結婚せ―へん!と云っていた33歳の女性。

音大を卒業して大好きな音楽に携わる道を選んで、趣味の世界に没頭していた毎日。

それが許される実家でもありました。

或る日突然、女性から結婚すると知らせがあり、

「エッ、何があったの?」 尋ねると、その話がとても面白くて感心しました。

結婚しないかも?と思いながらも、女性は周りの人に、

「いい人がいたら、皆さんと一緒に食事にいくとき誘ってください。」とアンテナを張っていました。

展覧会で友人の知人とやらに、一部上場企業の男性を紹介されたのです。

いかにも育ちの良さそうな、誠実で上品な男性でした。

この人だ!と直感した女性は、結婚するべく、涙ぐましい努力を始めました。

ドライブに行く前には、女性はネットやドライブガイドを調べ、

「どこへ行こうか?」と聞かれたら、「どこでもいいわ。」ではなく、もともと調べておいた場所へ行って見たいと答えました。

もう少し車で走ったら、素敵な景色やオシャレなレストランがあるのを知っていても、
「こんな所にレストランが!」といいながら、楽しいランチのひと時を過ごしたのです。

クリスマスが近づいたら、男性は何をプレゼントしたらいいのか迷っているはずです。

そこで女性は予めデパ―トの宝石売り場に行き、自分の腕の太さに合ったブレスレットの中で、手ごろな値段のものを見つけておきました。

待ち合わせたクリスマスの日、男性をさりげなくデパ―トへ誘導し、宝石売り場でアレコレ探しながら、かねて見つけておいたブレスレットを選んだのです。

早速腕につけて、「ピッタシだわ!」喜ぶ女性の横で男性は、「それでいいの?」とニコニコ顔。

その後交際は順調に進み、結婚へと至りました。

女性は26〜27歳の時に比べ30歳を超えたら、男性の見る目が違います。

待っているだけでは、自分にぴったりのシンデレラの靴を履けません。

多少の知恵と努力によって、30代からの結婚が叶うのです。



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