[ 話せる・使える英語のしくみ ]
【今日の学習】

今回は、まったく新しい英会話学習法を紹介します。
とは言っても,これは私が書いた本のことで恐縮です。

「CD BOOK こう聞かれたらこう答える!英会話トレーニングブック」CD付き明日香出版
 予定価格1,400円 来年1月中旬発刊予定

この本は,英会話学習というものは元々オウム返しが基本となるべきだという観点から著わしたものです。少し長くなりますが,本の「はじめに」という部分をお読みください。
今後の英語学習にとても役立つと思います。

はじめに

 ケーキを食べている幼い子どもに「このケーキはおいしいですか?」と聞く人はいません。たいていの人は「おいしい?」と聞き、彼らが「おいしい」と答えるのを期待します。あるいは、幼い子どもに「あなたは大丈夫ですか?」と聞くのではなく、「大丈夫?」と聞き、子どもが「大丈夫」と答えたことで安心します。

 もちろんこのことは英語のネイティブスピーカーもまったく同じで、Good?と聞きGood.と答えさせ、All right?と聞きAll right.と答えさせます。このようにことばの修得の基本は、「おいしい?」「おいしい」とか「大丈夫?」「大丈夫」といったワンフレーズ表現によるオウム返しにあります。そしてこのような表現が基本にあるから、Is this cake good?と聞かれたらYes. it's good.や、 Are you all right?と聞かれたら、Yes. I am all right.といった表現へと自然に展開させていくことができます。つまり言葉の表現というのは小から大へと進むもので決してその逆ではありません。

 日本人が英語音痴だとされる大きな原因の一つに、このようなワンフレーズ表現をまずきちんと身につく学習をしてこなかったことがあります。「オウム返し英会話学習法」は、そんなワンフレーズでのオウム返しを基本にして、それを「きちんとした表現」へと展開させていく学習法です。

 この本は、まるで親が幼い子供にことばを教えるように、学習者がCDから流れてくる音声にオウム返しができるように構成しました。100のパターンにまとめられた日常会話に欠かせないオウム返し表現を追体験することができます。
「オウム返し」ということで、独学者のシャドウイングトレーニング教材として、あるいはご家庭やグループでの学習がさらに効果的なものになるでしょう。さらに児童英語教育や学校英語教育に携わっている方にも参考になるものと思います。

                   中嶋太一郎

Repeat Like A Parrot

日本語には何かを指し示すのに「こそあど言葉」というものがあります。
「あれは、それは、あれは、どちらが」とか「これ、それ、あれ、どれ」とか「この、その、あの、どの」といった使い方をします。

一方同じ人間ですから、英語にもそのような言葉あります。
でも日本語と英語では少し違っています。日本語は上のように4つありますが、英語には次のように3つだけしかありません。

  This is 〜  That is 〜    Which is 〜
  これは  それは、あれは   どちらが

  This bag is〜    That bag is 〜       Which bag is 〜
  このバッグは    そのバッグは、あのバッグは どちらのバッグが

つまり近くのものや人を指し示すのはthis、自分からは離れたものにはthatとかないのです。だから相手が持っているものなどを指し示すのもthatを使い日本語訳では「それ、その」といった意味となります。

ちなみにitを「それは」などと覚えている人が多いと思いますが、このitはthisやthatで指し示されたものに対して答える場合などに使われるものです。

そして日本語も同じですが、複数を指すのに同じように「これら、それら、あれら」といった表現が英語にもあります。

  These are 〜  Those are 〜    Which are 〜

  These bags are〜    Those bags are 〜       Which bags are 〜

またこのように指し示されたものを答えるのはtheyを用います。

さて今回はこれらを使ったオウム返しの学習を紹介します。ちなみに指し示すのが複数のものです。

------こう聞かれたらこう答える!英会話トレーニング----

[1]
●ワンフレーズ表現
  A: Your shoes? 上げ調子で
   あなたの靴ですか?
  B: Yes. My shoes.
   そう。私の靴です

[2]
●YesとNoで答える疑問文
  A: Are these your shoes?
   これ、あなたの靴ですか?
  B: Yes. They are my shoes.
   そう。私の靴です
  B: No. They aren't my shoes.
   いいえ。私の靴じゃないです

そしてその表現ができたら、次に進みます。

[3]
●疑問詞を使った表現
  A: Which are your shoes?
  どちらがあなたの靴ですか?
  B: These are my shoes.
   これが私の靴です

theseをthoseに変えると「あれは、それは」といいった表現ができます。

「CD BOOK こう聞かれたらこう答える!英会話トレーニングブック」CD付きは、トレーニングとしてこのような表現を100連発として登場させました。

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いずれも内容は同じですが、前者は文法用語での、後者は会話文となっています。
また前者は「書いて聞いて覚える教材」、後者は「見て聞いて覚える教材」です。

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  Today's lesson
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発行責任者:ファンクションメソッド英語研究会代表中嶋太一郎
 主な著書
「英語のしくみ」「英作文逆転の発想」「イメトレ英語学習法」日本実業出版社、
「7つの動詞で身につける英語感覚」はまの出版、「九九で覚える英会話」ベレ出版
連絡先アドレス ZVB00356@nifty.com
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