第28回メインテーマ 車が売れていないと僕達は楽しい。
6月も終わり、H19年の1/2が経過しようとしているのですが、新車も中古車も売れていません。ガソリン価格も去年以上の高値になりそうですし、住民税はいきなり上がっていますし、どうなるでしょう。 (「車検費用が出せない。」と、そのまま乗っていて捕まった人が去年は倍になっているとか。)
そんな中でも、絶好調のトヨタ様のネタを連続でどうぞ。
ネッツトヨタ東名古屋が「レクサス星が丘」増築
ネッツトヨタ東名古屋は、名古屋市千種区のレクサス星が丘の増築を検討している。05/8月に開業して以来、オーナーを対象に店舗内でクリスマスなどの時期に合わせて手作りパーティーを開催しているが、これが顧客に好評なため、さらにスペースを広げることで、くつろぎの空間を確保する。(中部経済新聞)
オールトヨタで首都圏テコ入れ、全車種展示店展開を加速
トヨタ自動車は08年春、埼玉県越谷市にトヨタブランドの全車種をそろえる新業態店舗「オートモール」を出店する。今年11月には横浜市でオートモールを開業する予定で、首都圏で大型店舗の出店を加速する。全国平均を大きく下回る首都圏でのシェアを底上げする狙いだ。
トヨタのオートモールは全国では4カ所目。JRの新駅「越谷レイクタウン」に隣接して開業する国内最大級の複合商業施設に開設する。県内の各販売会社が共同出店する。延べ床面積は約4500平方メートル。年中無休で営業し、店頭販売を主体にするなど運営方法も従来の店舗と変える。(日本経済新聞)
トヨタUグループ、長野県須坂市に中古車新拠点
自動車販売長野県内大手のトヨタUグループは18日、日滝原産業団地内に中古車の洗車や修理を実施する「チューカー商品化センター」を開設した。県内7カ所にある中古車店舗の業務を集約し、中古車の品質を向上させる狙い。県内では新車市場が伸び悩んでおり、中古車の販売底上げを目指す。
センターの床面積は約1700平方メートル、従業員数は26人。グループの中古車店舗で下取りした車を受け入れ、まずエンジンルーム内を点検、洗浄し、車輪の調整やブレーキ部品の研磨などで整備する。
その後、外装を洗浄して磨き、新品に近い状態に近づける。室内はいったん座席を取り外し洗剤を蒸気で噴射するなど特殊な器具を使い洗浄する。トヨタ自動車が全国で展開する中古車洗浄の仕組みを導入した。
従来は各地の中古車店舗で簡単な洗車や修理を実施、その場で展示販売していた。今後は新拠点で集中的に作業し各店舗に戻す仕組みにする。「中古車の商品価値を高めて販売増を狙う」。(日本経済新聞)
どこかのblogで、「納車時のエンターテイメントは?サプライズは?」という話題を扱っていました。消費者の目線でいうと、「そんなもの要らない。」と言う人が多いと思いますよ。
例えばブティックのお見送り、百貨店の過剰包装。「そんなの要らない。」と言う声をよく聞きます。でもその業界ではそれがおもてなし。「いつまで見送るかが他社との差別化だ。」なんていう訳です。おかしくないですか?
最初のレクサスネタもそうですが、オーナーさんで、「豪華なショールームでのイベントがあるからレクサスを買った。」と言う人はどれくらいいるでしょう。 ほとんどいないでしょう。 「単に、セルシオ乗り換えで、トヨタ車乗換えで、レクサスにした。」と言う人がほとんどなのだから。ただ、それでは価格100万アップの、値引き0円の言い訳が出来ないから、納車式をしたり、イベントをやっているだけでしょ。
極上の車を(中古車なら、いかに新車に近い状態で)納車するか。それだけだと思いますが、いかがですか。
ローコストオペレーションがすすんでいます。センターオペレーション化でどのくらいのコスト削減になっているのでしょうか。一般消費者のみなさん、トヨタ以外のメーカーも取り入れている販社が出始めましたが、こういう中古車工場を通った車はクオリティ高いですよ。(価格もそれなりですが。)
次の記事も似たような話題。
売れぬ自動車…メーカー各社、中古市場の活性化狙う
中古車の登録台数の減少が続いている。5月まで14カ月連続で前年同月の実績を割り込んでおり、新車販売の不振に伴う質の高い中古車の減少が中古車販売に影を落としている。中古車市場の低調は下取り価格の抑制につながり、新車の買い替え需要の足を引っ張る要因にもなる。自動車各社は大型中古車店の開設や中古車探しのサポート体制の充実などに取り組むなど、中古車市場の活性化に躍起だ。
自販連によると、今年5月の中古車登録台数は37万台あまりで、前年同月比4.6%減となった。5月としては平成に入って2番目に低い水準となり、「反転を期待しているが、なかなか数字には表れない」(業界関係者)と失望感も出ている。
18年度の登録台数は7.5%減の488万台となり、元年度以来、17年ぶりの低水準となった。このため、自動車各社は新車販売とともに、中古車市場の活性化にも力を注いでいる。中古車人気が高まれば、消費者は保有している自動車を高い価格で下取りに出すことができ、新車の購入負担を軽減するからだ。また、買い替え需要を促す効果も期待できる。
日産自動車は今年1月、東京都武蔵村山市に約1000台の中古車を展示する大型中古車専門店「カーミナル東京」をオープン。5カ月間で約1万組が来場しており、「順調な出足。中古車のクオリティの高さを伝えていきたい」(日産)としている。
一方、トヨタ自動車は昨年11月から、オペレーターによる中古車購入サポートサービスを開始。希望する中古車の車種や色などを電話で伝えれば、全国1700店の中古車在庫から最適な車を選び出してくれる。トヨタの一丸専務は「国内市場の活性化には、ローンや中古車も含めた総合的な取り組みが必要」と話す。
中古車の平均価格は新車の半分程度。しかもメーカーによる中古車事業強化により、品質に対する評価も高まっている。ただ、消費者は自動車そのものに対する関心を薄めているという指摘もあり、市場の活性化にはさらなる努力が求められそうだ。(産経新聞)
メーカーが中古車に力を入れるって、自爆ではないのでしょうか???しかし、トヨタさんやりますね、中古車購入サポートサービスですか。(でも、利益配分がうまくいってなくて、アフターケアに関するクレームがうちにもたくさん届いていますよ。)
われわれ、中小・零細企業はどうします? こういう所に頑張ってもらいたいのですが・・・。
カービュー マザーズにデビュー 「集客力あるサイト」へ決意新た
「マーケットの厳しさが身にしみた」と悔しがるのは、12日東証マザーズに上場を果たしたカービューの松本基代表取締役。初値は公募価格(110万円)を約5%上回ったものの、その後は売られ、終値は公募価格を約12%下回る96万円とほろにがいデビュー戦を受けてのコメントだ。(現在73.2万円)
「実績を作って、評価してもらえるよう精進していきたい」と今後の抱負を語るが、その実績づくりに向け課題として挙げるのはPVの大幅増加だ。月間のPVは、現在4億7000万。「近い将来、ゼロを一つ増やしていきたい」と宣言する。
ヤフーの月間PVは約300億とされている。これに対し、カービューは新車や中古車、自動車用パーツといった自動車関連情報に特化しているため、「40億以上のページビューの達成は、そう簡単にはいかない」と話す。
しかし、「爆発的な集客力のあるサイトを運営するインターネット関連企業は収益力も高く、株価も高い。何としてでもクリアしなければならない目標だ」と決意を表明。当面、携帯電話向けサービスの強化などでサイトの集客増を目指す。「爆発的な集客力のサイトづくり」に向けて、知恵を絞る日々が続きそうだ。
まつもと・もとい 関西大経済卒。00/3月ソフトバンク・イーコマース(現ソフトバンクBB)入社。01/4月執行役員。02/2月からカービュー代表取締役。43歳。大阪府堺市出身。(フジサンケイ ビジネスアイ)
カービューさん、悲願の上場おめでとう。これから本腰入れて、株価に見合う一般消費者向け、業者向けのITサービスを充実させてくださいな。
上場会社になったのだから、ウソのネタは許しませんよ。 こんな調査結果も出ているのですから。
自動車の維持保有に関する消費者調査結果を発表
自動車の維持保有サービスは、その扱い業態が変化しています。従来のディーラーや整備工場とは異なる方法で車検、整備、保険など提供する業態がみられています。また、ディーラーもアフターサービスの提案方法を変えています。これらは、「店任せ」ではなく、「自分で選びたい」「自分で納得したい」という消費者の意識を捉えています。
また、車両価格、買取価格、保険、ローン、板金修理の一括見積もりサービスなど、比較検討できる情報インフラが進み、事前に幅広く情報を入手する環境が整ってきました。
(株)矢野経済研究所では、こうした実態について消費者側からの調査を定例的に行ない、自動車関連サービスの現状と変化、今後の方向性を示唆致しました。今回で4回目の調査となります。
1.調査方法:インターネットによる自己記述式アンケート調査
2.調査時期:07/5月
3.調査対象:全国の自動車所有者(有効回答1,158人)
買取店は利用する人としない人の明確化が進んでいる
自動車購入時の代替車処分で買取店を利用する人は6%程度。今後、買取店を利用したい人は増えているが、利用しないとする人も増えている。
自動車購入時に任意保険について調べる人は3割程度、調べない人が7割と多い
加入先を購入店に任せた理由は、便利で簡単、購入店への信頼などが挙げられた。
加入先を自分で探す理由は、条件面に加えて、信用できる加入先がある、各社の内容を比較したいなど挙げられた。
車検を購入店や修理工場以外に出した店は、現在はガソリンスタンドと車検チェーンが多いが、今後はカー用品店への意向が強い。
一括見積サイトの利用者は、自動車保険が2割で最も多い。
新車と買取の見積サイト利用者は5%程度、車検の見積サイト利用者は2%程度ある。 (矢野経済研究所)
買取り業界の皆様、同業者の陰口言って潰し合いしている場合じゃないですよ。シェア全然増えていないじゃないですか!リピーターが増えないのはあなたがたみんなの責任です。
それにしても、どのサービスも思ったより利用者少なくないですか?カービューさん頑張ってください。
「価格コムはぼったくり過ぎだ」と、数社が連携してサイトを立ち上げ、情報を共有するらしいですね。無理だと思いますが、注目しましょう。
売れないからこそ、業界はどんどん動きます。楽しいですね。
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【編集後記】
車屋マイナス50%運営事務局のスズキです。 第28回いかがでしたか。
いつも書くのですが、なぜディーラー・メーカーの後追いをしようとするのでしょうね。少し儲かると、でっかい箱を持ちたがる。納車式とかしたがる。サイト運営したがる。など。 勝てるわけがないのにね。
『チーム・車屋マイナス50%』プロジェクトでは、今後確実にくる車屋半減時代を生き残るアイディアと、企業様の参加をお待ちしております。
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無在庫の車屋、技術を持った整備工場などの企業・団体さま、ぜひ一緒にプロジェクトを盛り上げましょう!
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