[ 海外生活 ]

★帰宅途中、オハイオの某田舎町のダウンタウンを通過中、ポリスマンが交通整理をしてました。 町の中央の一角に町役所、警察署、裁判所などが一箇所にまとまっているその辺りに、Solar Car Raceと書いたトラックと、手作りRacing  Carらしき物体が密集しているのが見えました。 前進できないんだし、シャッターチャンス、しめしめ。 でも、トラックを誘導したはいいけど、前がつまってて、交差点がブロックされたまま信号が何度も変わるし。 写真はトラックに気を取られているポリスマン。 あのぅ、対向車線の私はもう行ってもいいんですか、ダメなんですか?! こっち向いてくれぇ。 ★

先週は、セミスター制の大学からクオーター制の大学へ編集するといかに無駄が多いかという話でしたが、書いてるうちに、本当に無駄だったなぁ、と今更ながらつくづく思うことでした。 

偶然ですが、会社で、最近インディアナ州から引っ越してきたばかりのアメリカ人スタッフが息子の大学について話をしていました。  彼女によると、インディアナ・ユニバーシティ(IU)からオハイオ州立大学(OSU)へ編入させたいとのこと。 すかさず、IUはセミスター制ではないかと尋ねると、そうだ、というので、

「No way, he gonna have to start all over just like me. (それは大変、彼、私のように全部やり直しになっちゃうよ。)」

というと、怪訝そうな顔をしていました。 何という偶然だろう、と思いながら、先週書いた内容の通り、OSUがクオーター制であることや、前の大学の単位がどういう風に変換されるかなど、具体的な数字で説明すると、彼女の顔色が変わり始めました。

アメリカ人も、こんなに疎いのか・・・。 どうやら、自分だけが大失敗したわけでもなさそうだと、苦笑してしまいました。 

さて、今日の本題。 最初の学校で取ったクラスの中で、まあまあ楽しんで受講していたコースが天文学でした。  なぜかというと、授業がプラネタリウム室の中であるんです。映像はとても綺麗だし、内容も結構好きだし、クラスメートも2年生や3年生が混じっているらしく、外国人の自分に対して固まったりするようなことは殆どありませんでした。  

アメリカ人学生の一般教養(GEC)に対する態度は、恐らく日本人の大学生と同じと思います。最小限の手間で安全圏の成績を取ればよい、宿題が出題される度にぶーたれる、講義はできる限りさぼる。 しかし、1セミスターに5,000ドルもの学費を自腹で払い、一学期に4、5コースを取っていた自分には、1コース最高で1000ドルもするので、もったなくてサボるなんて到底できませんでした。 

慣れないアメリカの大学で慰めとなったのは、日本で洋書を扱う仕事をしていた時に知っていた著者や書籍が頻繁に登場し、アメリカ人の学生は知らないものを自分は知っていたことでした。

天文学の教授は、Carl Saganを崇拝していたようでした。 アメリカの天文学をリードしたCarl Saganの書籍は, 日本の洋書業界でも店頭必須の書でした。 

「そうだ、Carl Saganのビデオを借りに行こう!」

教授のオフィスを訪ねて、ビデオを借りたい旨を伝えると、

「ううん、いいんだけどねぇ、今まで学生に貸し出したビデオは紛失が多いからねぇ。 ほんとにちゃんと返してよ。」

 ひえ〜、信用されてない。

次の天文学のクラスまでに、借りたビデオを急いで見て返却しに行きました。 

この教授、GECの天文学に対するアメリカ人学生の怠惰さをかなり不満に思っているようでした。

次のクラスで流したプラネタリウム映像は結構長いものでした。  

「うわぁ、きれい。 なんか、こういうのいいよなぁ。 」 (と自分は感動)

その時、どこからともなく、

「ぐ〜」

「ずずず〜」

げっ、教授の機嫌がもっと悪くなる・・・。

 

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