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ネイティブはこうして英語を学ぶ


 

25     オーディオブックの魅力


 

200722


基本的には12週間に1回発行


バックナンバー:http://www.mag2.com/m/0000182211.html


 


 

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このメルマガは、アメリカの子供――赤ちゃん、幼稚園、小学生、中学生、高校生が、どのように英語を学習し、身に付けていくかをお伝えするものです。


 

米国暮らしの長いプロ翻訳者とはいえ、昔ながらの日本の英語教育で学んだ筆者が、ネイティブとして育つ自分の子供の英語と格闘中。日本ではなかなか知ることのできない、アメリカの教育事情もご紹介します。


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こんにちは。


 

前回は、辞書を引かずに読める程度の簡単な本を大量に読むという「多読」がいかに英語力アップに効果があるか、ということ。


それから、自分で読みたくなければ、オーディオブックという手がある、


ということをお話ししましたね。


 

今回は、オーディオブックの魅力について詳しくお話します。


  

*****

 

 

前回までのおさらいをしますと、


私自身の英語に一番効果があったと思う学習法である「多読」。


 

私は自分の子どもに、小学校1年生レベルまでの英語の本を、何冊も、何度も、読み聞かせているうちに、自分の英語の基礎が強化され、日本の学校英語から抜け出しつつあるのを、感じることができました。


 

☆☆  このように、やさしい本をたくさん読む英語学習法を


日本では「多読」といって、今注目の学習法なんだそうです


 

インターネットで「多読」を検索すると、いろいろな多読サイトがヒットしますよ。


 

☆☆ ところで、


どうしても自分で読むのがいやだ!という場合でも、


多読をあきらめる必要はないのですね


 

オーディオブック(CD、カセット付きの本)を聞きながら、字を目で追うだけでも効果あると思うんです。


だって、それって、英語ネイティブの俳優に本の読み聞かせをしてもらってる、ということなんですから。


 

もちろん、ただ聞いているだけでなく、朗読の声にあわせて読む練習をすれば、なおさら効果的だと思いますよ。


 

実は私、オーディオブックで音読の練習をしたことがあるんです!


娘のキンダーガーテンのクラスのボランティアとして、英語ネイティブの子どもたちの前で音読しなくちゃならないはめになって、仕方なく練習したんですけどね。


 

何があったかというと。。。


娘の通うキンダーガーテンでは、クラスメートのほとんど全員のお母さんが、クラスの子どもたちに絵本を朗読するボランティアを交代でしていました。私は英語ネイティブではないので、


「発音の悪い私にできることなんだろーか」

とボランティアをするのをためらっていると、うちの娘が、


「ど〜して私のママはしないの?おねがい、やって〜、ままあ〜!」


と泣きそうな顔。


 

うう〜ん、せっかく高齢出産で生んだ娘のお願いだし、アメリカの学校で英語の本を朗読するなんて、これがもう2度とない人生最後のチャンスだろうし、ということで、思い切ってやることにしたんですね。


 

それまでも私は悪い発音ながらも、自分の子どもたちには英語の本を読み聞かせしていたんです。アメリカの雑誌か何かで、こういう記事を読んでいたので、家で読み聞かせる分には、安心していたんですが。。。


「質問: 私は外国生まれで英語の発音がよくないのですが、子どもに本の読み聞かせをすると、子どもの英語に悪影響があるでしょうか?」


「回答: 子どもの英語には全く影響ありません。子どもには正しい発音と正しくない発音を区別する能力があります。それより、発音を気にして読み聞かせを怠ると子どもに悪影響があります。」


 

☆☆  まあ、それでも、大勢の前で読むとなると、できるだけいい発音でカッコよくやらないと、恥ずかしいよね。☆☆


 

ということで、私が朗読を練習したのは、下の2冊。カセット付きのを買いました。


Click, Clack, Moo: Cows That Type


http://www.amazon.co.jp/Click-Clack-Moo-Clicka/dp/0743461517/sr=1-1/qid=1170192075/ref=sr_1_1/249-2667199-9360336?ie=UTF8&s=english-books


 

The Story about Ping


http://www.amazon.co.jp/Story-About-Picture-Puffin-Paperback/dp/0140502416/sr=8-1/qid=1170191915/ref=sr_1_1/249-2667199-9360336?ie=UTF8&s=english-books


 

Click, Clack, Mooの本は、牛がMoo(英語で牛の鳴き声をムーという)と鳴きながら、手紙をタイプでclick, clack(日本語に訳すと「カチカチ」)打つという内容でして、擬声語・擬態語が多く、どうやってそんな英語を朗読していいのか分からなかったので、カセットテープを使った練習はとっても役に立ちました。


 

The Story about Pingは、中国揚子江で飼育されるアヒル一家の物語なんですが、文章が揚子江のようになが〜く、ゆるやか〜に流れていくので、どうやって抑揚をつけて、どこで切って読んだらいいのか分からない。カセットテープで練習しなければ、お経を読むような朗読になっていたでしょう。


 

★★★ ところで、こうしてオーディオブックを真面目に使ってみて気が付いたのですが、英語ネイティブのプロの俳優の朗読って、全然違いますね!それまで「あんまり面白くない話だな〜」とだらだら読んでいた本が、カセットの朗読を聴くと、イキイキと生まれ変わるんです!それまで、かったるい説明がだらだら続いていると思ってた部分が、まるで映画のシーンを見るように、情景が目に浮かぶんです!自分で読むのとは感動と理解が全然違う。死んでいた本を生まれ変わらせるのが、プロの朗読なんでしょうね。


 

日本でも、日本語の本の朗読が人気を集めているそうで。朗読って、シロウトとプロでは天と地ほどの違いがあるようですね。シロウトの朗読を聞くのは苦痛でしかないけれど、プロの朗読はただの読書を大きく超えるパワーを与えてくれるようです。


  

と、今回は、オーディオブックの魅力について語らせていただきましたが、


それでも英語のオーディオブックを買うなんて、敷居が高いですか?


オーディオブックって、値段高そうだな〜、なんて思いますか?


アマゾン・ジャパンなどで値段を調べてみれば、心配するほどの値段じゃないですよ。


一冊ずつではなく、Collectionなど何冊かの本がまとめて入っているものの方がお得なようです。ユーズド(古本)を利用する手もあります。


例えば前回もご紹介したFrog and Toad: Audio Collection


http://www.amazon.co.jp/Frog-Toad-Collection-Arnold-Lobel/dp/0060740531/sr=8-1/qid=1168303206/ref=sr_1_1/503-0781465-9579105?ie=UTF8&s=english-books


  

オーディオブックを使う多読、安くて効果抜群の学習法だと思います。


ぜひ試してみて!


 

次回は、多読にオススメの本をもっとご紹介します。


 

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ネイティブはこうして英語を学ぶ


発行者 齋藤レモン


発行者メールアドレス rsaito@san.rr.com