発行: (特活)「環境・持続社会」研究センター(JACSES)
http://www.jacses.org

<Carbon Tax Expressのご案内>

 昨今、地球温暖化防止のための政策として、環境税・炭素税が注目されていま
す。このメールマガジンは環境税・炭素税に関する最新の動向を皆様にお届けす
るためのものです。日々刻々と変化する環境税・炭素税の周辺状況を追うための
情報源としてお使いください。

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目次:

<ニュース>

1.【政治】自民党税制調査会、道路財源や環境税も検討
2.【行政】環境省、第三次環境基本計画(案)に対する意見募集の結果を公表
3.【企業】石油連盟会長、道路特定財源について発言
4.【企業】日本自動車会議所、第三次環境基本計画(案)に対し意見を提出
5.【企業】日本自動車連盟、自動車税制改革フォーラム、道路特定財源一般財
源化反対の署名活動を開始
6.【海外】英国・ノルウェーら12ヶ国、航空券への新規課税に合意
7.【海外】英国世論調査、グリーン税制導入「大丈夫」
8.【海外】UNFCCC、京都議定書遵守のための新委員会を設置


<お知らせ>

☆イベントのお知らせ☆

●JACSESシンポジウム「気候変動/地球温暖化に対処するための税体系を考える
」3月29日開催のお知らせ

☆サポーター会員拡大キャンペーンについて☆

☆ご協力をお願いします☆

<JACSES 事務所移転のお知らせ>

<編集後記>

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1.【政治】自民党税制調査会、道路財源や環境税も検討

 共同通信によると、自民党税制調査会は17日、抜本的税制改正に向けて道路特
定財源の見直しや環境税導入を検討する方針を決めた。22日の正副会長会議から
本格的な議論が行われ、政府の経済財政諮問会議が6月にまとめる歳出・歳入一
体改革に検討内容を反映させる方針。

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2.【行政】環境省、第三次環境基本計画(案)に対する意見募集の結果を公表

 環境省は3月13日、中央環境審議会総合政策部会(第38回)を開催した。この
会議では、第三次環境基本計画(案)等について話し合われ、「第三次環境基本
計画(案)に対する意見募集の結果」や「第三次環境基本計画(案)に対する地
方ブロック別ヒアリングにおける意見発表者の意見概要について」も公表された。
「第三次環境基本計画(案)に対する意見募集の結果」では657件の意見が公表
されており、環境税に対する意見も多数見られる。


環境省ホームページ内、中央環境審議会総合政策部会(第38回)議事次第・配付
資料ページ:
http://www.env.go.jp/council/02policy/y020-38b.html

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3.【企業】石油連盟会長、道路特定財源について発言

 渡石油連盟会長は3月15日、定例記者会見にて道路特定財源の目的等について
説明し、道路に使わないなら、ガソリン税を1リットル25円(暫定税率分)引き下
げるべきと主張した。
 また、石油連盟と全国石油商業組合連合会は3月20日、インターネット上など
で道路特定財源の一般財源化反対署名運動を開始した。同団体は署名活動の理由
を「道路特定財源は、本来の道路整備事業に全額充当すべき」「道路特定財源に
余裕があるならば、暫定税率を引き下げるべき」などとしている。


「ガソリン税等道路特定財源の一般財源化反対」(pdfファイル):
http://www.paj.gr.jp/html/paj_info/chairman/data/file/2006/060315_douro.
pdf

渡 石油連盟会長定例記者会見説明要旨(2006年3月15日):
http://www.paj.gr.jp/html/paj_info/chairman/precon/2006/20060315.html

石油連盟ホームページ内、「道路特定財源の一般財源化反対署名運動にご協力く
ださい」ページ:
http://www.paj.gr.jp/html/paj_info/topics/2006/20060315.html

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4.【企業】日本自動車会議所、第三次環境基本計画(案)に対し意見を提出

 日本自動車会議所は2月28日、中央環境審議会総合政策部会がとりまとめた第
三次環境基本計画(案)に対する意見書を同部会へ提出した。この中で、第三次
環境基本計画(案)の第二部に記載されている環境税については「国民各階各層
の理解と同意を得ながら、慎重の上にも慎重に検討していただきたい」として、
改めて導入に慎重な姿勢を示した。


社団法人日本自動車会議所ホームページ内、ニュースリリースページ:
http://www.aba-j.or.jp/01/01_01_h180301.html

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5.【企業】日本自動車連盟、自動車税制改革フォーラム、道路特定財源一般財
源化反対の署名活動を開始

 日本自動車連盟(JAF)と自動車税制改革フォーラムは3月14日、インターネット
上で道路特定財源一般財源化反対の署名活動を開始した。同団体は署名活動の理
由を「本来の目的である道路整備をまずきちんと行った上で、道路特定財源に使
用しない部分があるのであれば、暫定税率を本来の本則税率に戻すべき」(JAF
)などとしている。


JAFホームページ内署名活動ページ:
https://www.jaf.or.jp/enquete/signature/200601sig_index.htm

自動車税制改革フォーラム内署名活動ページ:
http://www.jaia-jp.org/taxforumdata/taxforum040326/tax_pr.html

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6.【海外】英国・ノルウェーら12ヶ国、航空券への新規課税に合意

 3月2日付Edie Netによれば、英国、ノルウェー、ブラジルなど12ヶ国は1日、
パリで行われた会議において、各国の空港から出発するすべての航空機のチケッ
トに課税することで合意した。航空券への課税に関しては、フランスがすでに7
月に一フライトあたり1〜40ユーロの課税を7月から実施することを明らかにして
おり、これで航空券課税を行う国はあわせて13ヶ国となる。フランスの場合、温
室効果ガス排出削減を主目的とし、2億ユーロ以上に上るとみられる税収は、発
展途上国への開発援助として使用される見込み。


Edie Net ニュースページ:
http://www.edie.net/news/news_story.asp?id=11143&channel=0

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7.【海外】英国世論調査、グリーン税制導入「大丈夫」

 2月22日付Edie Netによれば、英国ガーディアン紙によって行われた世論調査
によって、英国の一般国民は環境重視型社会への転換を促す「グリーン税制」を
受け入れる用意があることが明らかになった。世論調査では、回答者のうち約3
分の2がこうしたグリーン課税を「歓迎する」と答えた。
 英国では「気候変動税」などの環境税がすでに課税されているが、環境団体ら
を中心に、更なる包括的グリーン税制の構築が検討されている。


Edit Net ニュースページ:
http://www.edie.net/news/news_story.asp?id=11112&channel=0

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8.【海外】UNFCCC、京都議定書遵守のための新委員会を設置

 国連気候変動枠組み条約事務局(UNFCCC)は3月3日、京都議定書遵守委員会
(Compliance Committee)が業務を開始したことを明らかにした。同委員会は、
議定書目標を達成できない国への対応を決定する権限を有する執行部門
(enforcement branch)、および議定書加盟国に対して遵守のための助言・援助
をおこなう促進部門(facilitative branch)から成る。


国際連合ニュースページ:
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=17697&Cr=climate&Cr1=change

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<お知らせ>

☆イベントのお知らせ☆

●JACSESシンポジウム「気候変動/地球温暖化に対処するための税体系を考える
」3月29日開催のお知らせ

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 地球温暖化防止/京都議定書目標達成のため、炭素税/環境税導入に関する議
論が活発化しています。昨年度はその導入は見送られましたが、今年も与野党で
継続して審議されることとなります。

 また、既存のエネルギー税制の改革論議も進展を始めています。政府が進めて
いる特別会計の見直し作業の中で、既存のエネルギー課税を歳入とする特別会計
(石特・電特会計/道路特別会計)の改革がとりあげられています。

 こうした議論は、経済同友会が今年1月に提言「環境配慮型の税体系を考える
−地球環境を保持する国民的ビジョンの構築に向けて−」を発表するなど、企業
・経済界も含めた形で、新たな展開を見せ始めています。

 本シンポジウムでは、気候変動/地球温暖化に対処するための税体系に関し、
炭素税/環境税に消極的な立場の方々を含め、様々な意見をもつ人々の見解を共
有し、今後を展望します。皆さま、ぜひご参加下さい。

●日時:2006年3月29日(水)18:15〜20:50(開場17:45)

●プログラム(※敬称略)
18:15〜18:20:
 シンポジウム趣旨説明

18:20〜18:45:
 報告
 「地球温暖化に対処するための環境税/炭素税の経緯、炭素税研究会の提案」
  畑 直之(炭素税研究会/気候ネットワーク常任運営委員)

18:50〜20:50:
 パネルディスカッション
 <テーマ>
  地球温暖化に対処するための税体系のあり方(炭素税/環境税、既存エネル
  ギー税、特別会計等のあり方) 
 <パネリスト>
  柿本寿明(経済同友会「環境税を考えるプロジェクト・チーム」委員長/日
       本総合研究所シニアフェロー)
  永里善彦(株式会社旭リサーチセンター代表取締役社長)
  糟谷敏秀(経済産業省環境政策課長)
  鎌形浩史(環境省環境経済課長)
  足立治郎(炭素税研究会/「環境・持続社会」研究センター事務局長)
 <司会>
  植田和弘(京都大学教授)    

●会場:星陵会館ホール(東京都千代田区永田町2−16−2)
    有楽町線・半蔵門線永田町駅6番出口より徒歩3分
    千代田線国会議事堂前駅5番出口より徒歩5分
    銀座線・丸の内線赤坂見附駅より徒歩7分 
    *駐車場がございませんので、お車での来場はご遠慮下さい。
    http://www.seiryokai.org/kaikan.html

●参加費:一般1,500円、学生1,000円
     (JACSES賛助会員の方は無料、サポーターの方は半額)
     *当日『地球温暖化防止のための環境税資料集(JACSES)』を持参 
      していただいた場合、参加費から800円を割引させていただきます。

●主催:「環境・持続社会」研究センター(JACSES)
●共催:炭素税研究会、気候ネットワーク

【お申し込み】
次の登録フォーム( http://www.jacses.org/form/form_event.html )から「3
月29日シンポジウム参加申込」を明記の上、お申し込みください。

※ 本シンポジウムは、「環境再生保全機構地球環境基金」の助成を受けて行わ
れます。



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        サポーター会員拡大キャンペーンについて        
          <JACSESの本をプレゼント!!>

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         ☆キャンペーン期間を延長しました☆

 この度、JACSESでは「サポーター会員拡大キャンペーン」と称し、2006年3月
31日までにサポーター会員になった方に、もれなくお好きな書籍を一冊プレゼン
トします。 ぜひこの機会にサポーター会員にお申し込みいただき、私たちの活
動を支えて下さい!

 キャンペーン期間中に、サポーター年会費2,000円をお支払いいただくと、通
常のサポーター特典(入会後1年間のJACSES主催イベントの参加費が半額になる
特典)に加えて、以下の書籍の中からお好きなものを一冊贈呈します。

☆↓お申し込み等、サポーター会員拡大キャンペーンの詳細はこちら↓☆
http://www.jacses.org/about_jacses/memberscampaign.htm

<キャンペーン対象書籍>

『サスティナブルウェルフェアソサエティ』↓
http://www.jacses.org/pub/book_sustainable.html
『平和構築と国際協力基金〈ODA〉』↓
http://www.jacses.org/pub/book_peacebuilding.htm
『日本のODA「環境・人権・平和」JICAの環境社会配慮を考える』↓
http://www.jacses.org/pub/book_oda.htm



☆ご協力をお願いします☆

●インターン・ボランティアとして活動にご参加していただける場合
 詳しい情報・ご応募方法は↓
インターン:http://www.jacses.org/about_jacses/internship.htm
ボランティア:http://www.jacses.org/about_jacses/volunteer.htm

●環境税/炭素税に関する情報・ご意見をいただける場合
 情報・ご意見をお持ちの方は、ぜひ<adachi@jacses.org>までお寄せくださ
い。いただいた情報・ご意見は、次回以降の"Carbon Tax Express"に反映させて
いただく場合があります。

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<JACSES 事務所移転のお知らせ>

 この度当センターは事務所を下記の通り移転することとなりましたので、ご案
内申し上げます。お手数をおかけしまして大変恐縮ですが、今後ともよろしくお
願い申し上げます。

◆移転先◆

●新住所:東京都千代田区飯田橋2-3-2三信ビル401

●電話番号:03-3556-7323

●FAX番号:03-3556-7328

地図・アクセスなど詳しくは↓
http://www.jacses.org/about_jacses/map.html

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<編集後記>

メールマガジンをお読みの皆様、はじめまして。JACSESでインターンを始めさ
せて頂く事になりました小野田真二といいます。現在私は修士課程に在籍しており、
論文には環境税の政策過程を扱いたいと考えています。

我ながら気合をいれスーツを着ての初出勤日は、予想通り(?)事務所の引越
し作業でした。梱包されていく資料を眺めつつ、改めてJACSESで多くの事を学ん
でいければと思いました。

私自身修士論文を書いていくに当たっては、環境税導入推進と反対の意見があ
る中で、まずは「そもそも誰のための環境税なのか?」という問いに戻ることで、
自分なりの環境税の位置づけを明確にしていければと思います。

                   (JACSESインターン 小野田真二)
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◆発行◆

 特定非営利活動法人 「環境・持続社会」研究センター (JACSES)
 〒102−0072 東京都千代田区飯田橋2-3-2 三信ビル401
 TEL:03-3556-7323 FAX:03-3556-7328
 E-mail:jacses@jacses.org URL:http://www.jacses.org

 発行責任者 足立 治郎
 編集長 佐々木 琢哉
 編集 小野田真二・石塚 史暁・青木 鉄仁
 協力 田辺 有輝

 このメールマガジンは一部「環境再生保全機構地球環境基金」の助成を受けて
発行されています。

※本文中のリンクは、発行日の時点で有効なものです。また、リンク先の内容に
関しては、当方では責任を負いかねますのでご理解下さい。

※本メールマガジンは営利を目的としたものではありません。記事・リンク等に
問題がある場合はjacses@jacses.orgまでご連絡下さい。次回号より訂正させて
いただきます。

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