
おはようございます。
欲が品位を落とす
「人間は、少しばかりの欲が生じただけで、 強い心が衰え、澄んだ智恵も鈍くなり、 温情も変わって残酷な心になる。 また潔白な心も悪に染まって汚れてしまい、 一生の風格を台無しにしてしまう。 だから古人も欲張らない心を宝として大切にした。 これが彼が俗世間を超越できた理由である。」
欲とは何かが書けると書きますが、 人間は自分に欠けている物を強く求めるようです。 それはそれで向上心につながり、 決して悪いことではないかもしれません。 しかし、ここで問題になるのは、この欲がもたらす副作用です。
欲を強く持つようになり、また固執しすぎるようになると、 人間の風格が落ちてしまうことがあります。 例えば名誉を求め、地位を追いかけるようになると、 自分の正しい心を抑えて迎合したり、 信念とは違う事を実行してしまったりします。
これでは人として生きている価値もありません。 そこで古人は、人間が見事な生き方をするために、 欲張ることを否定しているのです。 欲が横行する現代において、 ひとつの教訓とすべきかもしれません。
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