第22回メインテーマ 新車は売れない時代になりました

年度末で締められた数字が出てくると、新車販売市場の厳しさがリアルに見て取れます。

>日本自動車販売協会連合会は2日、平成18年度の登録車の販売台数が358万7930台(前年度比8.3%減)だったと発表した。これは、昭和52年度以来29年ぶりの低水準。登録車全体の販売台数は4年連続の減少で、台数は昭和52年度の約355万5000台以来の低さ。ピークだった平成2年度の約590万台と比べると4割近く減少している。(産経) 

>軽自動車は4.2%増の203570台となった。市場全体の縮小が続く中で、一定の販売量を確保するためには軽自動車に頼らざるをえない状況。ただ、軽自動車は1100万円前後と単価が低くもうけは薄い。昨年末ごろから販売も減速し始めており、「軽頼み」には限界もある。

>軽自動車依存が一層鮮明になってきた。軽自動車を除く新車販売が落ち込むなかで、各社は人気の軽自動車拡販に注力。06年度の国内総販売台数に占める軽自動車の比率は日産自動車で前年度比4・8ポイント増の19・4%、ホンダは6・8ポイント増の41・0%にまで高まっている。

>販売低迷の要因としては、1.所得環境の改善遅れ 2.若者層のクルマ離れ 3.自動車の品質が上がり、買い替えサイクルが長期化したなどが、自動車業界で指摘されている。自販連は「金利上昇で住宅ローンの負担が増すとの不安が高まり、車を買いたくても買えない傾向に拍車がかかっている」と指摘している。(毎日新聞)

そして、

>自動車各社は巻き返しに本腰を入れ始めた。日産自動車の総販売が74万台を下回ったのは6年ぶり。06年以降に新型の軽3車種を投入し軽販売は過去最高となるものの、総販売は目標の80万台を大幅に割り込んだ。07年度も有力な新型車がなく台数は期待できない志賀俊之最高執行責任者(COO)が4月から国内営業に専念する。ホンダは副社長への昇格が決まっている近藤広一専務が国内販売の責任者になり、社内を引き締める。

 

いや〜、楽しみですね。『チーム・車屋マイナス50%』プロジェクトが、順調に推移しております。

って、別に何の活動をしたというのではなく、市場が予測通りに推移しているだけです。v(^ ^)v

(理由はずっと書いていますので、ここでは省略)→新車販売台数の減少、軽自動車人気→競争激化で、なぜかさらなる値引き合戦??→ディーラーの弱体化→店舗の統廃合→2万店以上を1万店くらいに! 万歳!万歳!

大変らしいです、ディーラーさん。29年前と同水準の市場規模、ピーク時から40%減ですから。しかも、今後も良くなる兆しがない。

それにしても『メーカーの国内販売てこ入れ』って、何をするのでしょう?

まさか政府に「自動車関連の減税をしろ!」とか言うのではないでしょうね?

英国では、

>英政府は21日、地球温暖化対策の一環として、高燃費車両やガソリンへ課税を引き上げる、年間の炭酸ガス放出量を1600万トン以上削減すると述べた。

大気汚染への影響が最も大きい乗用車に対する道路税を、現在の年210ポンドから07年に300ポンド(約7万円)に、08年には400ポンド(約9万円)に引き上げる方針を示した。
ガソリン税も10月から1リットル当たり2ペンス引き上げる。08年にはさらに2ペンス、09年には1.8ペンスの追加増税を予定している。

と、京都議定書の目標達成に向けて、ちゃんとやっているのです。

日本もやらないと!「チーム・マイナス6%」でしょ。

政府よ増税ですよ増税。 もちろん新車にだけ!

CMしていますよね。「3つのRで地球を救え〜!」(by AKB48 チームA)って。Reduce Reuse Recycleでしょ。

中古車優遇をお願いします。

あなたがたの思い通り、日本のアメリカ化はどんどん進行しています。

ということは、日本も近い将来、アメリカのようにはっきりとした格差が生まれ、職業や年収によって買えるメーカー・車種が決まってしまうような国になるのでしょ?そして中古車しか買えませんという所得層がどんどん増えるんでしょ?

(ま、日本のように誰もが好きなメーカー・車種に乗ろうと思ったら乗れる国は他にないのですが。)

いいや、中古車業界が活性化するのなら。そして一気に欧米並みの販売比率 新車:中古車 12 にしましょう。

新車への環境税増税よろしく!

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 【編集後記】 

車屋マイナス50%運営事務局のスズキです。 

第22回いかがでしたか。  

業界の皆様、今回はシンプルにリアルな数字と近未来の業界像のネタでしたが、準備は出来ていますか?

『チーム・車屋マイナス50%』プロジェクトでは、企業様の参加をお待ちしております。メールか、HPのフォームからどうぞ。 

無在庫の車屋、技術を持った整備工場などの企業・団体さま、ぜひ一緒にプロジェクトを盛り上げましょう!

★ご意見・ご質問・お問い合わせなどございましたら、お気軽にメール下さい。

チーム・車屋マイナス50%運営事務局 info@cia-japan.com 

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