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2008/08/03

矯正歯科専門医からのお便り 第9号

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            矯正歯科専門医からのお便り 9号 



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・○・○・○ 御あいさつ ○・○・○・


皆さん,こんにちは
ひるま矯正歯科の晝間康明です.

私は,連日の猛暑の中のバス通勤ととクーラーの効いた医院内の温度差に
夏バテ中ですが皆さんはいかがお過ごしですか?

先月発売された「Domani 8月号 235ページ」連載テーマ「人には聞けない気になる病気」で
大人の矯正歯科治療が特集されています.
インタビューには私の所属している「与五沢矯正研究会」を設立された与五沢文夫先生と
新潟大学矯正科の先輩である星隆夫先生が答えられています.

特集では女性医療ライターの増田美加さんによるインタビューが行われました.
増田さんのお友達は矯正治療に失敗され大変な苦労をされたそうです.
そのお友達は,矯正治療を開始するも計画通りに歯が動かず
約2年間通った歯科医院を変更された治療を改めて行なう事になったそうです.
記事では,私どもの行なっているメールセミナーやホームページ同様に
「耳障りの良い治療法」に注意を促し,矯正歯科医院選択の基準について述べられています.

もし特集に御興味があれば,
「Domani8月号」をバックナンバーでお買い求めになるか
増田さんのブログと星隆夫先生のブログをご覧頂ければ幸いです.
もし,買いそびれてしまった方はひるま矯正歯科の待合室にも置いてありますのでご覧下さい.

「増田美加の名医訪問記」
→ http://masuda-meii.jugem.jp/?eid=18

「星歯科矯正ブログ」
→ http://web.me.com/hoshitakao/星歯科矯正/Blog_7/アーカイブ.html



・○・○・○ ひるまだより第22号の御案内 ○・○・○・


ひるま矯正歯科では2か月に1度のニュースレターひるまだよりを発行しております.

今日は,ひるまだより第22号のダイジェストをお送りします.

なおひるまだよりのPDFファイルは下記アドレスからダウンロードも出来ます.
 http://www.hiruma.or.jp/html/newsletter_top.htm




■□■□■ はじめに ■□■□■

 チーム・ミーティング 

 オーラル・フィジシャンとは
 「患者さんの口腔内を生涯にわたって疾患の発症と再発を予防する人材」をいい、
 提唱者である熊谷先生のセミナーを受講、合格することでその資格を得ます。

 7月初旬、オーラル・フィジシャンとそのスタッフが全国から参集して開かれた
 チーム・ミーティングに、副院長と主要スタッフが参加しました。
 今回のひるまだより裏面からはその特集です。

 <ひるまときおのホッとひと息>は、タイトルに相応しくないタメ息の出る内容ですが、
 記憶に留めるためにあえて書きました。
 交遊録から名前を削除するときの気持ちは堪え難く重いものでした。
 許すまじ犯人。

■□■ 院長:晝間登喜男のコラム<ヒルマトキオのほっと一息> ■□■

 「無差別殺人ーカッチャンの死」

 6月8日午後、
 歩行者天国でにぎわう秋葉原の交差点を男の運転するトラックが猛スピードで走り抜け、
 通行人をはねたあと男はさらにダガーナイフで無差別に人を切りつけるという、
 稀にみる凄惨な事件が起こりました。

 日曜の昼下がり、何気なく観ていたテレビから刻々と状況が伝わってくるなかで、
 亡くなられた被害者の中にナカムラカツヒコ(74)という文字を見て、
 悪い予感が頭をよぎりました。

 誤報もあってなかなか正確な情報が掴めませんでしたが、
 夜遅く被害者は心配していた中村勝彦先生その人と判明しました。

 先生は大学のずっと上の先輩ですが、誰からもカッチャンの愛称で呼ばれ、
 人懐つこい笑顔でいつも輪の中心にいる明るく楽しい人でした。

 私が立川で開業を考えたときまず相談したのが、
 すでに矯正専門で開業していて立川の地に詳しく人脈もあるカッチャンでした。
 有力な人を紹介していただき、
 希望どおりに開業することができたのはひとえにカッチャンのお陰でした。

 カッチャンとは家族同士の親交もあり、年の瀬にはご夫妻を中心に数組の夫婦が集い、
 ちょっと贅沢な食事をするのが恒例でした。
 また、カッチャンの清里の土地に数組の家族が集まりバーベキューパーティをしたとき、
 小学6年生だったわが家の息子にカッチャンはオートバイの運転を教え、
 草原を走らせて息子を大いに歓喜させたヤンチャな人でもありました。

 モントリオールで開かれた矯正歯科学会に3組の夫婦で出掛けたこともありました。
 学会の合間に、英語が堪能で旅慣れたカッチャンを通訳に
 異国の街での買い物や食事を堪能したのも楽しい思い出です。

 数カ月前に久し振りに電話があり、20分ほど世間話をしたのが最後の会話になりました。
 運転が好きで車をこよなく愛したカッチャンが、
 その車を凶器にして轢き殺されるとは何と皮肉で残忍なことでしょう。

 歯科医院を一月前に閉院したため新聞は無職・中村勝彦(74)と書きましたが、
 有能な矯正医であったカッチャンは私には大きな大きな存在でした。
 いまでもこの事件のニュースを聞くたびに無念のため息が出ます。


■□■□■ トピックスから ■□■□■

 「歯科衛生士(その2)」

 一年前、日本ヘルスケア歯科研究会が、歯科衛生士法の改正を求めて5万余名の陳情署名を添え、
 厚生労働大臣に要望書を提出しました。

 歯科衛生士法は平成元年の第8次改正をもって現在の形になっていますが、
 継ぎ接ぎ的に改正されてきたこともあって規則の定義が必ずしも明確でなく、
 誤解を招きやすい制限や文言のために、歯科衛生士の立場を不当に低めてきた憾みがあります。

 歯科衛生士を予防歯科の要ととらえる歯科医師にとって、歯科衛生士法のさらなる改正は喫緊の命題です。

 世界に目を転じると、米国の少なくとも31の州で歯科衛生士が局所麻酔をすることを許可しており、
 いくつかの州と北欧、オランダ、ドイツ、スイスなどのヨーロッパ諸国、ニュージーランドでは
 歯科衛生士の独立した診療(つまり開業)を認めています。

 口腔衛生の先進諸国では、歯科医師と歯科衛生士が専門性を活かし、対等に患者と接しているのです。

 歯科衛生士の専門性の認定と独立の許可について、国民の歯科保健にとって有益か否かという視点で考えれば、
 日本でも論を待たないはずです。
 歯科衛生士法の改正を求める意味はすぐれてこの点にあります。

 最新のDental Tribune紙は、
 米国ミネソタ州の歯科衛生士協会が「ADHP(上級歯科衛生士)の資格を定める法案」支持を報じています。

 ADHPの役割は「歯科保健において歯科医と歯科衛生士の中間に位置し、専門資格を持って口腔衛生活動を行なうこと」
 と説明されています。

 同紙によるとすでにカナダ、イギリス、オーストラリアなど40カ国以上でADHPの資格が定められているとあり、
 この記事からも専門職である歯科衛生士の社会的地位が、日本ではまだまだ低いことがよく分かります。 
 
■□■□■ 酒田だより ■□■□■


 ひるま矯正歯科では7/4〜6の3日間,山形県酒田市で行われた
 オーラルフィジシャンチームミーティングに当院スタッフ10名で参加しました.
 チームミーティングに参加した感想を「酒田だより」としてお届けします.

 歯の喪失原因はう蝕(虫歯)と歯周病の2疾患であり,
 この2疾患はどちらも細菌による感染症です.

 したがって,歯を守り健康を育む歯科医院の役割は,
 これまでのう蝕になり穴の空いた歯を削って詰める修復処置や歯周病の歯を抜くと言う外科的な処置ではなく,
 感染源となる細菌を除去したり定着を防ぐための療養指導を行なう内科的な対応が最も重要です.

 そして,内科的な対応により歯を守るためには
 歯科医師による包括的な診断と衛生士の定期的かつ長期に渡るメインテナンスによる
 チームアプローチが欠かせません.

 しかし,歯を守るための口腔内科的な考え方や診療システムは
 今だに日本の歯科医療(臨床現場,教育)には定着していません.
 この様な日本の歯科医療環境の中でも口腔内科的なアプローチにより
 患者さんの歯を守り健康に貢献している歯科医院があり,その歯科医院が酒田市の日吉歯科であり熊谷崇(くまがいたかし)先生です.

 オーラルフィジシャンチームミーティングのオーラルフィジシャンとは「口腔内科医」を意味し, 
 ひるま矯正歯科では,私(晝間康明)が日吉歯科で行われるオーラルフィジシャンセミナーを受講し修了しました
 (ひるまだより12号〜19号をご覧下さい).

 口腔内科的な歯科治療を多くの患者さんに提供するためには
 オーラルフィジシャンを中心とした歯科衛生士を始めとするスタッフによるチームワークを高める事が必要です.

 そこで,ひるま矯正歯科では歯科医師だけではなく衛生士を始めとするスタッフとともに
 2006年よりオーラルフィジシャンチームミーティングに参加しています.

 オーラルフィジシャンチームミーティングでは
 日吉歯科を目標とし全国で口腔内科的な歯科医療を行なう歯科医院が集まり,
 各医院における日々の努力や試行錯誤を発表し情報を共有する場です.

 今回,「酒田だより」と題してオーラルフィジシャンチームミーティングに参加したスタッフの感想を掲載します.

 口腔内科的な歯科医療にかけるスタッフの思いが,歯を守りたい多くの方に伝われば幸いです.

 *各スタッフの感想は下記ホームページよりPDF版ひるまだより22号をダウンロードしてご覧下さい.
 http://www.hiruma.or.jp/html/newsletter_top.htm



■□■□■ お知らせ ■□■□■

 
・8月12日(火)〜15日(金)夏季休暇のため休診、11日(月)は午前中のみの診療になります。
・9月15日(月)〜18日(木)学会出席のため休診です。
・通院条件を改善するためにアンケート調査を行なっています。皆様のご協力をお願いいたします。
・「ドキュメンタリー矯正治療」と「アンチエイジング」は休載です。


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ひるまだよりが皆さんの健康に役立てば光栄です

 


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◎実際の治療に関しては,直接お会いできない状況では判断致しかねます.
 患者さん一人ひとり異なりますので直接歯科医院にご相談ください。
◎一般の方向けの内容なので,厳密な医学用語は極力使用していません.
 医学的に妥当でない表現があると思いますが、なるべく平易な表現を
 使用するようにしています。
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