
おはようございます。
天意に逆らう人
「天は衆人の中から一人を選んで智恵を授け、 それで多くの愚かな人達を教え諭そうとされた。 ところが、実際の世の賢人と言われる人は、 天の意志に反対して、自分の長所を勝手気ままに出して、 それによって他の人の短所を暴き立てている。
また、天は衆人の中から一人を選んで富を授け、 それで多くの貧しい人達を救おうとされた。 ところが、実際の世の中の富者と言われる人は、 天の意思に反対して、自分の持っている財産を鼻にかけて、 それによって他の人の貧困をあなどっている。
このような人達は、 本当の天の罰を受けるはずの罪人である。」
智恵のある人、地位のある人、富を与えられた人。 それはたまたま天の神様が大勢の中から限られた人を選び出して、 その「才」を与えたわけです。 それはその「選ばれた人」の力を活用して世のため、 人のために尽くしてもらいたいと思われたからです。
ところが、その「選ばれた人」の中には、 自分は特別だと錯覚して、天の求める事を実行せずに、 他人に対して優越感を持ち、他人を馬鹿にしてしまう。 謙虚さのないこういう人には必ず天罰が下ると菜根譚は言います。 そう言えば、天下を極めたような人の晩年が、 哀れな境遇になっている場合を散見します。 考えさせられる教えです。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。
著書紹介 生き方を求めて〜言葉の贈り物〜
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