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体の仕組みと医療の豆知識
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いつも自然と動いているので、普段は気をつかうことが少ない
自分の体ですが、自分の一部であるはずなのに、知らないことが
たくさんあります。
このメルマガでは、意外と知られていない体の働きや医療に
関する情報をお届けします。
今日は、すい臓の仕組みと働きについて解説してきます。
■□すい臓のはたらき
カラダの臓器のなかでも、胃・腸・肝臓などは普段よく
耳にする馴染みのある臓器ですが、 すい臓というと一般的
にはそうそう頻繁には話題にのぼりにくい臓器のひとつ
だと思います。
しかしながら、すい臓も他の臓器と同様に非常に大切な役割
をしてくれている臓器なのです。
特に糖尿病関連で話題になるインスリンというホルモンを
分泌している臓器でもあります。
すい臓は胃の後ろ側にあり、十二指腸にくっついた状態で
細長い形をしています。
十二指腸側から膵頭部、体部、尾部に分かれており、重さは
約80gです。
すい臓の働きは大きく分けて2つ。
外分泌…すい臓は膵管から十二指腸に膵液を分泌しています。
膵液は弱アルカリ性なので、胃酸を中和させ、消化物を
アルカリ性にします。
内分泌…すい臓には内分泌細胞が島状に集まった
ランゲルハンス島があり、インスリン、グルカゴン、
ソフトスタチンなどのホルモンを産生しています。
■□すい臓の病気と症状
すい臓の病気としては大きく分けて次の3つになります。
外分泌系…すい臓炎(急性、慢性)、すい臓癌等
内分泌系…糖尿病
自立神経系自立神経系…メニエル氏病
以下のような症状が出ていれば注意が必要です。
・左肩がこる
・生理が狂う
・左肩甲骨に違和感や痛みがでる
・朝起きるのがつらい
・上腹部、みぞおちに痛み、圧迫感がある
・常時眠い
・左目が特に疲れやすく弱い
・身体に力が入らなくだるい
・腹痛、背痛がある
・口が渇きやすい
■□すい臓がんについて
すい臓がんの年間死亡者数は16000人以上で、発生率は
増加しています。特に60歳以上のすい臓がん死亡率の
上昇割合は高くなっています。
すい臓がんの原因としては、喫煙、肉類、コーヒーを好む
があげられます。
すい臓がんは症状が現れにくいので早期発見が困難
でしたが、画像診断などの技術の発達で早期発見例も
増加しています。
■□糖尿病とすい臓
すい臓は血糖値を調節するインスリンやグルカゴンという
ホルモンを作り出し分泌しています。
通常、私たちの血液中には70〜110mg/dL程度のブドウ糖が
存在していて、これを血糖といい、その値が血糖値です。
血糖値がほぼ一定に保たれているのは、インスリンや
グルカゴンなどのホルモンの調節作用によります。
高血糖状態が慢性化し、持続することによってさまざまな
合併症を引き起こすのが糖尿病になります。
通常私たちのカラダでは空腹時には血糖値は下がってきて、
これに対応してグルカゴン、アドレナリン、コルチゾールなどの
ホルモンの分泌が盛んになって、血糖値を上げる方向に働きます。
また逆に、食後などは血糖値が上がってきますが、このとき
インスリンというホルモンがすい臓から分泌され、血糖値を
下げるように働きます。
しかし、なんらかの原因でインスリンの分泌機能そのものが
衰えたり、分泌されたとしても作用する力が低下すると高血糖状態
になります。