[ 漬物屋さんの話 ]
今月の8日が立冬であり、18日には早くも木枯らし一号が吹き荒れ、街ではジングルベルのメロディーさえ聞かれるようになってきた。ついに冬本番である。
秋風が木枯らしとなり、寒さが厳しくなるにつれ鍋料理が恋しくなる時期でもある。鍋料理といえば絶対に欠くことのできない野菜といったら白菜である。
私が住んでいる巣鴨に通称“ヤッチャバ”といわれる中央卸売市場がある。この時期になると、、大量の白菜が毎日のように青果市場に入荷してくる。その中にこの頃“松島交配”と書かれた箱が多くなってきたようだ。“松島交配”というのがひとつのブランド価値らしい。
白菜は今ではなんの変哲もない普通の野菜であるが、明治時代の中頃まで日本人は白菜の味を知らなかったという。司馬遼太郎は「坂の上の雲」の中に書いているが、もともと白菜は、日露戦争で大陸に出兵した農村出身の兵士達が、大玉に結球した山東菜の見事さに驚き現地で種を貰い日本に持ち帰った野菜だということだ。いまでも、白菜の原種を山東菜とか山東結球とよんで、年末に一時期ながらお目にかかることが出来る。
しかし、1年目は白菜の収穫が出来るが、どうしたことか2年目は、菜の花に化けてしまうらしい。菜の花の花粉の方が白菜の花粉より優勢なのだそうだ。毎年種を外地から取り寄せるが交配の二年目には菜の花にばけてしまって上手くいかない。そこで、純粋交配するために白菜を隔離して栽培することにしたらしい。
蝶などの交配を助ける昆虫は、海の上を2Km以上を飛べないそうだ。そこで、松島に無数にある島々で純粋交配したのが今我々が食べている白菜と言うことになる。“松島交配”というのが一つのブランド価値といわれる所以である。
現在、私達が食べている食物の一つ一つにもそれぞれ特有の歴史が有る。鍋の時期には最早、日本の食卓に欠かせない馴染の野菜になってしまっている。
この写真は、松島で一番大きな島である宮古島の採種用の種苗の風景である。5月に一面の菜の花が咲き6月に白菜の種を採るということである。
ついでながら、 [菜の花」を英語でrape-flower(強姦花)と言うらしい。なんとも無粋で品のない命名ではないか。菜の花が哀れである。菜の花の繁殖力の強さ故かもしれないが、なんとかならないものだろうか。
秋風が木枯らしとなり、寒さが厳しくなるにつれ鍋料理が恋しくなる時期でもある。鍋料理といえば絶対に欠くことのできない野菜といったら白菜である。
私が住んでいる巣鴨に通称“ヤッチャバ”といわれる中央卸売市場がある。この時期になると、、大量の白菜が毎日のように青果市場に入荷してくる。その中にこの頃“松島交配”と書かれた箱が多くなってきたようだ。“松島交配”というのがひとつのブランド価値らしい。
白菜は今ではなんの変哲もない普通の野菜であるが、明治時代の中頃まで日本人は白菜の味を知らなかったという。司馬遼太郎は「坂の上の雲」の中に書いているが、もともと白菜は、日露戦争で大陸に出兵した農村出身の兵士達が、大玉に結球した山東菜の見事さに驚き現地で種を貰い日本に持ち帰った野菜だということだ。いまでも、白菜の原種を山東菜とか山東結球とよんで、年末に一時期ながらお目にかかることが出来る。
しかし、1年目は白菜の収穫が出来るが、どうしたことか2年目は、菜の花に化けてしまうらしい。菜の花の花粉の方が白菜の花粉より優勢なのだそうだ。毎年種を外地から取り寄せるが交配の二年目には菜の花にばけてしまって上手くいかない。そこで、純粋交配するために白菜を隔離して栽培することにしたらしい。
蝶などの交配を助ける昆虫は、海の上を2Km以上を飛べないそうだ。そこで、松島に無数にある島々で純粋交配したのが今我々が食べている白菜と言うことになる。“松島交配”というのが一つのブランド価値といわれる所以である。
現在、私達が食べている食物の一つ一つにもそれぞれ特有の歴史が有る。鍋の時期には最早、日本の食卓に欠かせない馴染の野菜になってしまっている。
この写真は、松島で一番大きな島である宮古島の採種用の種苗の風景である。5月に一面の菜の花が咲き6月に白菜の種を採るということである。
ついでながら、 [菜の花」を英語でrape-flower(強姦花)と言うらしい。なんとも無粋で品のない命名ではないか。菜の花が哀れである。菜の花の繁殖力の強さ故かもしれないが、なんとかならないものだろうか。

漬物 青森屋 0120-889-233
巣鴨とげぬき地蔵尊前・186種類の漬物
