[ 各国 ]

明けましておめでとうございます。年明けのニューヨーク市場で、いきなりのドル安・円高になりましたが、この傾向が長く続いてくれると海外へは行きやすくなりますね。2008年の最初の月曜日、皆さんは、どこでこのメールをお読みでしょうか? 

私はこのお休みは読書三昧でした。それからウェブサイトを更新したり写真やブログを整理したりと、明治神宮での初詣以外はずっと家で過していました。今年は、今まで以上に趣味の絵画鑑賞と、写真にのめり込みそうな予感です。メルマガもやや、そちらの方向へ偏ってしまうかもしれませんが、よろしくお付き合いください。

● 美術館よりも鑑賞しやすいオークションの下見会

さて、すっかり遅くなってしまいましたが、香港クリスティーズのオークションのご報告をしておきます。今回のクリスティーズのオークション開場は、香港コンベンションセンター。東京ビッグサイトぐらいの規模がありますがクリスティーズが全体を貸切です。日曜日のオークションに先立ち、木曜日から前日までは Viewing=下見会が開かれます。美術館に入るには入場料がかかりますが、オークションの下見会は、実は無料で誰でも自由に出入りが可能なんです。しかも作品を、より身近に鑑賞できるので、美術ファンにはたまりません。今回の現代美術=コンテンポラリーアートのオークションには、アジア各国から300点以上が出品されます。その中で良い作品があれば若手の作家でもいいから買ってみようと思っての参加です。

● 日本人作家の作品にも高値がついていた

オークション当日の会場はオークション参加者の熱気がすごいです。番号の付いたパドルを手にした、普段着の一般市民もたくさんいます。定刻にオークションは始まり私もパドルを手に握り締めました。日本の作家19人の作品は次々に落札されてゆきます。最近の世界的に注目を集める日本のアニメ・漫画、カワイイブームに乗っかった軽い作品にも、すごい値が付いてびっくりです。

タカノ綾の作品は2200万円、松浦浩之は1700万円で落札されました。いづれも予想価格の数倍になっていて、太刀打ちできません。密かに狙っていた石田徹也の作品は2900万円と想定外の高値。日本の現代美術を代表する大御所、草間彌生も超高値落札。そして日本人作家の作品を買っているのは日本人ではなく、香港や、中国のお金持ちのようです。

 ● 政治的なメッセージのこもった中国人作家の作品

オークションの落札総額は、この日総額65億円を超えたそうですが、相場を引っ張り上げていたのはやはり、勢いのある中国人作家達の作品でした。中国共産党の市場経済導入を揶揄した作品群は、どれにも明確なメッセージがあり、判りやすく共感できるのだでしょう。蔡国強のドローイング14点組みが、10億3千万円で落札された瞬間には、会場内に拍手が沸き起こりました。

いやはやそんな訳で、今回の香港クリスティーズのオークションでは、私は全くお呼びではありませんでしたが、最新のコンテンポラリーアートの状況はつかめたので、まあ良かったかなと思いました。それから、1週間単位で借りられるウイークリーマンションも見つけましたので、ご興味ある方はメールでお問い合わせください。

ということで、新年の第一号は以上です。 

ではでは、

理想郷を探しに行こう

発行人: 深沢 公太郎 

メール: kf@richretire.com

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