╋☆☆━━━**━━━━━━━━★★━━━━━━━☆☆━━━━**━
小説の館 Vol.11
発行日:2007年2月10日
発行人:丘澄絵梨奈
HP:Creation World
╋☆☆━━━**━━━━━━━━★★━━━━━━━☆☆━━━━**━

◆×◆×◆×◆×◆
◆×コンテンツ×◆
創作小説「ETERNAL CRYSTAL」第11章
二次創作小説「満月の呪い」第5話
☆************************************************************★

┌◆┐━━━━◇━━━━━━━━━━━━━━━━★━━━━━━━━
◆☆◆    創作小説「ETERNAL CRYSTAL」第11章
└◆┘━━━━◇━━━━━━━━━━━━━━━━★━━━━━━━━

<主な登場人物>
 
エリー

ディール島の人々との戦いに赴くために選ばれた戦士。
アクアクリスタルの守護を持つ。
 

ユリ―

エリーの異母姉。母親が違うことから、最初はエリーに冷たくしていたが、
ディール島との戦いに赴くことになり、エリーに心を開く。
エリーと同じ アクアクリスタルに守護されている。頭もよく、頼れる人である。
 

フェイル

アースクリスタルに守護されている戦士。
エリーたちとともに戦う。
7人の中では一番年上で、みんなのリーダー的存在である。
 

シンクレア

イリュージョンクリスタルを守護に持つ戦士。ユリ―の親友。
 

ティシア

ウインディクリスタルを守護に持つ戦士。気候や風を操ることができる。
 

ルイザ

スカイクリスタルを守護にもつ戦士。エリーの親友。ヒーリング能力を持っている。
 

ジェミ―ヌ

フレームクリスタルを守護にもつ戦士。炎を操る。
 
 

レイリア

アレス島の女神。


第11章

「その程度の防御で俺をとめられると思うな!! ブラック・サンダー!!」
 シールドで防御をしているエリーめがけて、シルヴィの技が放たれた。
 フェイルたちに支えられ、必死で防御し続けたエリーだったが、シルヴィの猛攻に吹き飛ばされる。
「きゃああ――っ!!」
「エリー!!」
 吹き飛ばされたエリーをルイザが支える。
「エリーちゃん!」
「大丈夫か?」
 シンクレアとフェイルが心配そうに言葉をかける。
「ええ… 大丈夫です…」
「エリー!!」
 悲鳴を聞いたユリーが駆けつける。
「大丈夫!?」
「うん…。 お姉さま、皆さん、ごめんなさい… 防御しきれなくて」
「そんなことないさ。よくがんばったな、エリー」
「フェイルさん…」
「それに、エターナルクリスタルだって、
水晶球(クリスタル・ボール)の中に閉じ込めることが出来たわ。
エリー、ありがとう。あなたのおかげよ」
「お姉さま… よかった…」
「ルイザ、エリーの傷を癒してやれ」
「わかってるわ、フェイル。ヒーリング・ウインド!!」
 ルイザの回復魔法で、エリーの傷が癒されていく。
「ありがとう。ルイザ」
 エリーはそういって立ち上がった。
「あとはシルヴィだけね」と、ユリー。
「そうだな」
 7人はシルヴィを見据えた。
「無駄だ。おまえたちがどんな攻撃をしてこようとも、私に勝つことは出来ん!!」
「それはどうかな?」
「なに!?」
「みんな!」
 フェイルの声を合図に、
エリーたちはエターナルクリスタルが収められた水晶球(クリスタル・ボール)を囲んで輪を作り、
聖剣を重ねる。

「エターナルクリスタルよ、我らに力を貸したまえ!!」
「アクア!」
「アース!」
「イリュージョン!」
「ウインディ!」
「スカイ!」
「フレーム!」
「クリスタル・フェアリーパワー!!」
 7人のクリスタルと守護精霊の力がひとつになり、
エターナルクリスタルの中へと吸い込まれていく。 エターナルクリスタルがまばゆい輝きを放つ。
 エターナルクリスタルの輝きに向かって、聖剣を掲げる7人。
 エターナルクリスタルの力が剣に宿る。
「みんな、行くわよ!」と、ユリーが叫ぶ。
「ええ!!」
「エターナル・フェアリー・シャイニング!!」
 7人の技がシルヴィに向かって、放たれた。

第12章に続く

☆************************************************************★


┌◆┐━━━━◇━━━━━━━━━━━━━━━━★━━━━━━━━
◆☆◆    二次創作小説「満月の呪い」第5話
└◆┘━━━━◇━━━━━━━━━━━━━━━━★━━━━━━━━

第5話
 牢の中。
「う…」
 胸を襲う痛みに、一鍬は目を覚ました。
「ここは…?」
 普段、見なれない場所からして 彼は敵にとらわれたことを瞬時に悟った。
「迂闊だったな…」
 再び胸に走る痛みに、一鍬は苦悶の表情を浮かべる。
 意識を失う前の光景が頭の中によみがえった。
(兄者… 兄者はずっと、この痛みに耐えていたというのか。こんな、激しい痛みに…)

 センティピート内。
「え――っ!?」
「本当なの? マンマルバ」
「ああ。本当ら」
「なんと、あのクワガライジャーを!!」
「よくやった。 マンマルバ」
「お褒めに預かり、光栄です」
「それに、クワガライジャーも長くは持たないでしょう。
マンマルバさまがうえつけた、宇宙サソリの卵。その孵化は時間の問題…」
「なに!? 本当か?」
「牢へ運ぶまでの間に、孵化促進の術をかけておいた。クワガライジャーの命は、次の満月の夜までら」
「仲間が一人欠ければ、ハリケンジャーたちの戦力は半減する。奴らを倒すチャンスじゃない」
「マンマルバ、そしてキラーよ ぬかるでないぞ」
「はっ!!」


 おぼろ研究所。
「なんやて!?」
「それは本当か?」
「間違いありません」
「けど どうして、一甲が倒したマンマルバが復活したんだ?」
「クローンというやつかもしれん」
「クローン? 能力や特徴までを全部コピーしたっていうあれ?」
「ああ。だが、一鍬にもしものことがあったら、俺は奴を絶対に許さん!!」
「一甲、気持ちはわかるけど 落ち着けよ。 一鍬の居場所だって まだわからないんだ。
今は一鍬の居所を探し出すことと、次にジャカンジャが襲ってきたときに備えておかないと」
「そうだな。すまない」
「でも、一鍬はいったいどこにいるのかしら?」
「そのことだったら、ミーに任せてくれないか?」
「シュリケンジャー!」
「クワガライジャーはミーがさがす。 ユーたちはジャカンジャの襲撃に備えてくれ」
「わかった。 頼んだぜ、シュリケンジャー」
「ああ」
 シュリケンジャーは、一鍬の捜索に向かった。
「みんな、今日のところは解散にして、また明日に備えんと。体が持たなくなってしまうで」
「おぼろの言うとおりじゃ。 もう休んだほうがいい」
「じゃあ、今日はこのへんで」
 鷹介たちは、各々の部屋へ入っていく。
 最後に残ったのは、一甲だった。
「一甲、おまえの気持ちはよくわかる。 だが、しばらくは様子を見るしかない」
「お父ちゃんの言うとおりや。それに、一鍬はきっと無事でいる。 大丈夫や」
「俺もそう信じています。 では、また明日」
一甲も、おぼろ研究所を後にした。

 一鍬は、兄・一甲のことを考えていた。
(兄者 すまない… 俺は最低の弟だ。 兄者が苦しんでいたのに、何もできなかった…
なのに兄者は、この痛みに耐えながらずっと戦いつづけて…)
 一鍬の目から、涙が零れ落ちる。
(兄者…!)
 一鍬は膝に顔を埋めて泣き出した。
「ようやく気がついたようだな。 クワガライジャー」
「マンマルバ!! うぅっ!」
 胸の痛みに顔をゆがめる一鍬。
「その痛みにいつまで耐えられるか、楽しみら」
「なに!?」
 痛みに耐えながら、一鍬はマンマルバを睨む。
「おまえが気を失っている間に、卵の孵化を促進させる術をかけておいた。
おまえの命は、次の満月の夜までら。 兄貴と同じ運命をたどるがいい!!」
 高笑いをしながら、姿を消すマンマルバ。
「兄者!! 会いたい…!!」

第6話に続く

☆************************************************************★

皆さんからの作品を募集します。
短編でも連載でも、なんでも結構です。
ジャンルは一切といませんが、アダルト系は不可とします。

投稿先:okasumi_erina2002@yahoo.co.jp
件名:作品投稿

投稿作品は、このメルマガにて掲載いたします。
次号の発行は4月を予定していますので、投稿を希望される方は、
3月末までに上記にお送りください。
皆さんの投稿、お待ちしています。

それでは、次号でまたお会いしましょう。