[ 日本1950年代 ]
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http://www.cinema-today.net/
雪が降りました。
東京の平均積雪日数は5日ということなので、あと4日くらいは
雪が積もるくらいの雪が降るということですね。まあ、2月のほ
うが雪が降るという印象があるので、降るでしょうきっと。
アメリカでは、ブラッド・レンフロ、ヒース・レジャーという若
い俳優が相次いで亡くなりました、どちらもあまり自然な死に方
ではないのですが、冬ってのはこういう事件も多いですよね。や
はり寒くて暗いと人間は鬱になってしまうのでしょうか。
皆さんもお気をつけください。そういえば、私もちっともやる気
が出ないなぁ… まあ、いつもですが。
あまりにやる気が出なかったりするときは、サプリを飲んだりも
します。よく飲むのはビタミンBとイチョウ葉。
ビタミンBはいわずと知れた栄養ですが、イチョウ葉は脳の血管
を広げるそうで主にボケ防止に効果があるといわれますが、集中
力の向上にも役立ちます。
受験生なんかにもいいかもしれませんので、藁にもすがりたいと
いう方はぜひどうぞ。
あまりお勧めしませんが、過剰摂取するとすごく利いた気がして
1時間ほどものすごく集中力が高まります。
-------- 目次 --------
■ 今日の映画
銭形平次捕物控 幽霊大名
□ ヒビコレリンク
□ DVD今日の買い!
------------------------
■ 今日の映画 − 銭形平次捕物控 幽霊大名
--cinema2138-----------
銭形平次捕物控 幽霊大名
1954年,日本,89分
-----------------------
<キャスト&クルー>
監督 弘津三男
原作 野村胡堂
脚本 八住利雄
撮影 牧田行正
音楽 渡辺浦人
キャスト 長谷川一夫
市川雷蔵
井川邦子
長谷川裕見子
中村玉緒
渡辺篤
<評価>
☆☆☆(満点=5)
<プレヴュー>
江戸の街中で辻斬りが次々と起き、それに続くように若い娘がさ
らわれるという事件が多発。その犯罪を行っているのは三万八千石
の大名金森頼錦の大名屋敷のものとわかったが、相手は大名、なか
なか手出しが出来ない。そんな難局を解決すべく銭形平次が呼ばれ
るが、その銘を受けたその日、平次の恋女房お静が誘拐されてしま
う…
長谷川一夫主演の「銭形平次捕物控」シリーズの第7作で、市川
雷蔵が共演した。監督はこれがデビュー作となった弘津三男。
<レビュー>
長谷川一夫主演のこの「銭形平次捕物控」シリーズはなかなか面
白い。平次ものだからもちろん時代劇で、お江戸の街を舞台にすっ
たもんだがあるわけだけれど、平次が解決する事件というのが一筋
縄ではいかないもので、推理小説的な楽しみもあり、立ち回りもあ
り、江戸版冒険活劇とでも言うべきものになっている。
この作品もその例に漏れない。辻斬りや人攫いといった非道を行っ
ているのが大名とわかっていながら手を出すことが出来ない。それ
を平次がいかに解決するのかという展開でまずひきつける。そして
同時にその大名屋敷に夜な夜な大名その人かその幽霊化がふらふら
とさ迷い歩くというエピソードがくわえられる。そして、その二つ
が映画の中盤で重なり合い、がらりと展開が変わってまた別の冒険
が始まるという感じになる。90分という短い時間にこれだけの展開
を盛り込めばかなりのスピード感が出て楽しめる。
これは外見は時代劇だが、江戸という舞台や銭形平次という有名
人であることを忘れれば一種の探偵ものとしてみることが出来るだ
ろう。ホームズやポアロと同じように平次が探偵として何事件を解
決する。ホームズやポアロも時代物でもあるわけだから、平次も同
じように考えればいいというわけだ。平次ものでなくとも、長谷川
一夫が主演でなくとも、この本ならきっと面白い映画は出来るはず
だ。
スターが主演のシリーズものというのはどうしてもマンネリにな
りがちで、シリーズが進むにつれて今ひとつ面白くなくなってきて
しまう。しかし、このシリーズは本がいいから、それぞれの作品を
新鮮に見ることが出来ていい。同じことの繰り返しではなく、毎回
まったく違う事件が持ち上がり、まったく違う解き方をする。だか
ら飽きることがない。
もちろん、一定のパターンはあり、長谷川一夫の平次はキザ過ぎ、
立ち回りは今ひとつのところもあるけれど、謎解きの楽しみはいつ
も変わらず、展開には目を話せない。
くわえて、平次の手下八五郎を演じる役者が変わるというのもひ
とつの楽しみになるだろう。この作品では渡辺篤が演じているが、
最初の花菱アチャコから益田喜頓、榎本健一、三木のり平、ハナ肇、
堺駿二、船越英二と本当にいろいろな人が演じている。男前できざ
な長谷川一夫と対照的なおかしみを彼ら喜劇役者(船越英二は違う
が…)が受け持って絶妙のバランスになっているのだろう。
もちろん、あくまでも映画が毎週2本封切られ、量産されていた
時代のシリーズものだから、今の連続ドラマのようなものだったわ
けだが、それでも今見ても十分鑑賞に耐える質を保っている。しか
もこの作品の監督弘津三男はこれがデビュー作。スタッフを社員と
して雇って育てて一人前にする撮影所システムは、無数に作られる
作品の全体の質を高めるのに本当に役になっているのだと思う。こ
の弘津三男は溝口健二の助監督をやっていたというから、デビュー
作でいきなり人気シリーズを任せられも十分こなせたのだろう。監
督としてはあまりぱっとしなかったが、監督昇格後も溝口作品の助
監督を務めているところからすると溝口健二には重宝されたようだ。
50年代から60年代の日本映画はこういった職人的なスタッフに支
えられて栄華を誇った。この時代の作品を見るとたびたび思うこと
だが、こういったしっかりとしたシステムが質の高い作品を生むの
だということを痛感させられる。
□ ヒビコレリンク
『銭形平次捕物控 八人の花嫁』
『銭形平次捕物控 地獄の門』
□ DVD今日の買い!
<今日の作品:銭形平次捕物控 幽霊大名>
長谷川一夫の平次でDVD化されているのは3作品だけです。
<今日のお勧め>
思い出しついでに溝口健二のDVD-BOXが出ていますのでそれを。
http://www.cinema-today.net/
雪が降りました。
東京の平均積雪日数は5日ということなので、あと4日くらいは
雪が積もるくらいの雪が降るということですね。まあ、2月のほ
うが雪が降るという印象があるので、降るでしょうきっと。
アメリカでは、ブラッド・レンフロ、ヒース・レジャーという若
い俳優が相次いで亡くなりました、どちらもあまり自然な死に方
ではないのですが、冬ってのはこういう事件も多いですよね。や
はり寒くて暗いと人間は鬱になってしまうのでしょうか。
皆さんもお気をつけください。そういえば、私もちっともやる気
が出ないなぁ… まあ、いつもですが。
あまりにやる気が出なかったりするときは、サプリを飲んだりも
します。よく飲むのはビタミンBとイチョウ葉。
ビタミンBはいわずと知れた栄養ですが、イチョウ葉は脳の血管
を広げるそうで主にボケ防止に効果があるといわれますが、集中
力の向上にも役立ちます。
受験生なんかにもいいかもしれませんので、藁にもすがりたいと
いう方はぜひどうぞ。
あまりお勧めしませんが、過剰摂取するとすごく利いた気がして
1時間ほどものすごく集中力が高まります。
-------- 目次 --------
■ 今日の映画
銭形平次捕物控 幽霊大名
□ ヒビコレリンク
□ DVD今日の買い!
------------------------
■ 今日の映画 − 銭形平次捕物控 幽霊大名
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銭形平次捕物控 幽霊大名
1954年,日本,89分
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<キャスト&クルー>
監督 弘津三男
原作 野村胡堂
脚本 八住利雄
撮影 牧田行正
音楽 渡辺浦人
キャスト 長谷川一夫
市川雷蔵
井川邦子
長谷川裕見子
中村玉緒
渡辺篤
<評価>
☆☆☆(満点=5)
<プレヴュー>
江戸の街中で辻斬りが次々と起き、それに続くように若い娘がさ
らわれるという事件が多発。その犯罪を行っているのは三万八千石
の大名金森頼錦の大名屋敷のものとわかったが、相手は大名、なか
なか手出しが出来ない。そんな難局を解決すべく銭形平次が呼ばれ
るが、その銘を受けたその日、平次の恋女房お静が誘拐されてしま
う…
長谷川一夫主演の「銭形平次捕物控」シリーズの第7作で、市川
雷蔵が共演した。監督はこれがデビュー作となった弘津三男。
<レビュー>
長谷川一夫主演のこの「銭形平次捕物控」シリーズはなかなか面
白い。平次ものだからもちろん時代劇で、お江戸の街を舞台にすっ
たもんだがあるわけだけれど、平次が解決する事件というのが一筋
縄ではいかないもので、推理小説的な楽しみもあり、立ち回りもあ
り、江戸版冒険活劇とでも言うべきものになっている。
この作品もその例に漏れない。辻斬りや人攫いといった非道を行っ
ているのが大名とわかっていながら手を出すことが出来ない。それ
を平次がいかに解決するのかという展開でまずひきつける。そして
同時にその大名屋敷に夜な夜な大名その人かその幽霊化がふらふら
とさ迷い歩くというエピソードがくわえられる。そして、その二つ
が映画の中盤で重なり合い、がらりと展開が変わってまた別の冒険
が始まるという感じになる。90分という短い時間にこれだけの展開
を盛り込めばかなりのスピード感が出て楽しめる。
これは外見は時代劇だが、江戸という舞台や銭形平次という有名
人であることを忘れれば一種の探偵ものとしてみることが出来るだ
ろう。ホームズやポアロと同じように平次が探偵として何事件を解
決する。ホームズやポアロも時代物でもあるわけだから、平次も同
じように考えればいいというわけだ。平次ものでなくとも、長谷川
一夫が主演でなくとも、この本ならきっと面白い映画は出来るはず
だ。
スターが主演のシリーズものというのはどうしてもマンネリにな
りがちで、シリーズが進むにつれて今ひとつ面白くなくなってきて
しまう。しかし、このシリーズは本がいいから、それぞれの作品を
新鮮に見ることが出来ていい。同じことの繰り返しではなく、毎回
まったく違う事件が持ち上がり、まったく違う解き方をする。だか
ら飽きることがない。
もちろん、一定のパターンはあり、長谷川一夫の平次はキザ過ぎ、
立ち回りは今ひとつのところもあるけれど、謎解きの楽しみはいつ
も変わらず、展開には目を話せない。
くわえて、平次の手下八五郎を演じる役者が変わるというのもひ
とつの楽しみになるだろう。この作品では渡辺篤が演じているが、
最初の花菱アチャコから益田喜頓、榎本健一、三木のり平、ハナ肇、
堺駿二、船越英二と本当にいろいろな人が演じている。男前できざ
な長谷川一夫と対照的なおかしみを彼ら喜劇役者(船越英二は違う
が…)が受け持って絶妙のバランスになっているのだろう。
もちろん、あくまでも映画が毎週2本封切られ、量産されていた
時代のシリーズものだから、今の連続ドラマのようなものだったわ
けだが、それでも今見ても十分鑑賞に耐える質を保っている。しか
もこの作品の監督弘津三男はこれがデビュー作。スタッフを社員と
して雇って育てて一人前にする撮影所システムは、無数に作られる
作品の全体の質を高めるのに本当に役になっているのだと思う。こ
の弘津三男は溝口健二の助監督をやっていたというから、デビュー
作でいきなり人気シリーズを任せられも十分こなせたのだろう。監
督としてはあまりぱっとしなかったが、監督昇格後も溝口作品の助
監督を務めているところからすると溝口健二には重宝されたようだ。
50年代から60年代の日本映画はこういった職人的なスタッフに支
えられて栄華を誇った。この時代の作品を見るとたびたび思うこと
だが、こういったしっかりとしたシステムが質の高い作品を生むの
だということを痛感させられる。
□ ヒビコレリンク
『銭形平次捕物控 八人の花嫁』
『銭形平次捕物控 地獄の門』
□ DVD今日の買い!
<今日の作品:銭形平次捕物控 幽霊大名>
長谷川一夫の平次でDVD化されているのは3作品だけです。
<今日のお勧め>
思い出しついでに溝口健二のDVD-BOXが出ていますのでそれを。







