[ 童話のこと ]  

 23日金曜日(勤労感謝の日)、「WAVE in 宮古島」と題した子どもの本のイベントが大盛況だった。4人の絵本作家や童話作家を招き、朝から夕方まで、講演やワークショップなどたくさんの催しがある、一日がかりの一大イベントだ。
 実行委員として、何ヶ月も前から取り組んできたが、私たち実行委員にイベントのプロがいるわけでなもく、協力してもらったたくさんのボランティアも、みな手探り状態で、前日・当日まであたふた、バタバタしながらの運営だった。
 数々の失敗やハプニングもあったが、天気にも恵まれ、予想以上に大勢の人たちが訪れてくれた。
 ここ数日、このイベントの準備や他の用事、仕事も重なり、私にとっては一年でも最も忙しかったかもしれない。
 ひとまず、その大きなイベントが終了して、ホッとしている。

 このイベントに参加した作家の方は、1)山口節子先生:代表作『あかいさばくのまじょ』、2)秋山亥左牟先生:代表作『プンクマインチャ』『おれは歌だ おれはここを歩く』、3)木村研先生:代表作『999ひきのおひっこし』、4)田島征彦先生:代表作『じごくのそうべい』の4人。
 イベント終了後には、ささやかな懇親会も開き、和やかで楽しい時間を過ごすことができた。
 どの先生方も、おだやかでゆったりした方が多く、宮古島の「なんくるないさ(なんとかなるさ)」のペースに、あわせていただいたような気がする。
 
 翌日24日は午前9時から、山口先生と木村先生に参加していただき、合評会が開かれた。沖縄本島から参加した児童文学協会の仲間3人と宮古島の仲間3人の合計6作品を指導してもらった。
 先生方のコメントに、なるほど、なるほど、と思うことしきりだった。

 ふと後で思ったことだが、童話というのは、ある程度の年齢を積み重ねてこそ、いいものが書けるのかなあと思った。
 子どもが対象だからといっても、決して「子どもだまし」ではできないものが、童話なんだと思う。
 つまり、童話作家になるぞという目標に、タイムリミットはないわけだ。
「よし!」とまた、気合いが入った。といっても、とくに何をするわけでもないのが、私のいいところ?でもある。あせらず、じっくり行こう。

※写真は、終了後に撮影した一枚です。私は写っていません。ちなみに、今回の波をデザインした看板やチラシ、スタッフのネームプレートのデザインは、私がしました。前に広がる大きな絵は、秋野先生のワークショップで子どもたちが自由に描いた夢の作品です。