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2008/09/15

ウェブアクセシビリティ入門 Vol115:障害者問題全国交流会

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足音で こおろぎ泣き止む 道すがら
耳で感じる 秋の訪れ


■どんな方にも優しいウェブサイトを目指して■
ウェブアクセシビリティ入門 第115号
障害者問題全国交流会


皆さんこんにちは。
ウェブアクセシビリティ・プランナー、望月優です。

今回は、ウェブアクセシビリティとは直接関係のない話題で強縮です。

昨年の今ごろから準備をしてきた大イベントが9月19・20日に明治学院大
学を会場に行なわれます。

そのイベントとは、
第14回障害者問題全国交流会→ http://shozenko.org/
です。

昨年11月にこのイベントの実行委員長に就任し、全国4万名の会員を有する
中小企業家同友会全国協議会の全国イベントとして準備して参りました。

既にホームページからの参加申し込みは締め切っておりますが、私に直接申し
出ていただければ今からでも参加可能です。
このメルマガに返信いただければ、私に届きます。
特に、二日目の宋文洲さんの記念講演は必見です。
現在、原則講演を受けておられない宋さんの貴重な講演です。

さて、と申しても、主催者はどんな団体で、なぜ障害者のことにそんなに一所
懸命なのだろうと疑問に思われている方も少なくないでしょう。
そこで、以下に、中小企業家同友会全国協議会(中同協)の障害者問題への取
り組みの歴史について紹介します。

中小企業家同友会全国協議会→ http://www.doyu.jp/

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●1980年の青全交での分科会報告がきっかけ

「障害者問題」に中小企業家同友会全国協議会(略称・中同協)として本格的
に取り組むようになったのは、国際障害者年(1981年)の呼びかけを背景とし
て1980年9月に開かれた第8回青年経営者全国交流会(静岡)の第13分散会
「心身障害者とともに生きて」からです。
そこで行われた会員経営者による報告は、参加者の魂を激しくゆさぶり、大き
な感動をよびおこしました。
この青全交の「まとめ」では、
「社会というものは、この心身障害者を含めて構成されており、この人々がま
た健康な人々に人生とは何か、仕事とは何かについて教えてくれる存在になっ
ていますが、効率至上主義のもとで、今の社会では隔絶されています。
ここに光をあてて、この人々とともに働くNさんの報告は、非常に参加者の胸
を打ち、今後の同友会運動の中でもっと高い位置づけをし、また正面からとり
あげなければならないとのことでは全く同感です。
それをできるのは大企業ではムリ、中小企業しかないということです」という
共感をもって結ばれています。



●1981年「国際障害者年にあたってのアピール」を発表

1981年3月の第11回中小企業問題全国研究集会(略称・全研、神奈川)では、
第20分科会で「障害者の雇用について」がテーマになりました。
この時、全研名で「国際障害者年にあたってのアピール」が発表されました。
そこでは次のように高らかに宣言しています。
「国際連合は、1981年を、国際障害者年とし、テーマと五つの目的などをきめ、
各国が10カ年にわたる国内行動計画をたてるよう呼びかけました。
その目的の一つに障害者雇用問題があります。(中略)
いま、国際障害者年にあたり、営々と経営努力を重ねつつ、中小企業の社会的
地位を高め、しかも、その中で障害者雇用について大きな貢献をしつづけてき
た私たちは、障害者問題について理解を深める契機とし、国や自治体に対して
は、障害者の『全面参加と平等』の実現のために適切な措置をとるよう要望し、
障害者と健常者がともに手を組んで力をあわせて困難をとりのぞく意志と行動
を、と訴えるものです。国連決議は『障害者をしめ出すような社会はもろくて
弱い』と指摘していますが、私たちは強くてたしかな日本社会を築くために、
今後10年間にわたるこの運動に積極的に参加しましょう。そして障害の最も大
きな原因である戦争を地球上からしめ出す行動の一翼をともに担いましょう」



●1982年「中同協障害者問題委員会」発足
1983年「第1回障害者問題全国交流会」開催


その後、この問題に取り組む常設機関の設置が求められ、1982年に「中同協障
害者問題委員会」が発足しました。
活動方針としては「障害者の就労を促進するために、情報の収集、学習、啓蒙
活動を強める」ことが決定されました。


●障全交の始まり
1983年11月には、第1回障害者問題全国交流会(滋賀)が、「すべての人が働く
喜びを」をメインテーマに開催されました。
その後も、障害者問題全国交流会は、次の目的をもって隔年で開催されていま
す。
1.障害者と健常者が共に生き、働ける社会(地域)づくりについて学びあう。
2.障害者問題および障害者雇用について関心を深める。
3.全国各地の同友会に障害者問題の取り組みの輪を広げる。


第8回全国交流会(1996年)以降は、福祉機器の開発や、障害者にとっても住み
やすい住環境・商店街についてのテーマも取り上げられるなど、幅広く障害者
問題に取り組むようになりました。

毎回の交流会には、養護学校、障害者の家族、共同作業所などの参加や協力を
得ており、関係を強めるきっかけになっています。



●経営の原点↓
「生きるとは、働くとは、幸せとは」に立ち返ります。


このような障害者問題についての取り組みでは、障害者を雇用することにより、
一段と高いレベルで「経営とは何か」「社員教育はどうあるべきか」を考えざ
るを得なくなり、健常者を含めて働きがいや生きがいを真摯に受けとめ、本質
的には、人間いかに生きるべきか、働くとは何か、幸せとは何か、という命題
にせまるものとなっています。
その意味で、障害者問題は「経営の原点」に立ちかえる問題であり、人間尊重
の経営をめざす同友会であればこそ取り組めるテーマだといえます。


さらに、障害者自立支援法の施行(2006年)以降、地域の授産施設や障害者の
就労支援団体、行政などから、就労支援や工賃倍増計画への協力などで同友会
への期待が高まっており、だれもが人間として尊重され、生き、働くことので
きる「共生社会」づくりに向けた地域連携の取り組みが広がってきています。
そこでは、1992年の第6回障害者問題全国交流会で採択した「同友会運動と障害
者問題、国連・障害者の10年最終年にあたって」で謳った次のような精神を持っ
て取り組む同友会の使命が、一層重要になってきています。

==========
私たちは、国民や地域とともに歩みながら豊かな社会と地域づくりに貢献すべ
く、同友会運動と企業活動に励んできました。
真に豊かな社会とは、障害者・高齢者・子どもなど社会的弱者の問題に対して
社会全体が、また一人ひとりの人間が、あたりまえのこととして関心を持ち、
そうした問題の解決のため共に考えることができる社会です。
ですから、わたしたち中小企業家がまず一人の人間として、障害者問題に関心
を持つよう努力するということは、豊かな社会をつくるという同友会運動の大
きな目的の実現にとって大変大事なことです。
==========

現在、中同協では「中小企業憲章制定運動」に取り組んでいますが、その中で
も、「共生社会」づくりが重要な課題として掲げられています。
----------------------------------------


いかがでしたでしょうか。

参加するお気持ちになった方は、このメルマガへの返信で私にご連絡ください。


9月19・20日、是非明治学院大学でお会いしましょう!

第14回障害者問題全国交流会
http://shozenko.org/



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トウェア及びサービス− 第3 部:ウェブコンテンツ」
をしばしば引用させて頂いております。
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 今回もここまでお読み頂き、本当にありがとうございました。



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発行日 :2008年9月15日
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