[ 素材の話 ]

先日、商品の問い合わせがありました

 

話をしていると、なんだか噛み合いません

どうやら「ゲルコート仕上げ」という意味をかんちがいしているようでした

 

その方は、「ゲルコート仕上げ」というのは

「白だったり、黒だったりするもの」と、おもい込んでいるようです

 

それは全然検討外れな解釈です

 

ゲルコートというのは、基本が「クリア」なのです

つまり透明がベース・レジンなわけです

 

そこに調色して、「白」や「黒」といった、カラード・タイプが誕生します

色は、赤でも黄色でも緑でも 作ることは可能です

 

カーボン製品は、その生地の美しさを見せるためにクリア・ゲルを使っています

色付きでカーボン地が隠れてしまうと、買い手にとって商品価値が下がるから・・・

 

クリア・ゲルコートのかかったカーボン製品は いわゆるウェットカーボンのみで

ドライカーボンにはゲルコート仕上げというのはありません

 

ドライカーボン製品は紫外線にさらすと、あっというまに黄緑ががった色に変色しますので

クリア塗装をされることを強くおすすめいたします

 

話がそれましたが

ゲルコートというのはそのあとに塗装をすることを前提とした下地です

 

塗ってしまうなら、本来色は何色でもいいのですが

スクラッチ傷が目立ちにくいという理由で、白が一般的に多いのです

 

クリアでもかまいませんが、「くさいものにフタ」的意味合いも否めません

色付きなら、できの悪さもかくせます

 

脱泡の際、「気泡が目視しやすい」という作業上の理由で

黒を好む人もいます

 

そんな理由で、白や黒が一般的に使われているのです

 

余談ですが価格でいうと、安い順に クリア→黒 

そして発色のよいものほど高くなっていきます

 

 

 

 

 

                                      

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