クラシックやジャズなど、素晴らしい生演奏を後世の残す類いのレコーディングは、より生々しく「そこにいるような」音で録りたいものです。録ったあと大幅なEQ補正が必要になるようでは、そもそもマイキングに失敗していると考えられます。
このマイクは何々に向いている、このマイクは男性より女性ボーカル向きとか、ピアノを録ると素晴らしいマイクとか、様々なマイクに様々な評論がなされていますが、この手の録音の場合、「何も変えない」ありのままを録ってくれるマイクがあればそれが最高であって、まあそれが難しいんでしょうけど、本来それ以上はマイクに求める事じゃない気もするわけです。
逆に、かっこよく聞こえる、音が良く聞こえるマイクというのは、個人的には注意しています。
だいたい最初からイコライズ補正が入っていたりして、その補正がその時のニーズにピタリを合えばそれでいいですが、仮にもエンジニアであればそんな当てずっぽうなデフォルト設定より、正しいマイクで自分の耳で補正したいですよね?楽ちんですけど。
そこで世界で最も認められ、愛され続けているノイマンU-87は、正にそんなマイクと言えるのか???いくつか持ち寄って実験してみました。ライバルはエンジニアの間でも評価の高いAUDIO TECHNICA AT4050と、MXL 2003です。MXLなんて、なんと15000円程度ですのでこの土俵に立っている事自体、驚異的です。
U-87はU-87Aiと年代不明の古いU-87と両方でテストしました。この両者も随分カラーは異なりますが(古い方はもうヘタリが来てるのか?)もともと地味目ですが若干不利な面もありました。
結果は、AUDIO TECHNICAもMXLも大健闘でした。特にMXLはフラットに近く、U-87と比較してはじめて、ほんの少しデッドな箇所が何ヶ所かある事に気付く程度です。かなり生々しいサウンドで、ずっと聴いてるうち、どっちがU-87か分からなくなる程です。万能なファーストマイクとしてオススメでしょうね。
しかしさすがはマイクの王様。特にU-87Aiは非常に良かったです。測定したわけではありませんが、一点の曇りの無い、なめらかに繋がるまっすぐな音は、これこそ世界が選んだ標準たる所以であると、3人の耳が皆、同じ結論に至りました。ほんの少しですが、でも確実に他の二つより一歩リードしていました。
ただ、20倍の価格差ほど音の差があるかと言えば、Noとも言えると思います。それほどマイク作りは、最後の詰めが難しいんでしょうね。
ちなみにマイクプリはニーブやグレイスデザインを使用、ADはProtools 192i/o、マイクケーブルはモガミ2534の同一の環境です。
しかしそもそも、録った音が「そこにいるように」聞こえるモニターがなければ、そのマイクがありのままかどうかも判断出来ないわけで、その場合、音の違いはただの「好み」の問題みたいになってきてしまいがちですね。
フラットで生々しいモニター環境を作る事自体、とってもシビアなセッティングが要求されるわけですから、こんな所まで追い込んでいるノイマンというメーカーの底力を感じます。
ビンテージノイマンもいいですが、U-87を再評価した実験でした♪
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┃ 本来ベースが持つ、空気を振動させる攻撃的なサウンドを
┃ 思い出して下さい。
┃ その空気感は、アナタの楽曲を鮮やかに彩る事でしょう。
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逆に、かっこよく聞こえる、音が良く聞こえるマイクというのは、個人的には注意しています。
だいたい最初からイコライズ補正が入っていたりして、その補正がその時のニーズにピタリを合えばそれでいいですが、仮にもエンジニアであればそんな当てずっぽうなデフォルト設定より、正しいマイクで自分の耳で補正したいですよね?楽ちんですけど。
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U-87はU-87Aiと年代不明の古いU-87と両方でテストしました。この両者も随分カラーは異なりますが(古い方はもうヘタリが来てるのか?)もともと地味目ですが若干不利な面もありました。
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ただ、20倍の価格差ほど音の差があるかと言えば、Noとも言えると思います。それほどマイク作りは、最後の詰めが難しいんでしょうね。
ちなみにマイクプリはニーブやグレイスデザインを使用、ADはProtools 192i/o、マイクケーブルはモガミ2534の同一の環境です。
しかしそもそも、録った音が「そこにいるように」聞こえるモニターがなければ、そのマイクがありのままかどうかも判断出来ないわけで、その場合、音の違いはただの「好み」の問題みたいになってきてしまいがちですね。
フラットで生々しいモニター環境を作る事自体、とってもシビアなセッティングが要求されるわけですから、こんな所まで追い込んでいるノイマンというメーカーの底力を感じます。
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