[ デュッセルドルフの針金師たち ]
 君たちのパパとママとの出会いの頃。あの懐かしき70年代がよみがえる。  ベトナム、ヒッピー、ビートルズ。ヨーロッパを舞台にセミドキュメンタリー  一大放浪ロマン「デュッセルドルフの針金師たち」大好評連載中!!
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ハウプトバンホフ(中央駅)から、カフェ、レストラン、ホテル、片っ端から


「イッヒメヒテアルバイト」(しごとありますか?)


でいけば、40軒以内に必ず仕事は見つかるという法則(誰がつけたか知らない

が)を信じて、中央駅からスタート。十軒目におじさんが中華料理店を決めた。



 俺も12軒目に中華飯店。折りたたみベッドで住み込み可。月500マルク(約

5万円)食事つき。まあまあだ、ただし労働許可証なしなので不法労働になる。

半年間の幸運を祈るのみ。40軒ノルマの法則は真実だった。



 愛車を廃車し、おじさんと別れて(おじさんは一ヵ月後に帰国)天涯孤独、不法

就労。日夜、中華料理とドイツ語会話本の完全マスター(他に読む本もなし)に


いそしんだ。サイモンとガーファンクルを聞きながら、一歩も外に出ずにひたすら

モグラの様な、住み込み生活をすごした。


 
 小さなレストランだったので、中国人のシェフ一人と俺が助手。

ドイツ人のウェイトレス一人とトルコ女のまかないが一人。


オーナーの女主人はドイツ人で頑固そうで全く明るくない。

暗い感じの中華飯店だった。


 それでも店は結構繁盛していた。ある晩など瞬く間に満席になり

注文が殺到した。



 三十代の無口なシェフとにわか助手の俺とで一気に三十食分の

メニューを、五十分で作り終えたときには皆でブラボーと拍手した

ことがあった。


 その時以外は、口ひげ産毛の小太りしたトルコ女に、あそこ磨け

ここ磨け、プッツェン!プッツェン!といじめられた。



 


                          つづく
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<切文字日記061213>
予約 バス1台23名   
撮影 水戸黄門        御一行
   逃亡者おりん      伊吹剛
   大奥          深田恭子
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<B長日記061214>
予約 バス1台33名
撮影 狩矢警部        遠野凪子
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