
おはようございます。
身近にある自然
「風流の心を得るには、 多くのものを見る必要はない。 盆ほどの小さな池や 拳ほどの石を並べただけの平凡な庭にも、 かすみたなびく美しい風景は十分に備わっている。
心にかなった景色に会うには、 遠くまで出かける必要はない。 よもぎの生い茂る窓や竹屋根のあばら屋のような普通の住まいにも、 さわやかな風や清らかな月の光は、 自然に遠くからやってくる。」
風流心を養おうとすると、やれ茶道だ華道だと考え、 入門する手間や煩わしさが先に頭に浮かんで断念する人がいます。
風流心はそれほどお金や時間がかかるものかと考える人もいるでしょう。 しかしそうして得るような「風流心」は本物でしょうか?
お盆やお皿の上に小石を並べても、 また普通の家のベランダや庭にも、 気がつけば実に風情のある風景があるのだと菜根譚は言います。
また、心に響くような景色を見るために、 わざわざ遠くまで時間や足代を使って行く必要はないとも言います。 どれほどお粗末なあばら屋でも爽やかな風も月の光も訪れてくる。
素晴らしいものは遠くに求めるものではなく、 むしろ自分の身近なところにすべて揃っているのです。 自分の足下、日常にある「素晴らしいもの」を、 発見することが大切なのでしょう。 すでにある素晴らしさに気づいた時、 人は幸せになれるのです。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。
著書紹介 生き方を求めて〜言葉の贈り物〜
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