[ 気まぐれ日記帳ミニ ]  
トルルルルル・・・トルルルルル・・・

電話が鳴った。
大急ぎで受話器を取る。

「もしもし」
「お忙しいところを申し訳ございません。こちらは○○互助会の△△と申します。」という女性の声。
「はあ・・・」
「本日は冠婚葬祭の互助会サービスのご案内をお電話にてさせていただいております・・・」
「あの、すいません。今ちょっと手が離せないんで・・・」

うそではありません。
今、まさにスパゲティが食べごろに茹で上がろうとしているのです。
ちょっとでもタイミングが遅れると
ノビノビスパゲティになっちゃう。

「そうでしたか。では、あらためます」

そして、電話はきれた。

きょうのお姉さんはあっさり電話を切ってくれてよかったなあ。

さてさて、スパゲティ、スパゲティ!
あ、ちょうど茹で上がり! アルデンテ!!!


数分後。

スパゲティを食べながら、
さっきの電話の女性の最後の言葉を思い出した。

「では、あらためます」

あらためます???
そんな日本語、あったっけ?

これは・・・たぶん・・・

「後ほど改めてお電話させていただきます」

あるいは

「日を改めてお電話させていただきます」

という意味よねえ。
電話セールス業界では、この一文を「あらためます」というひと言に圧縮する慣習なのだろうか?
それとも、これも、現代日本語の新しい形なのかしら?


あらためます。


丁寧なんだか、はしょってるんだか、
どっちつかずの中途半端な言葉に聞こえるんだけど・・・


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