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 欧州からの文化の風【日本の未来のために】◇◆No.82:ロンドンの小天使
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
    
            ロンドン
        ウオータールー駅の小天使
     
      
  ■◇◆◇◆□■◇◆□■◇◆◇◆□■◇◆ 

海外旅行に行くときは、いつでも飛行機。
まあ、あたりまえの話ですが。
しかし、英国のロンドンへ行くときは、飛行機でヒースロー国際空港から入る
よりも、パリから出発する国際高速鉄道「ユーロスター」に乗って、英仏海峡
のユーロトンネルを渡って、ロンドンにアクセスする方が、なんか、お洒落な
ような気がする。

私が始めてロンドンに行った時も、パリの北駅 Gare du Nord から「ユーロ
スター」に乗って、ロンドンのウオータールー駅 Woterloo に入りました。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

英仏海峡トンネルが完成し、パリの北駅と、ロンドンのウオータールー駅が、
高速鉄道によって結ばれるようになったのは、94年です。

北駅には、「ユーロスター」専用のチケットロビーと乗り場があって、
「これに乗れば、3時間半で、ロンドンだ」
という予感には、国際統合されたEUヨーロッパという、欧州の未来のイメー
ジには、思わず胸が高まる気分にさせられる。

「ユーロスター」は、フランスとイギリスという、鉄道の建設基準が違う国土
を走ることができる車両として開発されたTGVの新型車両で、もちろん、ブ
ランド路線。車両の内装インテリアは、赤を基調にした、シックで、ゴージャ
スなデザインで、座席のシートは日本の新幹線とは桁違いなほど広く、快適な
乗り心地を楽しめます。

どちらかといえば、平らに広がる風景のフランスの田園地帯を走り、英仏海峡
トンネルを抜けると、起伏の多い、イギリスの田園地帯を走って、3時間半で、
ロンドン側の玄関駅、ウオータールー駅に着きます。

ウオータールー駅のユーロスター専用乗り場のターミナルは、94年のユーロ
スター開業に合わせて建設された新しいもので、イギリス人の建築家、ニコラス・
グリムショウによる設計。ゆるやかな曲面を描く駅のプラットフォームを覆う、
大きな透明ガラスと青いチューブトラスが組合わせられた、軽快な屋根のデザ
インは、明るく開放的で、現代の駅舎の斬新なデザインとして、有名です。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

列車を降りた乗客は、高架のガラス屋根のプラットフォームから、長いスロープ
に長蛇の列をつくって、天井の高い1階のコンコースまで、ぞろぞろと降りる。
天井の高い、白いコンクリート打放しの明るくて広いコンコースのあちこちには、
英国特有のネイビーブルーの制服を着た駅員や、警備の係官がいて、ちょっとし
た緊張感を感じさせられる。さっきまでいたフランスのパリとは、いかにも違う
風景です。
BRITAIN=英国に着いた!!」
思わず、そんな感慨の気持ちにさせられます。

乗客が並んで待つゲートで、パスポートのチェックを受け、ネイビーブルーの制
服を着た入管の係員に、「ガチャンッ」とパスポートに入管印を押してもらえば、
ロンドンWelcome!!です。

以下、「ユーロスター」が見れるサイト。
http://ww1.tiki.ne.jp/~yokoura/honeymoon/20010418.HTML
http://www.kcc.zaq.ne.jp/konoha_kiri/BLE/Eurostar.html

以下、ウオ−タールー駅が見れるサイト。
http://www.joyphoto.com/japanese/abroad/1999Europe/london/water.html
http://www.mediawars.ne.jp/~tanimura/a_map/foreign/form/england/waterloo.html

―――――――――――――――――――――――――――――――――――


ウオ−タールー駅からは、地下鉄に乗り換えて、ロンドン市内の目的の場所に向
かいます。
ロンドンの地下鉄は1863年に、パリの地下鉄METRO、ニューヨークの地下鉄
SUBWAY
に先立ち、世界で一番最初に建設された地下鉄として有名です。
路線数は14、駅の数は478,総延長390kmに達する,ロンドンの地下鉄は、その
総延長距離でも、世界一。
市民から“UNDERGROUND”、あるいは大部分がシールド工法で建設されその
断面が円形であることから“TUBE:チユーブとも呼ばれ、親しまれています。

ロンドンの地下鉄は、まさしく“TUBE:チユーブです。駅もシールド工法で建設
されていてその断面が円形。長くて、狭くて、丸い筒型の屋根のホームで、列車を
待ちます。
列車は、細い「チューブ」の中を走れるように設計されているため、日本やパリの
地下鉄と比べて、驚くほど小さい小型の車両。筒状の丸い断面のトンネルの形に合
わせて車両の屋根も扉も、上の方が斜めになっている。
まさしく、細いチューブから押し出されるように、車両が駅のホームに滑り込んで
きます。見ていてとても窮屈そう。でも、丸くてかわいらしい車両です。


地下鉄でロンドンを見て回るには、トラベルカード Travelcard と呼ばれる、乗り
放題の周遊券を利用するのが安くて便利です。1日券、1週間券など、種類はいろいろ。
これは、自動販売機で購入します。
しかしこの自動販売機、初めての旅行者には、使い方が分かりにくい。
コインとガイドブック片手に、動かない自動販売機と格闘していたら、同じ歳位の
ジーンズを履いた男性のバックパッカーの旅行者に、声をかけられました。

「俺は今日がロンドン最後の日なんだ。You、これでロンドンが楽しめるよ」
と言って、3日分の有効期限が余っているトラベルカードを、私に差し出してきました。

こういうかんじの見知らぬ人同士のやりとりは、欧州を旅行していると、よくあります。
日本では、なかなかない習慣です。
見知らぬ隣人同士であるからこそ、ジェスチャーを出して、知り合い、お互い助け合う
という感覚の習慣は、気持ちがよいものです。
とっさにそう言われて、真意をつかみかねて突っ立っていた私に対して、彼は私の手に
トラベルカードを握らせると、

「ロンドンはいいところだよ。楽しめ。じゃあ、Good  Luck !!」
と言い残して、去っていきました。

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似たような出会いに、先日、東京の品川駅であいました。
夜の8時くらいの時間だったでしょうか、品川駅の券売機の前で、ぼーっとして立
っていた私の前に、12歳位のラテン系の少女が歩み寄ってきて、

「ワタシ、アナタにこれ、あげます。アナタ、これで家まで帰れます」
とたどたどしい日本語で言って、JRの1日券を差し出しました。
連れがいた私は、
「いや、いいです」
と、条件反射的に、言っていました。その少女は、ムッとした顔をして怒ると、
1日券を券売機の前の床に叩きつけて、去っていきました。

日本人感覚でいたために、条件反射的に彼女の申し出を断ってしまった私は、
どうやら、彼女の善意の気持ちを、踏みにじってしまったようでした。
今でも思い出すと、とても残念な気持ちになります。「隣人愛」に無頓着な日本人
感覚は、どうもいけないなあ、と振り返って思います

ロンドンで出会ったバックパッカーが、小さな天使だとしたら、
日本には、小天使は、どうやら、どこにも、いないようです。

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以下、ロンドンの地下鉄、TUBEUNDERGROUNDが見れるサイト。
http://www.ne.jp/asahi/tabitabi/train/lonS.htm
http://www.ne.jp/asahi/tabitabi/train/tube.htm
http://www.f-banchan.net/travel/underground/underground1.htm
http://www.asahi-net.or.jp/~QN4H-UN/TravelG7-A3-London2.htm

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◆◇欧州からの文化の風【日本の未来のために】◇◆No81オランダの社会と環境
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
         オランダの社会と環境
     国土も社会も、自分たちで「造って」きた
           知恵に学ぶ
 
  ■◇◆□◆□◇◆□■◇◆□■◇◆□◆□◇◆□■◇◆□■◇◆□ 
 
ロンドンのヒースロー、パリのシャルル・ドゴール、アムステルダムのスキポール
は、欧州の3大ハブ空港と、いわれています。
日本やアメリカからの直行便が入り、ここから欧州各地を結ぶシャトル便が飛ぶ。
航空会社が出している旅客機の周航軌跡図を見ると、ヨーロッパ大陸の上に、
「欧州の空の三角形」が、まさしく、描かれている様を見ることができます。
 
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
アムステルダムのスキポール空港に向けて降下していく飛行機の窓から見下ろす
と、オランダの、現代の美しい田園地帯の風景を見ることができます。
直線で区切られた、美しい緑の田園地帯で、そこには何本もの白い風車が立ってい
て、くるくると回っている風景を見ることができます。
 
風車は、あの、絵葉書で有名な、クラシックな風車ではありません。
風力発電のための風車です。
オランダは、北欧・ドイツと並ぶ環境政策における先進国で、脱原発も、政策の大
きな要の一つなのです。
 
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スキポール空港から、アムステルダム中央駅までは、列車で約20分。
アクセスは非常によく、簡単にアムステルダムの旧市街まで入ることができます。
アムステルダム中央駅の駅舎は、1889年の完成で、その美しい赤レンガの建物は、
東京駅のモデルになったともいわれています。
 
アムステルダム中央駅の正面入口を外へ出ると、そこは広場になっていて、
運河の水面の光、赤レンガにカラフルな色をまとった建物が並ぶ旧市街の街並、
市民の足であるトラム(路面電車)、などを見渡すことができます。
 
 
以下、私が撮影してきたアムステルダムの街の風景です。
 
    スキポール空港からアムステルダム市内へ(アルバム形式)
http://photozou.jp/photo/list/146408/386229
 
    アムステルダム中央駅(アルバム形式)
http://photozou.jp/photo/list/146408/386235
 
    アムステルダムの街並(アルバム形式)
http://photozou.jp/photo/list/146408/389667
http://photozou.jp/photo/list/146408/393218
 
    アムステルダムの街並夕景(アルバム形式)
http://photozou.jp/photo/list/146408/386242
http://photozou.jp/photo/list/146408/393245
 
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
街はカラフルで、どこかまったりとした空気を感じさせられるのは、この国が、
「自由」に対して、世界で最も寛容な先進国であるからなのかもしれません。
始めてこのアムステルダムに来る人は、ちょっとびっくりするかもしれない。
土産物店に入ると、性グッズやその手の写真が店頭に並べられている。
私も始めは、びっくり、驚きました。
麻薬、売春、安楽死などのタブーが、この国では制限付きで、許されている。
「自己決定」と個人の責任に、タブーを含めた選択の自由を、可能な限り委ねる
べきだということのようです。
 
オランダは65%の国土が、埋立てによってつくられた国であるということは
有名ですが、そうして国土を自ら造り、管理してきたという歴史が、
社会の制度についても、禁止よりも管理と制御という方法を尊ぶという文化風土
を、育んできたといわれています。
オランダには、「自然」がありません。
緑も土も、草も木も、水も運河も、自分達が「造った」ものなのです。
社会制度も「そこにある」ものではなく、自分達が「造る」もなのだという
意識が、根元のところにある。
 
はるか昔から自然に恵まれ、囲まれて、その中で育まれてきた日本人の文化風土
からは、ちょっと想像することが難しい、意識であるかもしれません。
 
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
しかし、彼らは自分たちが何かを「造る」ということが得意です。
なにしろ、足元の地面から始まって、自分たちの住む環境を自分たちでつくって
きただけに、環境は管理しなければ壊れてしまうということも、よく知っている。
 
幾何学的な美しい田園風景や、よく造りこまれた街並や、環境政策への姿勢、
そこに暮らすオランダ人の社会制度への視点などには、日本人が学べる点もある
ような気がします。
なぜなら、日本も現代においては、環境や社会制度は「自然に任せておけばいい」
という姿勢では、うまくいかない時代に入っているからです。
「造り」、「管理」し、「制御」するという姿勢は、人工の環境に囲まれた現代に
おいては、大切な知恵なのかもしれません。
 
 
  ■◇◆□◆□◇◆□■◇◆□■◇◆□◆□◇◆□■◇◆□■◇◆□ 
 
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◆◇欧州からの文化の風【日本の未来のために】◇◆No80:アムステルダムの夜の夢
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         カラフルな街アムステルダムの
      ライツェ広場と「Bar Americain」に是非一度

☆  ■◇◆□◆□◇◆□■◇◆□■◇◆□◆□◇◆□■◇◆□■◇◆□ ☆

今年の夏、6日間のヨーロッパひとり旅から、昨日帰国した。

旅程は、オランダのアムステルダムのスキポール空港に入り、2泊。
3日目は早朝から高速鉄道タリスでベルギーのブリュッセルまで2時間半で移動。
始めて訪れるブリュッセルの街を1日観光した後、夕方遅くに高速鉄道タリスに
再び乗って、フランスのパリ北駅まで2時間で移動。
パリで2泊した後、シャルル・ドゴール空港から帰国という、6日間の旅。
3国3様、どこの国にもそれぞれに違った個性のある街並を訪れることができて、
短かったが楽しい旅だった。

アムアムステルダムので出会えたバーと美味しいお酒の一時のことについて、
書いてみたいと思う。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

アムステルダムの街を訪れると、その街並も、建築も、そここにある店の内装
も、色とりどりでとてもカラフルであり、個性的なことに、おどろかされる。

アムステルダムのスキポール国際空港から、旧市街の中心であるアムステルダム
中央駅 Amsterdam Centraal までは、電車で約20分。
空港からのアクセスは近く、とても便利だ。

空港から出ている電車は、強いイエローに空色のブルーの色使いの車両で、内装
もイエローと明るいグリーンの色使いと、とてもカラフルで明るい雰囲気。

アムステルダム中央駅に着くと、高い鉄骨造のドーム型の天井のホームと、赤い
レンガ造の豪華な造りの建築で有名な中央駅駅舎が、訪れる人を出迎えてくれる。


以下、アムステルダム中央駅が見れるサイト

http://www.flickr.com/photos/ayustety/79441311/
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AB%E3%83%80%E3%83%A0%E4%B8%AD%E5%A4%AE%E9%A7%85
http://homepage3.nifty.com/akapon/travel/germany/germany11.htm
http://eritokyo.jp/holland-2004/hollandn-2004-1.htm
http://homepage3.nifty.com/hiway/holland/jword/cs.htm

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

アムステルダム中央駅前の広場から、街へと入っていく、ダムラック通り Damrak
が、中央駅前のメインストリートであり、三角屋根がのった赤や黒色のレンガ造り
の街並は、色とりどりで、とてもカラフル。
見ていてもとても楽しい街並だ。

このダムラック通り Damrak 沿いは、夜になると色とりどりのネオンが灯っ
てにぎわい、昼間歩いても、夜が更けた後散歩をしてみても、とても楽しめる
カラフルな街並だ。
しかし、このダムラック通り Damrak 沿いは、飾り窓地区の近くでもあって、
治安があまりよくないのが、ちょっと難点であるといえる。

レストランで夕食を済ませた後、ちょっとおいしいお酒でも飲みたいと思って
店を探すのだが、バー風なお店は、入るのに、ちょっと勇気がいるような雰囲気
の店が多く、苦労する。
正直、場所柄、ちょっと警戒感を感じてしまわざろうえないことは否めない。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

アムステルダムの2日目の夜、しびれを切らした私は、夜には訪れたことがない、
ライツェ広場 Leidesplein  を、訪ねてみることにした。

ライツェ広場 Leidesplein は、中央駅からトラム(路面電車)に乗って、
10分くらいのところにある。
周囲にはアムステルダム市立劇場があり、美術館がたくさん集まっている
ミュージアム広場 Museumplein からも、近い場所だ。
アムステルダムは、北のベニスと呼ばれるほど、街中を縦横無尽に運河が
走っていてとてもきれいな街なのだが、中央駅からトラム(路面電車)に
乗って、そうした運河を4本ほど、越えて行った場所だ。

トラムを降りてみると、こちらのライツェ広場 Leidesplein も、色とり
どりのネオンが灯ってにぎわっていて、とてもきれいでカラフル。
広場には、ライトアップされた噴水があったり、たくさんの人たちが、夜の
屋外のパラソルの下のカフェに集まって、皆楽しそうな夜の時間を過ごして
いる。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ライツェ広場 Leidesplein のはずれには、アムステルダム アメリカン
Amsterdam American Hotel というホテルがある。
このあたりではちょっと目立つ、大きめなホテルだ。
その前を通りかかると、シックに落とした薄暗い照明の中に、真っ赤なソ
ファーを置いたインテリアの店があり、正面にはなんと、「BAR」の文字
があるではないか。

「美味い酒が飲みたい」とずっと思っていた私は、思い切ってその店に入って
みることにしました。
今思い出してみると、だいぶ緊張していたようで、正直、外から見ると、多分
自分でだいぶコワイ顔をしていたのだと思います。

そんな状態の私に対して、バーのカウンターの奥にいた年配のバーテンダーは、
私の方を見ると、

「Everybody here loving you」
と、一言。

その洒落た一言に、私は思わず、「Thank you」と小声で返していました。
緊張がとれて、カウンターに座っている何人かのお客さんの顔を見わたすこと
ができる余裕ができた私は、少しホッとしていました。

カウンターに座って、ビールを注文、というより、そのバーテンダーが、
「小さなビールでいいか?」
と聞いてくれていたのです。
アムステルダムの、優しく洒落たホスピタリティーを、感じた一時でした。
2杯目は、カクテルのマティーニを注文。
アムステルダムのマティーニは、日本のものよりもちょっと重い感じで、とても
美味しい。
だんだん場所慣れしてきた私は、気持ちよく落ち着いてお酒に酔うことができて、
その夜は今回の旅の中でも、思い出深い夜になりました。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

そのバーは、「Bar Americain」という、アムステルダム アメリカン ホテル
Amsterdam American Hotel のバーだったことに気付いたのは、店に入ってから
しばらくたってからでした。

とても渋くて落ち着き、美しい夜景にいろどられたアムステルダムの夜を満喫
できたのは、「Bar Americain」と、バーテンダーの彼のおかげです。

そのあと、近くのクラブにほろ酔い気分で立ち寄り。
若い人から年配の人まで、様々な客層がいるその店で、音楽のシャワーを浴びて、
その日は最高の気分のナイトライフになりました。

イケてる音楽と美味い酒に充たされた夜の時間というのは、日本にいてもなかなか
味わうことができません。
アムステルダムをもし訪ねることがあったら、ライツェ広場 Leidesplein の
「Bar Americain」を一度訪れてみることをおすすめします。


以下、日本に帰ってきてから見つけた、
「Bar Americain」
関連のサイトを貼ります。

http://www.amsterdamamerican.com/index.php?PgStrID=1250
http://www.easytobook.com/jp/amsterdam/restaurants/american-cafe-and-brasserie/
http://www.agoda.jp/europe/netherlands/amsterdam/amsterdam_american_hotel.html

☆  ■◇◆□◆□◇◆□■◇◆□■◇◆□◆□◇◆□■◇◆□■◇◆□ ☆

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◆◇欧州からの文化の風【日本の未来のために】◇◆No79:欧州2週間一周旅行
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 
           欧州短期2週間一周旅行
    鉄道や飛行機などの交通機関を利用する楽しみも味わいながら
        フランス、イギリス、イタリアを周る
 
 
  ■◇◆□◆□◇◆□■◇◆□■◇◆□◆□◇◆□■◇◆□■◇◆□ 
 
欧州を旅行してみたいとは思っても、なかなか時間が取れなくて……
と感じている方は、多いかもしれません。
10日から2週間あれば、欧州の主な国を周り、鉄道や飛行機などの交通機関
を利用する楽しみも味わいながら、欧州という場所が持つ魅力を、満喫するこ
とは、可能です。
 
9年前の97年の11月に、私は約2週間の期間をかけて、フランスのパリ、
イギリスのロンドン、イタリアのローマ、そしてイタリア中世の歴史ある古都・
山岳都市である、シエナとサン・ジミニャーノを訪ねる旅をしました。
 
「欧州短期2週間一周旅行」の一つのモデルコースといえるかもしれない、6
年前の欧州旅行のコースと魅力を、紹介したいと思います。
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
「パリに行こう」、と提案したのは、この時は、友人でありました。
東京の居酒屋で、友人どうし3人で飲んでいた席での、この言葉に、ヨーロッ
パ熱の入った話は盛り上がり、3人は意気投合。
仕事の時間の合間に、なんとか休みをとっての、欧州旅行をすることが、その
場で決まりました。
 
11月は、航空券の料金が、最も安い季節でもあるということも、欧州旅行の
決定の、大きな動機になりました。
夏の8月や年末年始などのシーズンは、航空券は、往復で、20万円前後します。
それが、11月だと7〜8万円前後。半額以下で行くことができます。
旅行会社がセットしているパックツアー旅行の料金も、同様に、安い。
 
時間の都合がつくならば、このシーズンは、欧州旅行の絶好のシーズンだとい
えるでしょう。
 
冬なので、日が短くて、パリなどでは4時頃には日が落ちますが、ライトアップ
された美しい街並を見て歩いたり、レストランでのゆっくりとした食事を楽しむ
ことで、欧州という場所が持つ魅力を、十分満喫することができます。
 
それに、欧州は、秋が深まったころの季節が、欧州らしくて、一番美しい季節
だといえます。日本よりもかなり、寒いですが。
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
パリのシャルル・ドゴール空港に入り、RER(高速郊外鉄道)B線に乗って、
約40分で、パリの、北駅に入れます。空港からパリの旧市街へアクセスは、
このRER(高速郊外鉄道)B線を使うのが、一番わかりやすくて便利です。
 
北駅は、ドゴール空港からのこうしたアクセスが入り、TGV国際線の拠点駅
でもあることから、パリの玄関ともいえる場所です。
19世紀に建設された巨大な駅舎の建物と、大きな高い屋根のかかったターミ
ナル駅のコンコースには、大勢の人たちがいつも行き交い、まさに、フランス
の玄関、国際駅。
世界中の人たちが、常に出入りしているというインターナショナルな風景も、
パリという都市の顔の、大きな特徴のひとつであり、この「北駅」は、そうし
た「パリらしさ」を感じさせてくれる、私が好きな場所のひとつです。
 
以下、パリの北駅が見れるサイト。
http://www.itourismo.com/France/Prs-4-2.html
http://france-tourisme.net/p-railstation-SNCFNord.htm
http://www.hf.rim.or.jp/~t-anai/html/travel/fr/page1.ja.html
http://nex.cs.maritime.kobe-u.ac.jp/waka/hobby/rail/station/paris.html
http://www.pit-japan.com/belgium/page13.html
http://page.freett.com/ranruntravel/parisdiary-6.html
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
パリに4泊したあと、TGV国際線「ユーロスター」に乗って、ロンドンへ。
英仏海峡トンネルが完成し、パリの北駅と、ロンドンのウオータールー駅が、
高速鉄道によって結ばれるようになったのは、94年です。
 
北駅には、「ユーロスター」専用のチケットロビーと乗り場があって、
「これに乗れば、3時間半で、ロンドンだ」
という予感には、国際統合されたヨーロッパという、欧州の未来のイメージに
は、思わず胸が高まる気分にさせられる。
 
「ユーロスター」は、フランスとイギリスという、鉄道の建設基準が違う国土
を走ることができる車両として開発されたTGVの新型車両で、もちろん、ブ
ランド路線。車両の内装インテリアは、赤を基調にした、シックで、ゴージャ
スなデザインで、座席のシートは日本の新幹線とは桁違いなほど広く、快適な
乗り心地を楽しめます。
 
どちらかといえば、平らに広がる風景のフランスの田園地帯を走り、英仏海峡
トンネルを抜けると、起伏の多い、イギリスの田園地帯を走って、3時間半で、
ロンドン側の玄関駅、ウオータールー駅に着きます。
 
ウオータールー駅のユーロスター専用乗り場のターミナルは、94年のユーロ
スター開業に合わせて建設された新しいもので、イギリス人の建築家、ニコラス・
グリムショウによる設計。大きなガラスと青いテンショントラスが組合わせられ
た軽快な屋根のデザインは、明るく開放的で、現代の駅舎の斬新なデザインとし
て、有名です。
 
 
以下、「ユーロスター」が見れるサイト。
http://ww1.tiki.ne.jp/~yokoura/honeymoon/20010418.HTML
http://www.kcc.zaq.ne.jp/konoha_kiri/BLE/Eurostar.html
 
 
以下、ロンドンのウオータールー駅が見れるサイト。
http://www.joyphoto.com/japanese/abroad/1999Europe/london/water.html
http://www.europe-z.com/tabi/gb_london/a28n.html
 
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
ロンドンに2泊した後、ヒースロー国際空港から、飛行機に乗って、イタリア
のローマへ。
 
ヨーロッパの都市を結ぶシャトル便として飛んでいる飛行機は、B737など
の小型の飛行機が多い。さすがに日本人を見かけることは、ほとんどありません。
3時間ほどで、ローマのレオナルド・ダヴィンチ国際空港に着きます。
 
レオナルド・ダヴィンチ国際空港から、ローマのテルミニ駅までは、鉄道で40
分ほどで、アクセスできます。
 
ローマのテルミニ駅は、ムッソリーニが1942年に建設を開始し、戦争で中断
されるも1950年に完成したもの。イタリア合理主義と呼ばれる近代建築の様
式で、その天井が高く、巨大で、威風堂々としたデザインの駅舎は、ローマの
顔としての国際駅として、有名です。
 
 
以下、ローマのテルミニ駅が見れるサイト。
http://s-kawai.com/NEW/005-new-station-roma.htm
http://www.ne.jp/asahi/tabitabi/train/2003rome03.htm
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
ローマに1泊した後、テルミニ駅から、イタリアの中世の面影を残す山岳都市、
シエナまで、鉄道に乗って、移動。所要時間は、約3時間。
シエナで2泊。
シエナから、中世の形をそのまま残す山岳都市、サン・ジミニャーノまでは、
バスが出ていて、所要時間は、約1時間ほど。
日帰りが、可能です。
 
 
以下、シエナとサン・ジミニャーノの風景が見れるサイト。
http://brownie-speaks.blogzine.jp/browniespeaks/2005/07/0062__ac86.html
http://www.itourismo.com/CitySightseeing/Italy/siene/siene1.html
http://fushimi.spc.gr.jp/italia/travel/siena1.html
http://www010.upp.so-net.ne.jp/architurismo/architurismo/citta/siena1.htm
 
 
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鉄道でローマのテルミニ駅に戻り、ローマに1泊。
ローマのレオナルド・ダヴィンチ国際空港から、成田へ帰国。
 
ちょうど、2週間の、旅でした。
 
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◆◇欧州からの文化の風【日本の未来のために】◇◆No78:カフェがあるスローライフな時間
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      カフェがあるパリのスローライフな時間は
      忙しい21世紀のこの時代にこそ見直したい
 
       
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フランスのパリを歩けば、カフェのないパリの街並は考えられないでしょう。
歩道に丸いテーブルと椅子が並べられ、そこでくつろぐ人達。
ファーストフード店が、今のパリにも増えましたが、スローライフな時間を
満喫するには、やっぱカフェ。
それも、カフェの椅子に座り、ウェイターに注文をして、そのやりとりをす
るなかで、パリのカフェ独特のサービスの作法としきたりのやりとりを味わ
いながら、くつろぐ。
これにつきます。
 
カフェは、決して「便利」な店ではない。「早い、安い、うまい」を求める
なら、ファーストフード店に入った方がいいでしょう。
カフェの楽しみは、その独特のサービスの仕組みを、注文、ウェイターとの
やりとり、勘定の流れの中で、その交流と、そこでの自分の振舞いを楽しみ
ながらくつろぐというところにあると思います。
そうした意味ではカフェは、ある意味、面倒くさい場所でもある。でも、
スローライフな時間は、人と人のやりとりの場でしか生まれないし、満喫も
できないでしょう。
 
 
カフェには、通りに面したテーブル椅子席と、店の奥の立ち飲みカウンター
があってコーヒー1杯の料金が、1.5倍位違います。まず、そのどちらかを
選びます。
テーブル椅子席を選べば、料金が高いかわりに、1日中店に座っていてもOK。
遠慮なく時間を過ごせます。
椅子席を選んで、座ることにします。
 
「何ににいたしましょうか」とは言われない。客は放っておかれます。
だから、自分でジェスチャーなり声を出してウェイターを呼ばなくてはなり
ません。
呼ばれてやってくるウェイターは、個人営業の人達。店員ではありません。
ジョークをかましてくるラテン風、折り目正しいイギリス紳士風など、
ウェイターの人柄は、ひと様々。
 
「カプチーノ1つ、それと杯皿を」というと、吸殻は床に捨ててくれ、
とのこと。
足元を見ると、床に吸殻がたくさんころがっている。
彼らには床にゴミをぽいぽい捨てても何とも思わない習慣があって、不本意
ながら、納得することに。
見ていると、30分に1回位、ウェイターが床を掃きに来るのだけれど、その
上にまた新しい吸殻がたまっていく。
 
コーヒーと一緒にウェイターがレシートを机に置いていく。
これが勘定で、帰りに席を立つ時に、レシート分の勘定を机の上にに置いて、
黙って立ち去るのがマナー。こちらから声をかけたりはしないのが、しきた
りのようです。気持ちがあれば、チップを足して、置く。
この最後に席を立つ時って、あんがい気分がいいものです
 
ウェイターは客のことをよく見ていて、客が勘定を机の上にに置くと、拾い
にやってきます。チップがあると、「メルシー、またの御来店を」と
にっこり笑ってくれたりします。
 
 
 
1度、コーヒーが運ばれて来たと同時に、勘定を請求されたことがありました。
「まだ飲んでないよ、なぜ」と聞くと、「自分のシフトが終わりの時間だから、
先に払って欲しいんだ」、とのこと。そのあたりをがめつくはっきり言うのも、
フランス人らしいところ。
 
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「面倒くさい」カフェのスローライフな時間も、楽しいものです。
ファーストフード店よりも不便ですが。
 
 
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