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“ギョウザ事件”!! 続報 (日本男)
○昨年から今年にかけて、ミートホープ社、比内地鶏、吉兆、赤福、中国ギョウザ事件等『食』に対する不祥事件が多発したが、これら企業は、マスコミの鋭い追及、消費者世論の非難を浴び社会的な制裁を受け、ほとんどの企業が、倒産に追い込まれた。
ところが、「中国ギョウザ事件」を見ると事件の当事者たる『日本たばこ産業』、『日本生活協同組合』、『双日』のうち日本たばこ産業のみが今年の3月決算で約60億円?の損失計上する予定であるらしいが大株主が『政府』のためか、経営体には、少しも影響がなさそうである。他2社はこの事件の社会的な制裁はなく?、三社間の契約内容、中国「天洋食品」との契約内容等はうやむやとなりマスコミの追求も立ち消えそうである。しかしギョウザには猛毒な農薬を混入した犯人は間違いなくいるはずであり、日本の警察当局と中国の公安当局の殺人犯探しはどうなったのだろうか。犯人探しだけはあやふやにすべきではないとおもう。
○『生協』は5月8日、ギョウザ事件の幕引きを狙い?全国の新聞(全国紙地方紙)に〈ギョウザに関するお詫びとお知らせ〉を掲載した。内容は〈安全安心をより確かに、生協は全力で取り組みます〉をテーマに据え4つの項目をあげているが、この内容は大雑把に言えば『検査人員の増加と工場検査を強化する』というもので、組織の全面的な改租、経営責任の明確化、役員の責任追及等、本来は国民消費生活のリーダーの役目が期待される生協が、真剣に再発防止に取り組もうとしているのか、大いに疑わしい妄想広告ともいうべきものである。
○また4月7日『生協』のホームページ上で、生協で販売した「カシミヤ50%羊毛50%」と明記したカシミヤセーターに素材混率きわめて低い{カシミヤが入っていない}商品が混入していることが判明したので交換に応じ、2006年9月から2008年3月までの5万8千枚を、自主回収するとの発表がなされている。2006年9月以前のカシミヤセーターも素材混率がきわめて低いものがあると思われるので現在調査中とのことである。
おかしなことにこの「カシミヤセーター事件」は品質表示法違反?とのことから5月16日に、経済産業省から発表されているが、これは明らかに日本農業規格(JAS)法、景品表示法違反でもある。
○そもそも日本生活協同組合は、今からちょうど60年前の昭和23年消費生活協同組合法にもとずき設立された組合で戦後の混乱期に「国民の自発的な生活協同組織の発展を図りもって国民生活の安定と生活文化の向上を期すること」を目的に設立された生活協同組織である。ギョウザ事件、カシミヤセーター事件を見ても、生協は組合員(消費者)に奉仕する組織とは程遠いものとなり、あまりにも巨大となりすぎ、大きな社会的な変化もあり、その歴史的な役割をおえる時期に来ているのかもしれない。
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“ギョウザ事件”は幕引きか? (日本男)
○中国のギョウザ事件は、日中の懸案事項の一つであり、胡錦濤国家主席の来日により解決が期待されていたが、どうやらうやむやとなってしまった?ようである。1月末中国ギョウザ事件が報道されるとすぐに政府{内閣府}調査団がノコノコと訪中したことからこの事態は予想されていたことではあるが、ギョウザ事件は刑事事件であり中国と粘り強く交渉し犯人逮捕に全力を尽くすべきである。
○この中国ギョウザ事件に関連した件で二つの注目すべきことが5月2日から8日にかけて新聞紙上に掲載されたので紹介したい。ひとつは“国産ギョウザの表示”に関してであり、もうひとつは“日本生活協同組合の意見広告”である{本件については次回5月20日ごろ掲載します}。
○まず、5月2日読売新聞{夕刊}と5月3日朝日新聞(朝刊)に載った“味の素”の子会社が国内で製造し“味の素”が販売する冷凍ギョウザの原料原産国の表示に関し、農林水産省が(国産または中国)の表示は〈優良誤認〉を与える可能性が高いと指摘したとの報道である。具体的には“味の素”の国産冷凍ギョウザの原料原産国の表示=キャベツ{国産または中国}に対し、農水省は“国産”の原料のほうが輸入原料よりイメージがよいため「国産または …」と表示することは消費者に誤解を与えると指摘したという記事である。【〈優良誤認〉とは商品の品質などが、実際のものより著しく優良であると消費者に誤った認識を与えること】
○食品表示を定める日本農林規格(JAS)法では、冷凍食品のように加高度が高い食品については“原料原産地の表示義務はない”が、味の素は自主的に原料の原産国表示を始めた。原料の調達先は季節や価格などで変わるがそのつど包装の印字を変えるのは困難なため、鶏肉=(アメリカまたはブラジル)などと使用される可能性のある国名を複数記してきたとのことである。このように(カナダまたはアメリカ)の表示は農林水産省はOKであるとの見解を出していたので、(国産または中国)の表示もOKと考え、今年の1月から冷凍ギョウザを売り出してきたとのことである。ところが3月19日になり、“優良誤認”の恐れがあるとの指摘があったとのことである。ところが新聞報道では、味の素が一方的にルール違反をしているように報道されているので、表示に関しては、当局と協議してきたことまた、ギョウザ以外の商品の複数国表示はOKであったとの実例の説明が欠落していると考え、味の素冷凍食品『株』では、ホームページ上で、釈明声明をしている。
○いずれにしても、1月に販売したギョウザが3月になって優良誤認の指摘があったのか、更にこれが5月になって報道されたのか、情報操作?されており、また農水省が複数国表示にOKしたことは間違いであり、味の素は声明の中で原産地表示情報は〈問い合わせがあれば回答する〉から優良誤認ではないと釈明しているのもおかしなことである。
食料加工品は、法律では“原産地表示を義務つけていない”ことが問題なのであり、農水省、メーカーの立場ではなく、消費者の立場に立ったルールつくりが急務である。
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“メタボ”とは??(日本 男)
○今、マスコミを捲き込み、OLサラリーマンの間で“メタボ”の言葉が流行しているようである。ダイエットの言葉の代わり?にメタボのほうがかっこいいので使っているようであるが、メタボとは、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)のことであり、内臓脂肪の蓄積により、高血圧、高血糖,高脂血症、糖尿病などを引き起こす状態のことを言う。これら生活習慣病は、生活習慣を改善すること、〈適度な運動〉と〈バランスのよい食事〉によりメタボリックシンドロームを予防改善できることがわかってきている。
○今月{4月}から、国(厚生労働省』では、メタボリックシンドロームに着目した生活習慣病予防検診(健康診断と保険指導)を実施しようとしているが、理解できなことが多い。内臓脂肪型肥満は、腹囲とBMIで内臓脂肪蓄積のリスクを判定しようとしているがその基準があいまいである。“腹囲”は男性85cm以上、女性90cm以上となっているが、なぜ85cmと90cmなのかわからない。腹囲のみで身長を無視しており、むしろ“BMI”のみを基準にしたほうがベターである。“BMI”とはボデイ、マス、インデックスの略で、算式は体重(kg)/身長(m)2で、この指標の基準は、22,0で、この数値は統計的に見て一番病気にかかりにくい体型である。18,5以上〜25未満が標準で、25〜30未満は肥満と判定される
○次に生活習慣病予防検診を受けられる人は〈1〉40歳以上75歳未満の方、〈2〉35歳〜39歳で検診を希望する方となっているが、これは男女とも30歳以上〜65歳以下とすべきであると思う。いわゆる肥満は、若いときからの自己肥満対策が必要なのであり年を取ってからでは改善予防効果が薄いと思う
○また検診により内臓脂肪型肥満と認定された人の支援は、“保健師”が、生活習慣を振り返りライフスタイルに合った目標を設定し実行を続けられるようにサポートするとのことであるがその効果は疑わしい。
○肥満の問題は、各自がベスト体重よりどれぐらいオーバーしているかという、いわば肥満度を認識し、自己責任で、自己管理しなければ、たとえベスト体重になっても油断すると、すぐにリバウンドしてしまう。各人が自己管理により生活習慣を改善し維持し続けなければならず、第三者の指導、アドバイスによって、簡単に達成できるものではない。これは喫煙者が禁煙の目標を立てるのに似ている。“肥満は健康によくない”という官民を上げての啓蒙告知活動がポイントであり、血圧計が公共施設、病院等においてあり、血圧が気軽に測れるように、自ら肥満を解消しようと意欲を持った人、また意欲をもたせるために、、体重計、身長測定器を気軽に利用でき、校庭の解放、散歩道、遊歩道の整備等体を動かす施設の拡充などを含む、メタボを予防する環境を作ることこそが重要である。
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“春眠 暁を覚えず”(日本男)
○季節は春である。春爛漫、百花繚乱の時期である。大地は色とりどりの花が咲き乱れ新緑に包まれ、冬の寒さから開放され、一年で一番すごしやすいときである.雪深い山里に住んでいる人に、寒いし、いろいろ不便でしょう、なぜ雪の少ないところにすまないのかと聞いたところ、この春の時期があまりにもすばらしいから、寒くても生活に不便を感じても山々、野原が新緑に包まれ、いろいろの花が咲く風景を独り占めできるすばらしさは、なにものにもかえがたいと答えていたことを思い出した。
○「花」といえば日本では、桜であるが、今東京でも桜が満開となっている。桜前線もこれから日本列島を北上し5月のゴールデンウイークまで楽しめるだろう。ビルの谷間の桜もそれなりに美しいが、皇居の桜のようにお堀に囲まれ、新緑を背景とした桜は一段と美しい。また東名高速の富士宮インターでの雪に覆われた富士山、新緑に覆われた山々、更に富士川を背景とした桜も美しい。桜の美しさ、はかなさをわれわれ日本人は古代より和歌,短歌、詩歌にうたい、めでてきた。現代では、桜見物以外に、桜の下での宴会(夜桜見物)、また入学式、進学、卒業式社会への巣立ちなど人生の節目の思い出と結びついているのも桜に対して特別の感情が生まれる理由であろう。
○漢詩の世界では春を歌っている詩は、たくさんあるが日本で有名なものには孟浩然(もうこうねん)の「春曉」と蘇軾{そしょく}の「春夜」がある。蘇軾{そしょく}の「春夜」は、『春宵一刻値千金』で始まる漢詩であり、孟浩然(もうこうねん)の「春曉」は、「春眠暁を覚えず」で始まり、日本人にもおなじみとなっている。
「春曉」 孟浩然
春眠不覺曉 春眠 曉を覚えず
處處聞啼鳥 処々 啼鳥を聞く
夜来風雨聲 夜来 風雨の声
花落知多少 花落ちることを知りぬ多少ぞ
○洋の東西を問わず人間を始めすべての生き物は、古代より春を謳歌しているが、花粉症に悩まされる人がいる。アメリカでは「ブタクサ」、ヨーロッパでは「イネ科」花粉症が有名であるが、アジアでは中国、韓国でも聞かないが、日本ではこの季節、花粉症により憂鬱になる人が多い。電車に乗ってもマスクをかけで花粉症と戦っている人がますます多くなっている。今や国民の20%が花粉症といわれており、『減感作療法』以外に治療法がなく、完治しない病気といわれており、日本人の基礎体力が年々脆弱化しているのか、国民の健康上、気がかりなことである。
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注目集める“食料自給率” (日本 男)
○中国『ギョウザ事件』をきっかけに食の安全安心の立場から、「食料自給率」が国民の関心を集めるようになった。食料自給率とは《わが国の食糧消費が国産でどの程度まかなわれているかを示す指標》である。指標には食料の栄養価であるエネルギー(カロリー)や経済的価値である生産額で表示する方法があるが、一般的にはカロリーで表示しており、政府も現在の39%から45%まで引き上げようとしている。無理な引き上げには問題点があると思う。
○主要国の食糧自給率を国際的に比較してみると、オーストラリア237%、アメリカ128%、フランス122%、イギリス70%となっており、わが国の自給率も経済発展に伴い食生活が大きな変化をとげ、国内で自給可能な米の消費が大幅に減少し畜産物や油脂類の消費が拡大したことにより、昭和40年代には70%台であったものが年々低下し平成10年代より40%と横ばいで推移してきた。
○ご承知のように、わが国の地形は急峻であり、国土面積の約7割が森林面積であり、経済発展とともに工業、住宅用地需要が伸び、農地面積は年々減少している。国民一人当たりの農地面積は極端に小さく、英国やイタリアの約8分の1、フランスの15分の1、となっている。食料品は、農産物と海産物に分けられるが、いずれも「自然をあいてとする産業」であり農地面積、海洋面積には限界があり、この狭い農地、限られた海洋で現在の自給率は低いのか、高いのか原点に戻って考えてみるいいチャンスである。
○自給率を無理に上げようとすると農地海洋といった《自然環境》に逆らい、農薬の大量使用、新農薬の開発、遺伝子組み換え等によって生産性をあげようとし、また補助金、助成金のばら撒きによって、国民は極端に高い食料品を購入せざるを得ないのである。
そのいい例が「米」である.われわれ日本人が食べている「米」は美味しいが国際価格で比較すると異常に高い価格となっており、また、休耕田の保証金、その他農業助成金補助金、といった過剰な農業保護政策によって国民は無駄な出費を強いられているのである。、
○そもそも「日本」は「温帯」に属しており、「熱帯」、「寒帯」で産出される農産物は、それらを産出する国々からの《輸入》によって、国民に提供すべきであり、それが《自然の摂理》であり、限られた「地球資源のエコ」につながるのである。
「食料安保論」『食料は人間の生命に一日たりとも欠かせられないため、食料の安定供給を高めるべきだとの考え方』もあるが、原則としてわが国のように狭い国土で人口が多い環境下の国では、工業製品、加工品の輸出、石油、ガス等の天然資源、農産物などの輸入によって生きていかざるを得ないのである。また狭い国土の有効利用の観点から見ると『耕作放置地』が「埼玉県」に匹敵するほどの土地があるとのことであり、いうまでもないが農地化、農地転用を急ぐべきである
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