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2008/09/06

言葉の意味を広く、多面的に捉える/自分らしく日々進歩109

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   今回のテーマ / 言葉の意味を広く、多面的に捉える
 
 夏の名残りと秋の気配が微妙に交錯する時候となりました。今週は、
猛暑の中で多くの恵みをくれた夏野菜に感謝しながら、散水器具の
片付けや残り株の撤去をしました。

夏の間に色々な構想も浮かびました。この秋はそれを実現するために
少し頑張ろうと思います。もちろん、季節を楽しむことも忘れずに。

 来週は、次の言葉を意識して過ごそうと思います。

◎身近な自然と交感する◎

 高層ビルでお茶を飲んでいる時、眼前に素晴らしい虹がかかりました。
ビジネスマンたちは「虹か」と一瞬目を向けるだけでした。もったい
ないことです。忙中にも心のゆとりを少々持てば、自然との交感で心が
なごみ、以後の商談も豊かな気持ちで進められたのではないでしょうか。

 その気になって身の回りに気を配っていますと、自然の営みは、結構
身近に見いだすことができるものです。人工物に取り巻かれている環境
の中にあっても、そんな時には気持が和らいできます。自然の営みを
感じることは、命を育む根源を感じることでもあるからでしょう。

 来週もどうぞ進歩の日々をお楽しみください。
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    ☆☆ 自分らしく日々進歩、そして元気に! ☆☆

     -----第109号(2008年9月6日)-----

◆言葉の意味を広く、多面的に捉える◆

 言葉が表していることは一つだけではありません。具体的な意味を
知ろうとして掘り下げたり、広げてみたりすることによって、多くの
ことが判ってきます。

そして、一つの言葉が表していることをどのように捉えるかによって、
人々の思考と行動は違ったものになってくるのです。前向きの思考や
行動が生まれる一方で、後ろ向きのものも生まれるのです。

 進歩の有無という視点から考えてみても、言葉の意味をどのように
捉えるかが、これに大きく関わっていると言えます。そこで、進歩に
対する影響という視点から言葉の意味の捉え方を考えてみました。

具体的な事例として、「グローバル化」という言葉の意味の捉え方が
企業の行動にどう影響するかを取り上げてみます。

 世の中には色々な企業があります。世界的な規模で活動する企業も
あれば、ある一定の地域内で活動する企業もあります。また、全世界を
事業の対象とする企業もあれば、地域内の人々や事業所を事業の対象と
する企業もあります。

 中小企業の大多数は、恐らく後者ではないかと思われます。しかし、
顧客が地域内の人々や事業所である場合でも、間接的には世界を相手に
しているケースも少なくありません。

顧客である個人が世界を相手にビジネスをしている場合もあれば、顧客
である事業所が世界各国に輸出される製品の部品を作っている場合も
あるからです。

このような顧客は、世界的なビジネスに取組む上でのニーズを持って
いますし、輸出製品の部品製作に関わるニーズを持っています。
こうしたことから、ある一定の地域内の顧客を相手とする中小企業でも
グローバルに物事を考える必要がある訳です。

 このように、一国、一地域の経済活動が世界中の経済活動と結び付く
ようになって以来、企業の思考や行動もグローバル化するべきことが
強調されるようになりました。当然のことだと思います。

しかし、グローバル化という言葉の使われ方に疑問や不用意さを感じる
点も少なくありません。例えば、地域の設備工事店とか機器販売店等は、
具体的にどのようにして思考や行動をグローバル化すればよいので
しょうか。

グローバル化しよという意識だけ持てばよいのでしょうか。マスコミや
ジャーナリズムを通して世界の経済情勢に精通すればよいのでしょうか。
恐らく、そんなことでは大して自社の進歩の役には立たないでしょう。

 経営環境という視点から見ますと、グローバル化とは余りにも大雑把
過ぎる捉え方だと言えます。一歩譲って、グローバル化という言葉が
社会現象の一つを表していると受け止めてみます。

そういうことであれば、グローバル化を理解することで社会現象の
一つは捉えられるとしてもよいでしょう。しかし、社会現象を捉える
だけでは、大して事業活動の役に立たないのです。

事業活動にとっての社会現象の重要性は、その社会現象の下で生活する
人たちの思考と行動を捉えることにあり、また、その社会現象の下で
事業を行う組織の思考と行動を捉えることにあります。

 思考と行動をグローバル化するとは、グローバル化の意味を、公開
されている事実と情報の中で理解し、グローバル化という社会現象の
下で、自社の顧客あるいは見込客がどのような思考と行動を取るのかを
理解し、それに基づいて事業展開を企画し実行することです。

地域という領域で事業を行う中小企業にとっては、グローバル化という
社会現象を理解し、この社会現象のもとで自社の顧客あるいは見込客が
どのように思考しどのように行動するかを追究し、これを事業に活かす
ことがグローバル化への対応ということになります。

これを実践しようとすれば、地域の人々の生活や地域の事業者の活動を
しっかりと見つめることが不可欠だと言えます。

 地域の中小企業の立場から「グローバル化」という言葉の意味を掘り
下げ、広げ、多面的に捉えれば、こういうことになるでしょう。そして
現実に、地域に根ざす中小企業やベンチャーの中にも、元気な企業が
見られるのはこうしたことによるものだと思われます。

 進歩しようとする意欲を持って生きていくために、言葉の意味を
形式的表面的に捉えることなく、広く多面的に捉えることを心掛けたい
と思っています。


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 読書の秋と言われます。思考に重心を移すのに好適とも言えそうです。
9月の考房開催日と会場を下記の通りご案内致します。改善課題や
解決するべき課題をお持ちで、他者の意見や考え方を聞いてみたいと
思われる方、どうぞお運びください。

日 時:08年9月25日(木)午後6時30分〜8時30分
テーマ:特に設定していません
会 場:神戸市勤労会館304号室(神戸市中央区雲井通5−1−2)
     (JR三宮駅浜側を東へ徒歩で約5分)
ご案内サイト:
   http://homepage1.nifty.com/koken_pat/kowbow.html
ご連絡先:
   メールアドレス <hiro.oshima@nifty.com>

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 改善実践考房 主宰 / 大島啓生
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