[ 菜根譚より ]

おはようございます。


人生の達人とは (二百三十五)


「音楽や歌声が盛んに響き、酒宴もまさにたけなわになった頃、                            そこでさっと立ち上がって、後ろも見ずに行ってしまう。                                                 このように、達人が手放しで絶壁の上を歩くような様子は、                            本当に羨ましい。                                                     それに対し、夜も更けて、水時計の水もなくなってしまったというのに、                                 まだフラフラと夜歩きを止めようとはしない。                                    このように、俗人が自ら我が身を欲望の泥沼に沈める様子は、                             本当に滑稽である。」     


人生の達人と言われる人は、どこかで自制心が働いているようです。                      人物を判断する時には、まずお酒を勧めてみる。というのがあります。                                         お酒は人の本性を表に出させます。                                           どれほどお酒を飲んでも、酒に飲まれる事はなく、                                          心地よく飲んでも、酔い潰れずに、時間がきたらさっと座を立って帰る。                            こういう人を見ると、人間として安心して付き合えると思います。                                           


それに対して、付き合いはよく、二次会、三次会も一緒。                           時には夜の町を朝まで一緒に飲み歩く。                                   確かに楽しい相手ではありますが、果たして人間として信用出来る人でしょうか。 


自制心とは、自分をコントロール出来る心。                                  自分の心を制御出来る人は、世の中を制御出来る人です。


今日も読んでいただき、ありがとうございました。


ペシャワール会 (http://www1a.biglobe.ne.jp/peshawar/)
生き方を求めて〜言葉の贈り物〜