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メールマガジン0350号 2008/5/16日発行(月・水・金発行)
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□□ 世界一周イエメン沖通過に注意喚起が出ていた? □□
今朝の産経ニュースを見て腰を抜かすほど驚きました。現在三隻が世界一周に
出かけていますが、このことに関連したニュースです。何で今頃?とも思いま
すが、まず最初に
「中東・イエメン沖で4月21日、日本の大型タンカーが海賊船に襲撃された
直後、世界1周クルーズをしている日本の大型客船3隻が、日本政府の注意喚
起や離れた海域での停泊要請にもかかわらず、イエメン沖を相次いで航行して
いたことが18日、分かった。注意喚起は行政指導の一環で強制力はなく、3
隻とも「安全対策を徹底し警戒航行すれば問題はない」と判断した。無事に通
過し、スエズ運河を抜けたが、イエメン沖は海賊船の襲撃事件が多発しており、
危機管理上の課題を残した。」とあります。
さらに
「直前の21日、イエメン沖で日本郵船の大型原油タンカー「高山」が海賊船
の発砲で被弾した。事態を重視した国土交通省は同日、海運各社に海賊対策の
徹底など注意喚起したが、日本客船3隻の接近が分かったため「無差別的攻撃
の気配が強い」(海事局)と再度注意喚起するとともに、客船保有の3社に、
アラビア海の周辺海域に近づかず、一定の安全が確保されるまで離れた海域で
停泊するよう要請した。だが返答は「予定変更は厳しい」。海上運航は海運自
由の原則から船舶の自主判断に委ねられているためだ。」
このニュースって本当なんでしょうか?もし事実とするなら、各社は早急にク
ルーズファンに対し、真相を説明するべきです。結果は心配は杞憂に終わり、
三隻とも無事通過し、乗客の皆さんは世界一周を大いに楽しんでおられますが
・・・
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メールマガジン0349号 2008/5/16日発行(月・水・金発行)
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□□ びいなす2008年下期 詳細完成 □□
そろそろ皆さんのお手もとにびいなす2008年下期のカタログが届いていると思
います。カタログ未入手のかたは下のURLをご覧ください。
http://inox-tabi.com/cruise/sch/vi2008d.html
すでにお伝えしましたように、びいなすの価格は飛鳥、にっぽん丸はほとんど
昨年の価格維持に対して、かなり値上げしているのがとても残念です。でもこ
れで経営が安定すればクルーズファンとしては受け入れるべきかとは思います。
今回の新しい試みとしては「テーマクルーズ」の設定です。飛鳥のAスタイル
やにっぽん丸のオアシスなど、寄港地を楽しむよりは目一杯船上でクルーズを
楽しむ趣向です。これは嬉しい試みです。
それからクリスマスは神戸2本、大阪1本、名古屋2本、東京2本、横浜3本
と大都市集中で、高松は切り捨てられました。経営効率の観点からすれば、今
回のコースならびに価格設定は好ましいものと思われます。飛鳥2の登場以来、
色々と試行錯誤してきたびいなすのコース設定も、今回の状態で集客に成功す
れば、このような方針を続けることが出来、びいなすにとっては嬉しいことで
しょう。
利用者がどのように判断するか、結果が楽しみです。
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メールマガジン0348号 2008/5/14日発行(月・水・金発行)
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□□ クイーン・ヴィクトリアとメリー2が日本にやってくる □□
昨年末就航したクイーン・ビクトリアは好評です。
やや古いニュースですが4月22日、キュナード・ラインの3隻の女王のランデブ
ーが、母港であるサウサンプトンで実現しました。クイーン・エリザベス2
(QE2)、クイーン・ヴィクトリア(QV)、クイーン・メリー2(QM2)の3隻が
サザンプトンに集合するのは、伝統あるキュナード・ライン史上でも今回が最初で
最後だそうです。今年11月にQE2は引退しますのでとても寂しくなります。
さてQE2は今まで何度と無く日本にその雄姿を見せに来ましたが、QVとQE2はま
だ日本にはお目見えしていません。ところが来年2009年、待望の日本初寄港が
実現するのです。QVは3月5日に長崎、QM2は3月6日に横浜へやってきます。いづ
れも世界一周の途中に日本に立ち寄るスケジュールになっています。そして日
本の総代理店であるクルーズバケーションはこの機会に日本特別区間を設定す
ることにしています。お値段はまだ決定していませんが、事前受付をしている
旅行社もあるようです。
QVの特別区間は
2009年2月20日(木)「シドニー・長崎14日間」
2009年3月5日(木)「長崎・シンガポール15日間」
QM2の特別区間は
2009年2月26日(木)「シドニー・横浜無寄港9日間」
2009年3月6日(金)「横浜・ドバイ16日間」です。
詳細はこちらをご覧ください。
http://inox-tabi.com/cruise/schf/cuna/index.html
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ブランドの大切さ
今、日本船は三隻とも世界一周クルーズの最中です。日本に残された私たちクルーズファンは寂しいかぎりですが、各社のHPで世界一周の状況を見て楽しんでいます。クルーの人たちが知恵を絞って楽しいクルーズを懸命に演出していることが良くわかります。これでこそ一流のサービスだと!
飛鳥
http://www.asukacruise.co.jp/focus/photoessay.php
びいなす
http://www.venus-cruise.co.jp/blog/cruise_log/world/
にっぽん丸
http://www.mopas.co.jp/cruise/2402008/
さて船場吉兆で「食べ残しの使い回し」という信じられないことが発生しました。船場吉兆ブランドもこれで終焉をむかえることでしょうし、またそうでなければなりません。日本のクルーズは「一流のサービス」というブランドを確立しています。そこで本日は懸念をひとつ述べたいと思います。
昨年のクリスマスを三隻のり比べました。その時に「ある船」はわずか二泊三日のクルーズにもかかわらず、行き一泊、帰り一泊を団体に大量に切り売りしているのです。おかげでクルーズを知らない素人の添乗員がウロウロするし、日頃とは異なった雰囲気でした。そしてたまたま食事で相席となったある乗客が、今までに遭遇したことのない人でとても困惑し、楽しいクリスマスの雰囲気が吹っ飛んでしまいました。
別に団体客が悪いというわけではありませんが、その時私は、団体客のおかげで「一流のサービス」というブランドが砕け散った思いがしました。また食事の時には街のC級グルメレストランでも入り口で座席まで案内してくれます。ところがある船では「座席への案内」をやめてしまったのかと勘違いするような、大衆食堂のような光景に遭遇したこともありました。
船場吉兆の例を持ち出すまでもなく、ブランドを築きあげるには世界一周のクルーの涙ぐましい努力に見るごとく、長年にわたる血と汗のにじむ努力が必要です。ある日、ある時、少しばかり経営効率を優先したばかりに、せっかく苦労して築きあげたブランドが音を立てて崩れることを経営者は深く認識して欲しいと思います。
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メールマガジン0347号 2008/5/11日発行(月・水・金発行)
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□□ アジアの孤児とならないためにカポタージュを何とか! □□
世界的なクルーズ需要の伸びに対して、日本のクルーズは超後進国となってい
ます。日本ほどの旅行大国がクルーズだけ取り残されるにはそれなりの理由が
あるとは思いますがとにかく世界のクルーズの潮流から取り残されていること
は事実です。
アメリカを主体としていたクルーズが、近年欧州で爆発的な伸びを示し、新造
船が続々と投入され活況を呈しています。そしてその勢いをかって、アジアに
も進出してきましたが、狙いは中国で昨今の政治・経済状況と同じく「ジャパ
ン・パッシング(日本は素通り)」です。クルーズファンの私としては寂しい
かぎりです。
この閉塞状況を打開するには、日本に「安くて楽しい」外国船を誘致すること
が一番ですが、色々な問題があって「中国人やアジア人の日本観光」としての
寄港はあっても、日本人相手のクルーズにはなっていません。(上海発着はあ
っても日本の港発着がないという意味です)このポイントを突破するには「カ
ポタージュ条約」の緩和が必要だと主張している人も多く存在しています。
「カポタージュ条約」とは「国内輸送を自国業者に限定する規則、つまり他国
業者の船や飛行機が国内運航ができない状態」を示します。「飛行機にせよ、
船にせよ外国のものには国内での商売をさせない」という国際的条約なのです。
ですからせっかく外国のクルーズ船が日本に寄港しても日本国内での区間クル
ーズは禁止されているのです。ですから国内クルーズは日本船籍三隻の寡占状
態です。日本の各社が新造船を投入する予定がなければ、日本のクルーズ人口
が増加するはずもありません。結局富裕な年配者の特殊な世界になってしまっ
ています。
また世界的に見て船籍は税金の安い国に設置する、いわゆる「便宜船籍」が常
識となっています。「カポタージュ条約」がなければ高い日本のクルーズも日
本船籍である必要もなく、もっと安く出来るはずです。これだけ世の中がグロ
ーバル化して、また欧州などはEUとして一体運営されているときに「カポタ
ージュ条約」は、もはやその使命を終えたのではないでしょうか。
旅行大国日本の旅行好き国民が「クルーズの楽しさ」を知ることが出来ないの
は機会均等に反します。そのために必須なのは外国船の誘致ですが、その前に
大きく立ちはだかっているのが「カポタージュ条約」です。そろそろ見直しの
声をあげる時が来ているのではないでしょうか?
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