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[ ケニア情勢 ]  

 WFPはケニアで支援物資を運搬中の車両が銃を持った男に襲撃され、死亡者が出たと報告した。ケニアでこのようなスタッフの殺害が起きたのは今週で2件目。

[元記事]
Killing of Kenya staffer second loss this week for UN food agency
  • 【背景】
     犠牲になったのはチララ氏(Silence Chirara)で、スーダン南部に食糧を運搬する業務に従事していました。1996年からWFPに勤め、以来、イラク・ギニアビサウ・ジンバブエ・インドネシアなどで作業に従事していました。スーダン支援には2006年から従事していました。襲撃した犯人は逃亡、現在も逮捕されていません。

    【9日付のその他のニュース】

    [ 「アフリカの角」情勢 ]  

     世界食糧計画(WFP)はソマリアで支援物資を運搬中のトラックが銃撃され、運転手1人が死亡したと伝えた。

    [元記事]
    Gunmen in central Somalia kill driver of UN food convoy

    【背景】
     ソマリア国内で7日、12台のトラックで食糧を運搬中、正規の場所でない検問所で銃を持った男らに車両を停止させられ、金銭を要求しました。このとき男らが発砲し、運転手の1人にあたり、病院に運ばれたものの亡くなりました。食糧は略奪されなかった模様です。
     同国で食糧運搬車両が銃撃、死者が出たのは2度目で、国内諸勢力に、支援活動者やその活動の安全を確保するようWFPは要請しています。

    【8日付のその他のニュース】

     バン事務総長及びホルムズ事務次長はミャンマー当局に対しサイクロン被害への支援受け入れ強化を要請した。

    [元記事]
    UN calls on Myanmar to facilitate aid delivery to cyclone victims

    【背景】
     ミャンマー政府の発表では、サイクロン Nargis により22,000人以上が死亡、41,000人以上が行方不明となっています。100万人以上が家を失い、支援を必要とする人はそれ以上になると推定されています。
     災害時には最初の72時間が重要だと言われます。発生直後の適切な対策で犠牲の拡大を小さく食い止めることができます。しかし今回の事態にするミャンマー当局の対応はあまりにも遅く、事務総長も国際社会からの支援を受け入れ、支援活動者を組織化し、確実に罹災者に支援物資が届くような体制を組むことを要請しています。

    【7日付のその他のニュース】

    [ ミャンマー情勢 ]  

     サイクロンに襲われ、支援を必要とするミャンマー人は数十万人規模になる恐れ。

    [元記事]
    Hundreds of thousands may need assistance in cyclone-hit Myanmar - UN

    【背景】
     ミャンマー当局はヤンゴン・エーヤワディ・バゴー・モン・カチンの5つの地域を被災地域として宣言しました。被災地域内の人口は2400万人になります。エーヤワディ州だけでも3,000人以上が行方不明になっています。
     しかしながらミャンマー当局からの適切な情報提供に乏しいため、正確な被害が判明しておらず、支援準備するにしても何をどれだけ用意すればよいのか判断が難しい状況です。先日の配信記事でも書いたように「ミャンマー政府からの要請を待っている状況」なのです。

     天気予報が不正確で軍事機密だった昔ならいざ知らず、サイクロンの来襲は予測できたはずで、事前の措置や警報発令による避難勧告などを適切に行っていれば、人的被害だけでも少なくできたはずです。

    【6日付のその他のニュース】

    [ ミャンマー情勢 ] [ 2008/05/07 11:35更新 ]  

     2日にミャンマーを襲ったサイクロン Nargis により、特に首都ヤンゴンの南西のイラワジ川デルタ周辺で大きな被害が出ており、国連人道問題調整事務所(OCHA)は緊急支援準備を開始した。

    [元記事]
    UN stands ready to assist after deadly cyclone batters Myanmar

    【背景】
     このサイクロンは最大風速が秒速50mを超えるような勢力で大量の雨ももたらし、洪水や土砂崩れを起こし、被害が大きくなりました。ヤンゴン市内でも多くの家屋が崩壊し、避難所すら確保できない状況です。電力の供給だけでなく、水の供給も停止しており、深刻な状況です。支援物資を運ぼうにも道路が冠水し、空港は閉鎖されており、運ぶに運べません。
     被害者は1万人以上と伝えられていますが、詳細は不明です。
     国連災害評価調整(UNDAC)チームが既に組織され、ミャンマー政府からの要請を待っている状況です。

    【5日付のその他のニュース】

     ユニセフの戦争に巻き込まれた子ども代弁者(Advocate for Children Affected by War)のイシュマエル・ベア氏はジャマイカを訪問し、同国の子どもたちが暴力に立ち向かい、希望を持てるよう支援する必要性を訴えた。

    [元記事]
    Jamaican children need hope to resist violence, says ex-soldier and UN Advocate

    【背景】
     ベア氏はまだ27歳ですが、子ども時代にシエラレオネで戦争に従事することを強いられた経験を持っており、ユニセフの支援で社会復帰した方です。
     ジャマイカでは2歳から14歳までの子どもの87%が物理的・心理的な罰として暴力にあっており、たった28%の子どもしかコミュニティが安全だとは思っていないという調査結果が出ています。
     ベア氏は自らの経験も踏まえて「子どもはいいことを受け入れる能力をもっている。誰も銃を持ちたいと思っているわけではない。」と強調しました。

    【1日付のその他のニュース】

    [ ひとり言 ]  
     えー、また愚痴です。
     とは言いましても、まぐまぐ!さんに対するものではなくて、国連のサイトに対するものです。
     安保理決議を少しずつ翻訳しているのですが、4/29 付けで第1812号が採択されたというプレスリリースを見たので早速訳したところ、どうもおかしいことに気づきました。
     それまでに出されていた最新のものは第1810号で4/25付けでした。それ以降、安保理が絡むプレスのどこを見ても1811号に関する記述がないのです。本文が後から掲載されるということはこれまでもあったのですが、その場合も、採択の結果だけは載っていたので、どうも不自然なのです。
     で、今朝確認してみると、「第1812号」とされていた決議に関する記述はしれっと1811号に変わってました。
     こっちもあわてて修正しました。
     こんなこともあるんですねぇ。
     
    [ 中南米情勢 ]  

     コロンビアでは市民活動家・労働組合指導者・法律家への嫌がらせ・脅迫・殺害が頻発しており、国連独立人権専門家グループは人権の保護のための緊急措置の必要性を訴えた。

    [元記事]
    Colombia: UN experts call for ending violence against human rights defenders

    【背景】
     コロンビア国内では民兵組織の活動が活発化しており、今年に入ってから既に21人が犠牲になっています。しかも攻撃の対象となっているのは主に人権擁護の活動をしている人たちばかりであり、国連は政府に対し早急な対策を要求していますが、事態は好転していません。

    【30日付のその他のニュース】

    [ ジンバブエ情勢 ]  

     ジンバブエで昨月実施された大統領選挙後に野党・民主変革運動(MDC; Movement for Democratic Change)支持者に対する脅迫・暴力・虐待が続出しており、極めて危険な状況である模様。

    [元記事]
    UN offers to help to resolve political crisis in Zimbabwe
    UN experts condemn 'intimidation, violence and torture' in Zimbabwe

    【背景】
     治安部隊・民兵組織・ギャングが野党・民主変革運動支持者や選挙委員会委員宅を襲撃したとの明白な証拠もあり、現政府側がこの暴力を指示している可能性が極めて高いです。
     これまでに少なくとも351名が入院し、300戸以上の住宅が破壊され15名の女性が誘拐され、数人が殺害されているような状況です。この騒動を指示しているのが現政権側であるとなれば事態を収拾することは困難で、多くの難民・避難民が出ています。

    【29日付のその他のニュース】

     国連世界食糧計画(WFP)を始めとする6つの国際機関によるアフガニスタンでの女性や元兵士を対象とした植樹と識字率向上プロジェクトが進行中。

    [元記事]
    UN gardening scheme provides fresh start for Afghan women, ex-combatants

    【背景】
     このプロジェクトは「緑のアフガニスタン運動(GAIN; the Green Afghanistan Initiative)」と呼ばれています。
     内戦で荒廃した国土に植樹することで新出発へのスタートを切るという精神的な意味だけでなく、長期的には森林破壊により影響を受けた農業地域のコミュニティや家畜の棲息域も復興させる意味もあります。
     GAINの活動により2005年からこれまでに500箇所で行われ、今年末までには500万本の植樹が進められる予定です。

    【28日付のその他のニュース】

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