[ 菜根譚より ]

今日は「生き方」のお話です。
淡々とした生き方 (七)
「濃厚な味付けの料理や極端に甘いもの、辛いものは、
本物の味ではありません。
またこれと同様に、人間においても、
やたらと他との違いが目立ち、優秀に見える人は、
必ずしも道を極めた人ではありません。
むしろ本当の至人は、淡白で平凡なのです。」
日本の戦後の教育は、点数や偏差値で目立って良い人だけ優秀とみなし、
平均点の人や、平均をわる人を凡人として見下すような面がありました。
学校の成績が良いことは大切です、
出来ないよりも、出来るにこしたことはありません。
しかし成績がいいとか、目立つからというだけで、
立派な人間だと判断して良いのでしょうか。
いろいろな事件の報道の中で、
エリートなのに失敗したと捉えるケースがありますが、
エリートは必ずしも正しいとは限りません。
真に道を極めた人間は、目立つことなく、
ある面、薄味で、淡々としているのです。
心と魂を真に磨いた人ほど力まず、さわやかなのです。
考えさせられる一文です。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。