[ お見合い ]
完璧主義者の彼氏から、
「お寿司でもどうか?最後のチャンス」という意味不明のメールが来て、
【お寿司】の文字を見ただけで、
いつもなら「行きます!行きます!!!行きますとも!」と即答するこだまっちなのですが・・・
ちょっと待てよ。
大好物の【お寿司】につられて、私が喜んで出かけていくと予測しているよね・・・
私ってそんなに【物】に弱いのかな?
【お寿司】はやはり、食べたい人と楽しく食べてこそ、美味しいのであって、こんな風に呼び出すことが目的の【お寿司】を食べるのは【お寿司】に対して失礼だと思うし、今後も【お寿司】を食べる度に、今日のこのメールと自分との葛藤を思い出すのもいやなので・・・
お寿司は一人で食べに行くとして、
「お寿司という気分ではないので、CLUBにでも行きませんか?」
と返信しました。
「ごちそうではのらないんですね。そういう人で良かったです。」
ともかく、待ち合わせの梅田駅で見たものは・・・
スポーツカーに同乗者の男性3人。合計男性4人で定員オーバーなので、女性1人のこだまっちは歩いて、あるCLUBに出かけました。そして、男性陣は私を置いて、踊りに踊る。私はなぜか一人で座る。
【お寿司】以前に、私たちの交際は終わりが近づいてきていることは確かでした。
ここで気付いたのです。
《頼れるのは自分だけ》
お寿司につられずに、自分で高級なお寿司を好きなだけ食べられるようになりたい。
社長になって、お寿司を食べたい!
今日は、【お寿司】につられそうになった弱いこだまっちとのお別れの日です。
同時に【お寿司】を断わったこだまっちへのごほうびの日です。
そうしてこの夜は、私も踊り踊ることができたのです。