[ 菜根譚より ]

おはようございます。


世俗からの脱却 (二百三十六)


「自分の心を制御出来なければ、                                                 自分を俗世間から遠ざけたらよい。                                           欲しい物を見せず、自分の心を澄ます事がよい。                                   それに対して、心が堅く保てるなら、                                           世俗社会に入り込んでもよい。                                           そうして、欲しい物を見ても乱れない心を養う。」


人間はもともと弱いもの。                                                    もし自分の心が弱く、人の気や世間の気に振り回されるようなら、                        極力、俗世間から離れ、あらゆる欲望から距離を置く事がいいでしょう。


それに対して、自分の心がしっかりとしてきて、                                    少しくらいの欲など克服出来るようになったら、                                    むしろ積極的に俗世間に入り込んだらどうでしょうか。


俗世間には人の心を惑わす、さまざまな欲望が潜んでいます。                           でもそのような中にあっても、心が乱れない。そこが大切です。                                                   清らかな場所にいて汚れないというのは当たり前。                            むしろ汚れた場所にいて汚れないのが本物なのでは。                                    なかなか難しい事ではありますが、そこに心の修行があるのでしょう。                           苦しみ、迷いながら心の修行をする。                                       そこから心の次元が上がり、真の幸せに到達出来るのです。


今日も読んでいただき、ありがとうございました。


生き方を求めて〜言葉の贈り物〜
ペシャワール会 (http://www1a.biglobe.ne.jp/peshawar/)