! エリー、あなたも覚えているでしょう? 小さい頃、お父さまと一緒に遊んだことを」
「ええ、お姉さま。今私たちの目の前にいるのは、パパに間違いないわ!!」
「そう。おまえたちの言うようにこの男はおまえたちの父親だ。だが今は、私の配下にある」
「父に何をしたの!?」
「答える必要などないだろう。この男はすでに私の僕だ。さあ、やれ!!」
ルシアの命を受け、ジェイディスはエリーたちに剣を向けた。
「お父さま! やめて!!」と、ユリーが叫ぶ。
しかし、ジェイディスの攻撃は止まらない。
「お姉さまっ!!」
エリーが戦えない姉をかばい、飛び出した。
第14章に続く
☆************************************************************★
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
★「満月の呪い」第7話★
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
翌朝、キラーが街に現れたという情報が入り、鷹介たちは街へ向かった。
一方、シュリケンジャーは人工的に作られた牢を発見していた。
「これは、ジャカンジャが作り出したもの…」
その牢の中に、一鍬はいた。 たった一人で、死の恐怖と向かい合いながら。
「兄者… 満月になる前に、会いたい。 会って、謝りたい。 でないと、俺は……」
マンマルバの言葉が頭の中によみがえる。
『おまえの命は次の満月の夜までら』
次の瞬間、胸に激痛が走り、一鍬は胸を抑えて膝をついた。
「――っ!!」
その頃、鷹介たちはキラーを相手に、必死に戦っていた。
「どんな攻撃をしてこようが、私にはきかん! おまえたちは勝つことなどできん!!」
「それはどうかな?」
「なに!?」
「迅雷流剣技・雷撃斬!!」
一甲の一撃がキラーに命中し、キラーはかなりのダメージを受ける。
「おのれ! 覚えていろ!!」
そう叫んで、キラーは姿を消した。
「やったな! 一甲」
「だが、奴がいつまた現れるかわからない。 油断は禁物だ」
「わかってるって」
「それより、一鍬の居所わかったのかなあ? シュリケンジャー」
一甲の技によって、作られた牢は消滅した。
そこから現れた人影を見たシュリケンジャーは思わず叫んだ。
「クワガライジャー!!」
「シュリケンジャー…」
それだけ言うと、一鍬は意識を失いその場に倒れた。
「クワガライジャー! しっかりしろ!!」
シュリケンジャーが呼びかけるが、一鍬の意識は戻らない。
そんな彼のことが心配だったが、鷹介たちに一鍬の居場所を教えるため、連絡を入れた。
「みんな、クワガライジャーが見つかった」
「本当か? シュリケンジャー」
「ああ。場所は…」
「わかった。すぐいく」
そういって通信を切り、一鍬のところへ向かおうとした矢先、
おぼろから一旦戻るようにとの連絡が入った。
「一甲は一鍬のところへ行ってやれよ。 きっと会いたがっているだろうし」
「そうよ。行って」
「七海と吼太の言うとおりだぜ。 一鍬のそばにいてやれよ。 一甲」
「みんな… 恩に着る」
一甲は、シュリケンジャーに教えられた場所へ向かった。
第8話に続く
☆************************************************************★
.:*☆*:...:*★作品投稿のお知らせ★*:...:*☆*:.
皆さんからの作品を募集します。
短編でも連載でも、なんでも結構です。
ジャンルは一切といませんが、アダルト系は不可とします。
投稿は、okasumi_erina2002@yahoo.co.jpまでお願いします。
投稿作品は、このメルマガにて掲載いたします。
次号の発行は8月を予定していますので、投稿を希望される方は、
7月末までに上記にお送りください。
皆さんの投稿、お待ちしています。
☆************************************************************★
それでは、次号でまたお会いしましょう。
このメルマガは、まぐまぐを利用して配信しています。
購読解除・メールアドレスの変更等は、こちらよりお願いします。
☆‥‥‥‥‥☆‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥☆‥‥‥‥‥☆
小説の館 Vol.12
発行日:2007年4月10日
発行人:丘澄絵梨奈
webサイト:Creation World
☆‥‥‥‥‥☆‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥☆‥‥‥‥‥☆
★。.:*:・'°☆。.:*:・'°★。.:*:・'°☆。.:*:・'°★。
【コンテンツ】
創作小説「ETERNAL CRYSTAL」第12章
二次創作小説「満月の呪い」第6話
★。.:*:・'°☆。.:*:・'°★。.:*:・'°☆。.:*:・'°★。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
★「ETERNAL CRYSTAL」第12章★
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
<主な登場人物>
エリー
ディール島の人々との戦いに赴くために選ばれた戦士。
アクアクリスタルの守護を持つ。
ユリ―
エリーの異母姉。母親が違うことから、最初はエリーに冷たくしていたが、
ディール島との戦いに赴くことになり、エリーに心を開く。
エリーと同じ アクアクリスタルに守護されている。頭もよく、頼れる人である。
フェイル
アースクリスタルに守護されている戦士。
エリーたちとともに戦う。
7人の中では一番年上で、みんなのリーダー的存在である。
シンクレア
イリュージョンクリスタルを守護に持つ戦士。ユリ―の親友。
ティシア
ウインディクリスタルを守護に持つ戦士。気候や風を操ることができる。
ルイザ
スカイクリスタルを守護にもつ戦士。エリーの親友。ヒーリング能力を持っている。
ジェミ―ヌ
フレームクリスタルを守護にもつ戦士。炎を操る。
レイリア
アレス島の女神。
「エターナル・フェアリー・シャイニング!!」
エターナルクリスタルの力によって、増幅された攻撃がシルヴィを襲う。
シルヴィは防御のバリアを張るが、そのバリアさえも跳ね返される。
「なに!? うわあーーっ!!」
シルヴィの身体が光に包まれた。
「……申し訳…ありません…。ルシア…さま……」
シルヴィの姿は完全に消え去る。
「勝ったのね。私たち…」
シルヴィの消滅を見届けたユリーが言った。
「ああ。残りはルシアだけだ! 行くぞ、みんな!!」
「おう!!」
フェイルの言葉を合図に、エリーたちは王の間へ向かう。
王の間。
「おのれ…!!」
怒りに震えるルシアの元へエリーたちがやってくる。
「ルシア! 残りは貴様だけだ!!」と、フェイルが叫ぶ。
「よくも我が側近を! おまえたちだけは許さん!!」
「あなた1人で、何ができるっていうの? もうあなたの仲間は誰一人いないのよ!!
おとなしく負けを認めなさい!!」
ユリーが言い放つ。
「私1人だと…? フフフ ハハハハ」
ユリーの言葉に対し、ルシアが嘲笑う。
「どういうことだ!?」
「7人の戦士たちよ、こいつを見てもまだそんなことがいえるかな?」
ルシアは向かい側のドアに合図を送る。
そのドアが開き、1人の男性が姿をあらわした。
凍りつくような冷たい瞳。
まるで正気を失っているような表情だったが、エリーとユリーには見覚えがあった。
「そんな…!!」
「どうして…!?」
「どうしたんだ? エリー、ユリー」
フェイルが心配そうにたずねる。
「パパ…!!」
「お父さま…!!」
この男性は、2人の父親・ジェイディスだったのだ。
第13章に続く
☆************************************************************★
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
★「満月の呪い」第6話★
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
一甲は屋敷へ戻り、布団を敷くと横になった。
捕らえられた一鍬のことが気がかりで、なかなか寝付けなかったが、
ようやく押し寄せてきた眠気に目を閉じた。
だが、その眠りは安らかな眠りにはならなかった。
その中で一甲は夢を見ていた。
「い…一鍬…」
夢の中で一鍬はマンマルバと戦っていた。
一甲は必死に一鍬の名を叫んでいた。
「一鍬! 一鍬!!」
一甲は一鍬のそばへ行こうとするが、バリアにはじかれて近づくことができない。
「あ…兄者…」
苦しげに自分を呼ぶ一鍬に、一甲はいてもたってもいられなかった。
「一鍬…!!」
一甲は渾身の力をこめて雷を放ち、バリアを解除した。
「一鍬!」
「兄…者…」
一甲はそばへ駆け寄り、一鍬を抱き起こした。
「しっかりしろ!」
「兄者… うっ!!」
腕の中で苦しみだした弟を一甲が押さえつけようとする。
「カブトライジャー」
「マンマルバ!!」
「弟の死を見届けるがいい!!」
「なんだと!?」
一鍬の表情が苦痛を伴い、ゆがんでいく。
「一鍬!! しっかりしろ!!」
一甲が支える腕に力をこめるが、腕の中で一鍬の身体はサソリの毒に蝕まれ、
朽ち果てていく。
「逝くな! 一鍬!!」
「…兄者…… すま…な…い…」
「一鍬―――……っ!!」
自分の叫び声で目を覚ました。
「……夢か…。 だが、今の夢がもしこれから起こることだとすれば… 一鍬は…!」
一甲は両手で顔を覆った。
(一鍬…!!)
考えたくない方向へ思考がいってしまいそうだった。
流れ落ちる汗をぬぐい、一鍬のチェンジャーを手にとった。
(一鍬… 絶対に助けてやる!!)
第7話に続く
☆************************************************************★
.:*☆*:...:*★作品投稿のお知らせ★*:...:*☆*:.
皆さんからの作品を募集します。
短編でも連載でも、なんでも結構です。
ジャンルは一切といませんが、アダルト系は不可とします。
投稿は、okasumi_erina2002@yahoo.co.jpまでお願いします。
投稿作品は、このメルマガにて掲載いたします。
次号の発行は6月を予定していますので、投稿を希望される方は、
5月末までに上記にお送りください。
皆さんの投稿、お待ちしています。
☆************************************************************★
それでは、次号でまたお会いしましょう。
このマガジンは、まぐまぐを利用して配信しています。
購読解除・メールアドレス変更等は、こちらからできます。
╋☆☆━━━**━━━━━━━━★★━━━━━━━☆☆━━━━**━
小説の館 Vol.11
発行日:2007年2月10日
発行人:丘澄絵梨奈
HP:Creation World
╋☆☆━━━**━━━━━━━━★★━━━━━━━☆☆━━━━**━
◆×◆×◆×◆×◆
◆×コンテンツ×◆
創作小説「ETERNAL CRYSTAL」第11章
二次創作小説「満月の呪い」第5話
☆************************************************************★
┌◆┐━━━━◇━━━━━━━━━━━━━━━━★━━━━━━━━
◆☆◆ 創作小説「ETERNAL CRYSTAL」第11章
└◆┘━━━━◇━━━━━━━━━━━━━━━━★━━━━━━━━
<主な登場人物>
エリー
ディール島の人々との戦いに赴くために選ばれた戦士。
アクアクリスタルの守護を持つ。
ユリ―
エリーの異母姉。母親が違うことから、最初はエリーに冷たくしていたが、
ディール島との戦いに赴くことになり、エリーに心を開く。
エリーと同じ アクアクリスタルに守護されている。頭もよく、頼れる人である。
フェイル
アースクリスタルに守護されている戦士。
エリーたちとともに戦う。
7人の中では一番年上で、みんなのリーダー的存在である。
シンクレア
イリュージョンクリスタルを守護に持つ戦士。ユリ―の親友。
ティシア
ウインディクリスタルを守護に持つ戦士。気候や風を操ることができる。
ルイザ
スカイクリスタルを守護にもつ戦士。エリーの親友。ヒーリング能力を持っている。
ジェミ―ヌ
フレームクリスタルを守護にもつ戦士。炎を操る。
レイリア
アレス島の女神。
第11章
「その程度の防御で俺をとめられると思うな!! ブラック・サンダー!!」
シールドで防御をしているエリーめがけて、シルヴィの技が放たれた。
フェイルたちに支えられ、必死で防御し続けたエリーだったが、シルヴィの猛攻に吹き飛ばされる。
「きゃああ――っ!!」
「エリー!!」
吹き飛ばされたエリーをルイザが支える。
「エリーちゃん!」
「大丈夫か?」
シンクレアとフェイルが心配そうに言葉をかける。
「ええ… 大丈夫です…」
「エリー!!」
悲鳴を聞いたユリーが駆けつける。
「大丈夫!?」
「うん…。 お姉さま、皆さん、ごめんなさい… 防御しきれなくて」
「そんなことないさ。よくがんばったな、エリー」
「フェイルさん…」
「それに、エターナルクリスタルだって、
水晶球(クリスタル・ボール)の中に閉じ込めることが出来たわ。
エリー、ありがとう。あなたのおかげよ」
「お姉さま… よかった…」
「ルイザ、エリーの傷を癒してやれ」
「わかってるわ、フェイル。ヒーリング・ウインド!!」
ルイザの回復魔法で、エリーの傷が癒されていく。
「ありがとう。ルイザ」
エリーはそういって立ち上がった。
「あとはシルヴィだけね」と、ユリー。
「そうだな」
7人はシルヴィを見据えた。
「無駄だ。おまえたちがどんな攻撃をしてこようとも、私に勝つことは出来ん!!」
「それはどうかな?」
「なに!?」
「みんな!」
フェイルの声を合図に、
エリーたちはエターナルクリスタルが収められた水晶球(クリスタル・ボール)を囲んで輪を作り、
聖剣を重ねる。
「エターナルクリスタルよ、我らに力を貸したまえ!!」
「アクア!」
「アース!」
「イリュージョン!」
「ウインディ!」
「スカイ!」
「フレーム!」
「クリスタル・フェアリーパワー!!」
7人のクリスタルと守護精霊の力がひとつになり、
エターナルクリスタルの中へと吸い込まれていく。 エターナルクリスタルがまばゆい輝きを放つ。
エターナルクリスタルの輝きに向かって、聖剣を掲げる7人。
エターナルクリスタルの力が剣に宿る。
「みんな、行くわよ!」と、ユリーが叫ぶ。
「ええ!!」
「エターナル・フェアリー・シャイニング!!」
7人の技がシルヴィに向かって、放たれた。
第12章に続く
☆************************************************************★
┌◆┐━━━━◇━━━━━━━━━━━━━━━━★━━━━━━━━
◆☆◆ 二次創作小説「満月の呪い」第5話
└◆┘━━━━◇━━━━━━━━━━━━━━━━★━━━━━━━━
第5話
牢の中。
「う…」
胸を襲う痛みに、一鍬は目を覚ました。
「ここは…?」
普段、見なれない場所からして 彼は敵にとらわれたことを瞬時に悟った。
「迂闊だったな…」
再び胸に走る痛みに、一鍬は苦悶の表情を浮かべる。
意識を失う前の光景が頭の中によみがえった。
(兄者… 兄者はずっと、この痛みに耐えていたというのか。こんな、激しい痛みに…)
センティピート内。
「え――っ!?」
「本当なの? マンマルバ」
「ああ。本当ら」
「なんと、あのクワガライジャーを!!」
「よくやった。 マンマルバ」
「お褒めに預かり、光栄です」
「それに、クワガライジャーも長くは持たないでしょう。
マンマルバさまがうえつけた、宇宙サソリの卵。その孵化は時間の問題…」
「なに!? 本当か?」
「牢へ運ぶまでの間に、孵化促進の術をかけておいた。クワガライジャーの命は、次の満月の夜までら」
「仲間が一人欠ければ、ハリケンジャーたちの戦力は半減する。奴らを倒すチャンスじゃない」
「マンマルバ、そしてキラーよ ぬかるでないぞ」
「はっ!!」
おぼろ研究所。
「なんやて!?」
「それは本当か?」
「間違いありません」
「けど どうして、一甲が倒したマンマルバが復活したんだ?」
「クローンというやつかもしれん」
「クローン? 能力や特徴までを全部コピーしたっていうあれ?」
「ああ。だが、一鍬にもしものことがあったら、俺は奴を絶対に許さん!!」
「一甲、気持ちはわかるけど 落ち着けよ。 一鍬の居場所だって まだわからないんだ。
今は一鍬の居所を探し出すことと、次にジャカンジャが襲ってきたときに備えておかないと」
「そうだな。すまない」
「でも、一鍬はいったいどこにいるのかしら?」
「そのことだったら、ミーに任せてくれないか?」
「シュリケンジャー!」
「クワガライジャーはミーがさがす。 ユーたちはジャカンジャの襲撃に備えてくれ」
「わかった。 頼んだぜ、シュリケンジャー」
「ああ」
シュリケンジャーは、一鍬の捜索に向かった。
「みんな、今日のところは解散にして、また明日に備えんと。体が持たなくなってしまうで」
「おぼろの言うとおりじゃ。 もう休んだほうがいい」
「じゃあ、今日はこのへんで」
鷹介たちは、各々の部屋へ入っていく。
最後に残ったのは、一甲だった。
「一甲、おまえの気持ちはよくわかる。 だが、しばらくは様子を見るしかない」
「お父ちゃんの言うとおりや。それに、一鍬はきっと無事でいる。 大丈夫や」
「俺もそう信じています。 では、また明日」
一甲も、おぼろ研究所を後にした。
一鍬は、兄・一甲のことを考えていた。
(兄者 すまない… 俺は最低の弟だ。 兄者が苦しんでいたのに、何もできなかった…
なのに兄者は、この痛みに耐えながらずっと戦いつづけて…)
一鍬の目から、涙が零れ落ちる。
(兄者…!)
一鍬は膝に顔を埋めて泣き出した。
「ようやく気がついたようだな。 クワガライジャー」
「マンマルバ!! うぅっ!」
胸の痛みに顔をゆがめる一鍬。
「その痛みにいつまで耐えられるか、楽しみら」
「なに!?」
痛みに耐えながら、一鍬はマンマルバを睨む。
「おまえが気を失っている間に、卵の孵化を促進させる術をかけておいた。
おまえの命は、次の満月の夜までら。 兄貴と同じ運命をたどるがいい!!」
高笑いをしながら、姿を消すマンマルバ。
「兄者!! 会いたい…!!」
第6話に続く
☆************************************************************★
皆さんからの作品を募集します。
短編でも連載でも、なんでも結構です。
ジャンルは一切といませんが、アダルト系は不可とします。
投稿先:okasumi_erina2002@yahoo.co.jp
件名:作品投稿
投稿作品は、このメルマガにて掲載いたします。
次号の発行は4月を予定していますので、投稿を希望される方は、
3月末までに上記にお送りください。
皆さんの投稿、お待ちしています。
それでは、次号でまたお会いしましょう。