なんちゃってチャリダー自転車始末記 RSSを登録する

元公務員・元メッセンジャーという異色の経歴のチャリダーが語る、自転車旅行、自転車生活、メッセンジャー、GPSの話題です。自転車に乗れば、誰もがヒーローになれる!?

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2008/03/29

サイクリング初心者の受け皿を考える【なんちゃってチャリダー自転車始末記099】

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        ● 〜♪
     c/~∇----- なんちゃってチャリダー 
   〃~/ \<√"       自転車始末記
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【第99号 サイクリング初心者の受け皿を考える】


(自転車生活編)
 ■ ツーリングってしんどいよね
 ■ 初心者が敷居を感じるとき
 ■ 始めるならポタリング 〜2007年の記録〜
 ■ 学習院大学でまた講座が・・・

(ツーリング編)
 ■ 2007年はあまり出かけなかったなぁ…
 ■ 2008年はハイスピード化!?
 ■ そしてブルベに参加した…


(自転車生活編)
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 ■ ツーリングってしんどいよね
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スポーツサイクルに乗り始めて、経験を積んでいくうちにやがてパワーアップし、
ヒルクライムやサーキットでのレース、ロングライド系のイベントなどへと
趣味が広がっていくのは、ごく自然な流れです。

私なんちゃってチャリダーも、かつてはママチャリの前カゴにリュックを入れて
ちょっと遠出するぐらいのものでした。

その後、田舎ツーリングで行く一回の距離がどんどん伸びていき、
都会でもメッセンジャーなんてやることにもなりましたが、
元々はヒヨワなニュータウンっ子その1だったわけです(今でもか)。
そもそも腕力がなくスポーツも不得手ゆえに自転車に乗り始めたわけですね…。

このメルマガのタイトルから「なんちゃって」の看板を下ろさないのも、
それゆえです。(チャリダーというのは、自転車旅行者という意味)

乗鞍のヒルクライムだって、レースでは皆さん1〜2時間台で登るようですが、
私が一人でツーリングで登ったときは、泊まりの荷物を積んでいたとはいえ、
レースと同じコースを登るのに、なんと、4時間もかかりました。

これではとてもヒルクライムレースなど、出る気にはなれません。


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 ■ 初心者が敷居を感じるとき
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これまで自転車といえばママチャリしか知らなかったという人が、
スポーツサイクルデビューを果たしたとします。
ニコニコしながら鼻歌まじりのサイクリング♪
ママチャリよりもはるかに広い世界を堪能されることでしょう。

しかしハナから自分の気力・体力の限界を超えたサイクリングを敢行したら?

…途中でバテて、きっと自転車自体が嫌いになると思います。

ベテラン「一緒に行こうよ」
はじめて「えー、でも……坂あるんでしょう?」
ベテラン「だいじょーぶ、だいじょーぶ、上で待っていてあげるから」
ベテラン「そーだよ、ゆっくりマイペースでいいんだよ」
ベテラン「だから一緒に行こうよ」
はじめて「えー、でも……なんか自分のせいで待たせるのも悪いし…」
ベテラン「だいじょーぶ、だいじょーぶ」

とまあ、大勢で行くとしたら、
おそらく事前にこんな会話が交わされることでしょう。

だいじょーぶ、だいじょーぶって、そりゃアナタはだいじょーぶかしらんけど、
アタシャあ、だいじょーぶじゃないんだよっ。

もちろん誰もが最初は初心者だったわけですが、自分が初心者でなくなると、
初心者だった頃の記憶が薄れるというのが困ったものです。

本番のサイクリングでは、たとえば坂や峠の上で待ってもらうにしても、
遅い人が追いついたところで、

「じゃあ、そろそろ行こうか」

となるので、結局いちばん遅い人が、いちばん休憩が短くなってしまうのでした。

(え!もう出発!?)


そういえば、かつて私がメッセンジャーだった頃のこと…

新人クン「は〜〜今日の取り分は10時間で8000円…時給800円かよ〜
     今日かくげ太さんはどんくらい稼いだんスか?」
かくげ太「ん〜〜今日は1万2000円かな〜」
新人クン「まじっすか!?本当にオレもそんなできるようになンのかな?」
かくげ太「道を覚えて慣れていけばだいじょーぶだと思うよ」
別な同僚「そう、だいじょーぶ。徐々にだよ、徐々に」

歩合制の報酬なので、キャリアによって稼ぎに差が生まれるメッセンジャー。
ま、だいじょーぶでしょ、自分らもそうだったし…

しかし、ほどなく新人の彼はメッセンジャーを辞めていきました。

先輩方(この場合、私と同僚)というのは、簡単にだいじょーぶとか
言ってくれちゃうものです。

だいじょーぶなのは今の時点での先輩方であって、初心者ではありません。
けれど先輩方はだいじょーぶ、だいじょーぶなどと平気で言う…。


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 ■ 始めるならポタリングから 〜2007年の記録〜
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スポーツマンならともかく、普段運動もしていない、体力もない人が
自転車に乗り始めるならば、トレーニング!やレース!や大会!ではなく、
近所を散策する「ポタリング」がよいのではないかなぁと思います。

頭がカラッポになるぐらいゼェゼェはぁはぁ自転車をこぐのも
それはそれでスポーツ特有の爽快感がありますが、
誰もがそんなハードな走りに耐えられるわけではないですからね。

2004年春から学習院大学生涯学習センターで開講されている
「楽しむための自転車学」(講師:自転車ツーキニスト疋田智氏)
というのを受講し、以来、受講メンバーの皆さんと共に、
ツーリングやポタリングに出かけています。

当初はサイクリングに出かけるのも年に1〜2回程度の頻度でしたが、
年を経るにつれ、参加者も増え続け、自ら企画をする人も増え、
今やシーズンに1回以上という頻度で開催中です。

誰にでも参加できるようなラクチンなポタリング企画から、
80kmぐらいのちょっと長めに田舎を走るツーリングまで、
多種多様な企画がありました。


2007年…

●4月 房総半島ツーリング(4回目)

●8月 都内かき氷めぐりポタリング

●8月 房総半島ツーリング(5回目)

●10月 秩父ツーリング

●11月 城北地区、公園&スイーツめぐりポタリング

●11月 東京都心、温故知新名所めぐりポタリング

●12月 房総半島ツーリング(6回目)

●12月 多摩川・入間川ポタリング

他にもアースデイライドに参加したり、サイクルモードに見学に行ったり、
ヒルクライムレースやロングライドに参加したり…と各自さまざまな行事に
参加したりもします。

ポタリングを企画するときは、誰にでも参加できるしんどくないコース、
ただ走るだけではなく、(自転車なしでもそれだけで楽しめるような)
見学や飲食ポイントも入れるとうまくいくようです。

一人で出かけてもいいのですが、誰かと一緒に走った方が断然楽しいですね。
一人では泣けるけれど、一人では笑えないって言うじゃないですか?


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 ■ 学習院大学でまた講座が…
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2008年に入って「楽しむための自転車学」の活動はさらに加速し…

●1月 忠臣蔵討ち入りコースポタリング

●2月 多摩川・野川ポタリング

●3月 記念すべき第1回 宿泊企画「伊豆大島ツーリング」

●3月 房総半島ツーリング(7回目)

…と、もはや月イチ以上のペースで開催されるに到っています。

年を経るごとにますますハイパー化しつつあるこの集まりですが、
(しかも見どころたくさんのラクチン企画も多数開催しながらのハイパー化)
2008年もおそらく企画目白押しのはずです。

学習院大学での疋田さんの講座も、5月から開講されるもよう。

講座、懇親会、ポタリングで…お会いしましょう!?

http://open.gakushuin.ac.jp/blog/course/life#C078


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 ■ 2007年はあまり出かけなかったなぁ…
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皆さんと行くポタリングではとても充実した一年でしたが、
そういえば長らく何泊もするような自転車旅行に出かけていません。

●5月 房総半島往復自走ツーリング

 外房で1泊のみ。

●12月 伊豆半島まで自走ツーリング

 年末年始、伊豆半島の「伊豆高原青い風ユースホステル」を拠点に
 ツーリング。4連泊。
 ※この宿は、サイクリストの間では有名な宿だそうです。


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 ■ 2008年はハイスピード化!?ビンディングについて
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私は走るスピード自体は決して速くなく、
長い距離をゆっくり走るスタイルでの旅行が多かったのですが、
同じ日数の間でも、もっと長い距離を素早く走れないものかと思うようにも
なりました。休みは有限ですからね…。

そこで昨年11月、ペダルをトゥークリップからビンディングに換えてみました。
(自転車は相変わらず重いツーリング車のランドナーのまま)

とはいえ、サイクリングシューズでしか自転車に乗れなくなるのも困るので、
片面フラットのシマノのSPDペダル(PD-M324)を取り付け、
靴底に取り付けるクリートは、横、斜め、上の三方向に取り外せる
初心者用のクリートを用意。

パコン。(ビンディングをはめ込む音)

ではいざまいる!!

いや、たくさん走る前に安全な場所で練習、練習…。

外すのは思ったより難しくはなく、ビンディングのバネの力を調整すれば、
ハズしたいのに外れないということはありません。

それよりも難しいのは、クリートをペダルにはめ込むとき!
最初は目視なしにはなかなかはめ込めません。

詰め襟の学生服のカラーのホックを、鏡を見ながら両手を使って
20分かかってもはめられなかった中学入学当時を思い出しました。
(じきに、片手だけ使って鏡なしでも一瞬ではめられるようになりますが)


では公道に走り出してみよう!
街中でも練習しないと、いつまでも畳水練ではね…。


やがて…これはイイ!!


換える前は立ちゴケが怖くて、またはいかにも自転車でしか使えません!と
いうような「非日常性」がイヤでビンディングを使うことはなかったのですが、
実際に付けてみると…これはイイです!!

ペダリングのしやすさがトゥークリップとは段違いです。

トゥークリップでも、たしかに足がペダル上でズレることはないのですが、
トゥークリップに足を突っ込んでも、足の指先でペダルを握りしめなければ
いけない感覚がありました。(登りのときなど、足の指先がとても疲れる)

それがビンディングだと、とにかくペダルを回すことだけに集中できます。
これは、ビンディング装着者がすすめてくるわけです。
同じ巡航速度を保つのも、トゥークリップよりもラにできてしまいます。


とはいえこれまで使っていたトゥークリップでの走行歴に比べれば、
ビンディング歴はまだまだ。

ビンディングに取り替えてからすでに4か月以上が経ちましたが、
今でも、特に後からはめ込む左足の装着に手間取ることがあります。

…が、きっと時間と慣れが解決してくれるものと楽観しています。


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 ■ そしてブルベに参加した…
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ブルベとは…

公道上を長距離、制限時間内に自己責任で走破するという認定制度です。
フランスが発祥の地で、日本でも数年前に公式ブルベの開催が始まりました。

チェックポイントで「ブルベカード」に記入してもらったり、
コンビニで時刻の印字されたレシートをもらうことによって、
走破したことを認定してもらうという仕組みです。

日本でもブルベが始まった頃からその存在を知ってはいましたが、
勝手ツーリング派には縁があるまいと思い、
自分自身が参加することはありませんでした…

が、2008年になって、諸々の心境の変化から、
ついにブルベに参戦してしまいました。


<ブルベの日本公式サイト>
http://www.audax-japan.org/

 無サポート、自己責任の長距離走行。
 レースではありません。
 順位を付けて表彰したりもしません。
 あくまで認定制度。
 交通違反したら失格。コースをまちがえても失格。
 長い距離のカテゴリーでは走行が長時間に及ぶので、夜間装備は必須。
 ヘッドライトのみならず、蛍光反射ベルトや尾灯、ヘルメットの尾灯も義務。

ブルベにはカテゴリーがいくつかあって、
200km、300km、400km、600km、1000kmという区分があり、
それぞれのカテゴリーで、全国各地で開催されています。

制限時間は休憩含めた旅行速度で約15km/h。
200kmなら13時間半、300kmなら20時間、400kmなら…というように、
長い距離でも宿泊・仮眠のためのマージンがありません(…)。

また、4年に1回、「PBP(パリ-ブレスト-パリ)」という、
ブルベのご当地フランスで1200kmを走る大会が開かれるそうです。
(制限時間は…80時間)

私はいちばん短いカテゴリーの200kmに、エントリー。
1月20日に埼玉で行われた、川口と霞ヶ浦の往復コースに参加しました。

http://www.nanchatte-charider.com/route_archive/200801brm120/brm120.html

全力で、観光ナシで公道を快速走行した場合、
自分はどのくらい走れるのかを知りたい…

これまでやってきたような単騎宿泊ツーリングとはちがうモチベーションで、
長い距離を走る一つのきっかけになるわけです。

順位を付けず、ただ制限時間内に間に合ったか間に合わなかったかという
区分しかないのも、スポーツ苦手な自分としては嬉しいポイントです。


レースやイベントなんて決められたコースを走る箱庭じゃねーかよ
ツマンネー、と長らく思っていましたが、2004・2005年の鈴鹿8耐に出たことや、
ポタを企画したり企画してもらったりして、
先に書いたとおり、他の方と一緒に走るようになったのも、
心境の変化の大きなきっかけです。

自転車の楽しみ方に幅が生まれるって、こういうことなのかもしれん…
などと一人うなづく今日この頃です。

(次号に続く…)

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【編集後記】

ブルベのお話は、スペースの都合上、次号に譲りたいと思います。


ところで今、「GIS NEXT」という地理情報システムの専門季刊誌に
A4見開き2ページで連載原稿を書いています。


【GIS NEXT】
http://www.nextpb.com/gisnext/

ハンディGPSを触ったことがない初心者(初心者以前の方)向けに、
ハンディGPSとはいかなる機械なのか?何ができるのか?
というような内容で連載しているのですが、
内容はともかく…紙面に原稿を収めるのがこんなに難しいとは!

メルマガやブログにはスペースの制限がないのでナンボでも書けますが、
紙の雑誌というのはとにかく文字が入りません。
執筆の時間よりも、字数減らしの方に時間がかかったりして…

すでに連載初回の掲載分は発売されているのですが、
できあがった誌面を見ると、あれだけ原稿を削った(削られた)のに、
まだ文字がギッチリで読む気がナえるというありさま。

初回原稿の反省を踏まえ、連載第2回の原稿では画像のカットを増やし、
文字数を大幅に減らしたのですが…それでもギリギリ一杯。

雑誌や本の原稿を書いて原稿料や印税で生活したり、
テレビやラジオで発言してメシを食っている人たちがいますが、
いやぁ彼らはホントすごいよなぁ…と思いました。

それに、単行本のあとがきなんかで著者の方がよく
「この本ができたのも、ひとえに●●出版社の●●君の力によるところが云々」
などと謝辞を書いていますが、以前はあれを読んでも、
「そんな出版前の内輪な事情など、読者にはカンケーネーダロ」
と思っていました。読者に披瀝する意味が理解できませんでした。

いや、つまりそれだけ編集者の貢献度合いが大きいということなんでしょうね。

誰でもブログやらmixiやらは書けるけれど、
質を保ちつつ、適正な量の原稿を書く能力はまた別もの。

自転車の整備を自分ではできているつもりでも、
30年それで生活している本職の自転車屋さんとはちがうのだというのと
同じなのでしょう。


好きに書いてきたこのメルマガも、発行ペースにムラがありながらも、
ようやく次号で第100号。

といって何か特別なことをするでもなく、
これまでどおり、フツ〜に発行予定です。

それではまた次号!

(休刊したわけではありません)


【なんちゃってチャリダー自転車始末記】

 発行人 かくげ太(kakugeta@nanchatte-charider.com) 

 ●なんちゃってチャリダー通信
 http://www.nanchatte-charider.com/
 ●なんちゃってチャリダー自転車始末記 
 http://charilog.blog21.fc2.com/
 ●バックナンバー 
 http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000153698 
 ●配信登録・解除はこちら 
 http://www.mag2.com/m/0000153698.html

【発行人略歴】 

 1981 子供用サイクル1
 1985 子供用サイクル2
 1989 ママチャリ1
 1994 ママチャリ2
 2000 廉価版マウンテンバイク
 2001 ランドナー
 200X スポルティーフ?ロードバイク?

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━━━━━━━━━━セレクトイットなら安心!!━━━━━━━━━
末永くサイクリングライフを楽しんでいただきたいから、、、
http://af1.mag2.com/m/af/0000012222/001/s00000002197001/001
スポーツサイクル専門店として、1台づつ入念に組立セットアップを施し、
オンライン販売でも実店舗とかわりのないクオリティーをお届けします。
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