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◇「叡の会」11月句会報  平成19年11月24日(於 新川区民館)

   伎芸天の御胸ゆたか小六月           土田 京子
   風人や風と戯る石榴の実             長野 和子
   うさぎ小屋の中に生まれる秋日和        長野 廣
   木枯一号きゅきゅっと磨く床柱           西谷 裕子
   冬桜一つ一つに風の唄                石毛 宏子
   野麦峠ふもとに枯れし桑畑            大沢 凡魚
   紅葉散る旅の終わりの足もとに          斉藤 雄三
   さりげなく手をふれあふもお酉さま         新堀 愛子
   猿山のまるごと日向ぼこりかな           田中 時子

   目薬の頬伝ひをり一葉忌             土田 京子
   小春日和マリオネットに蒼い翳          長野 和子
   忍び寄る猫の気配よ冬の入り             長野 廣
   小春日ののうのうさんになっている          西谷 裕子
   湯豆腐やこの頃やさしさ掬いおり          石毛 宏子
   山路踏み冬の始めの音聴けり            大沢 凡魚
   夫婦旅小春日和を授かりし            斉藤 雄三
   小春日のつるそば紅を深くして          新堀 愛子
   小面の入江に眠る小春かな             田中 時子


     ◇一句観賞◇

   小春日和マリオネットに蒼い翳          長野 和子

 マリオネットは糸で操る人形。作者は人に操られるしかない人形の哀し
さをその翳に見たのである。しかも翳の色は黒ではなくて蒼である。どこ
までものどかな小春日和の「明」とマリオネットの「暗」、両者の対照が
絶妙。                       (西谷裕子)

「叡の会」は毎月第四土曜日に中央区新川区民館で開いています。
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 146号        編 集 後 記     莫迦正直
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 短詩人連盟会長の来空氏の久しぶりの実作教室が開催されます。
 来年ですが。
 1月19日(土)午後二時から      2月9日(土)午後二時から
 小金井市前原暫定集会施設にて
    小金井コミュニティスクール「詩の教室」
       短詩を作ろう、子どものように、感じるままに!
 より詳しくはリンク欄の『前頭芋ブログ』でお確かめください。

 『短詩サロン166号』は先に亡くなられた山村祐・追悼号として、編集・
発行人の吉田健治氏をはじめ、たむらのぶゆき、児玉怡子、佐藤幸一、
普川素床、石川重尾、薄井禾乃女、小谷小百合、細田洋二、柳ヒフミ、
石川蝶平、伊藤博、成瀬詩好、川瀬理香子、小島ノブヨシ、青田煙眉、
松本佐知子、吉田久美子各氏の文章で、川柳・俳句の隔てなく交流の
あった山村祐という先人の魅力が語られていた。

   <山村祐先生を偲ぶ会>
 日時  平成20年2月9日(土)午後1時より
 会場  銀座 三笠会館
 会費  10000円      詳細は下記へお問い合せください。

 『短詩サロン』編集・発行人 吉田健治
   〒142−0063 東京都品川区荏原1−4−15
   tel&fax 03−3783−3271
        
    句の投稿・句会情報はこちら omiyage@kai-raku.net
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