[ 書籍・中国 ]
こんにちは。

 『トムの気まぐれ書評』です。
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#24寸評-----------------------------------
   新釈 水滸伝/津本 陽著
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 これも中国の歴史的名著のひとつです。

 物語の中で三国志の登場人物が出てきますので、
 時代は三国志よりは後の時代(宋の時代)、
 暴れ者だった高球(こうきゅう)が徽宗(きそう)皇帝の前で
 蹴鞠(けまり)を上手に行うところから始まります。

 徽宗皇帝から大尉の位を授かり権力を握った
 高球(こうきゅう)の悪政の元、時代を憂いた宋江ら
 108人の英雄達が梁山泊に集結します。

 『梁山泊』と言う言葉は日本ではパチンコプロの集団の名前で
 有名ですが、もともとの由来はこの水滸伝だったんですね。

 水滸伝は、中国民衆の間に流れ続けたいくつもの小話を積み重ねて
 できあがったもののようです。また話の長さから70章本、100章本、
 120章本などがあるようです。

 本書は、比較的短編となる70章本のようで、入門書としては
 入りやすいものになっています。

 いずれにしろ、大きな中国大陸を背景に、この水滸伝は、
 『雄大』で『おおらか』、『のびのび』とした英雄達の活躍が
 楽しめますのでお勧めです。

 昔の中国は、とにかく、おおらかだったんですね。

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