
おはようございます。
心が視野を狭くする
「歳月はもともと長久なものなのに、 気のせわしい人は、 自分から時が迫っていると思ってしまう。 天地というものはもともと広々としたものであるのに、 世間の広さを知らない人は、 自分から世の中を狭いものとしてしまう。
夏の風、春の花、冬の雪、秋の月と、 四季折々のながめを楽しむ事が出来るのは、 もともと心のゆとりであるのに、 あくせくとしている人は、四季を楽しむゆとりもなく、 自分から自分の生活を煩わしいものとしてしまっている。」
現代に生きる我々には考えさせられる文です。 日々の生活を振り返ってみると、 なんと狭い心で生きているのかと反省することしきりです。
確かに宇宙は広く、時間は永遠。 なのに人間は年月を区切り、日を、 そして時間を秒単位にまで区分けして、 せわしい日々を送っているのが現状です。
夏のそよ風も、春の野に咲く花の美しさも、 冬に大地を覆う純白な雪も、秋の名月も愛でることなく、 ただ時計の針に追いかけられるように過ごす日々。
広い大宇宙の中にあって実に狭い心で人に接し、 自分の人生を決めていないかどうか。 菜根譚は現代人に生き方についての警鐘を鳴らしているようです。
著書紹介 生き方を求めて〜言葉の贈り物〜
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