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 昨日は、先週末のNY市場の軟調さから、東京市場前に下値を探る展開になりましたが、午後は米欧主導でドル安懸念を表明するとの報道から、ドル円の買い戻しが優勢となった。しかし、ユーロドルも上昇し、連れてクロスドルも上昇したため、ドル円以外ではドルは下落した形となった。
 特にNY市場では株価の上昇を背景にドル円も、ユーロドルも上値を伸ばした。

 最近の下落基調に対し、昨日の上昇で短期の移動平均は横ばいに向っており、今日はドル円、クロス円が更に上昇して上昇基調を回復できるかが焦点になりそう。ユーロドルも同様。しかし、各通貨でクロスドルが高値になってきており、反落のリスクにも注意したい。
 個別では英国の消費者物価指数CPI、米国小売売上高、バーナキ議長講演などが注目。その他、仏金融ソシエテ・ジェネラルや米小売ウォルマートの決算発表が予定されている。


「市場動向結果・予想」
「東京(アジア)市場」(6:00〜15:00)
●10:30 豪3月住宅ローン貸出:前月比−6.1%(予想−0.8%)、 10:30 豪4月NAB企業信頼感指数:−8(前月−4)。豪ドル下落。NZドルも連れ安。
●15:00 日4月工作機械受注:前年比+0.3%(前月+3.3%)。
●日経平均株価:13,743.36(前日比+88.02)円。13500円台に下げて始まり、前場はマイナスだったが、前場終了時にドル円が始値を超えると、後場に上昇に転じた。
●アジア株:ほぼ全面高。印度が前日比マイナス。香港、韓国休場。
●ドル円:103.3円。上昇。6時に先週末の102.7円台から103.0円に上げて始まった。しかし、7時半に103.1円まで上げた後、下げに転じ9時前に102.5円台まで下げた。その後は底堅い日経平均株価やオセアニア株を支えに12時までに103.4円に上昇した。午後は103.3円前後に多少下げてもみ合った。
●ユーロドル:1.538ドル。大きく下落。ドル円の逆。先週末の1.547ドルから1.545ドルに下げて始まった。7時半に1.544ドルに下げた後、9時半に1.548ドルに上昇した。その後は下げに転じ、12時から1.541ドル前後で下げ止まったものの引け際に下落した。
●クロス円:ほぼドル円連動。オーストラリアの企業信頼感などの悪化でオセアニア通貨(豪ドル、NZドル)が10時半に下落した。午後は、ポンドを初め欧州通貨が売られ下げを強めた。

「欧州市場前半」(〜21:00)
●17:30 英4月生産者物価指数PPI:前年比+7.5%(予想+6.4%)。ポンド上昇。
 17:30 英3月貿易収支:−74.37億ポンド(赤字、予想−75億ポンド)。ほぼ予想通り。
●アジア株:全面高。印度もプラスに転じた。東南アジアなどの一部はマイナス。
●欧州株:ほぼ全面高。ポルトガル、ギリシャ、マルタ等が安い。ユーロ圏全体、英国は上昇。
●ドル円:103.9円。大きく上昇。米欧主導によるドル安懸念の報道から、ドル買戻しが優勢となり、15時から18時前にかけて103.9円まで上昇。その後ユーロ買戻しから19時半にかけて103.6円に小緩んだが、再上昇し20時半過ぎに104.0円を付けた。
●ユーロドル:1.544ドル。上昇。東京市場での下落の続きで15時過ぎに1.536ドルまで下げた。その後、ドル円ともみ合いながら上昇し20時前に1.546ドルを付けた。1.544ドルに多少小緩んでNY市場を迎えた。
●クロス円:ほぼドル円連動。ドル円の上昇に加え、ユーロドルの上昇に引かれて各通貨のクロスドルも上昇したため、欧州、オセアニア通貨中心に大きく上昇した。

「NY市場」(〜6:00)
●米国1Q決算株式市場後:MBIA 一株利益−3.01(損失、予想−0.19より大幅悪化)。Sprint Nextelも予想以上の決算。
●21:30 加3月新築住宅価格指数:前月比+0.2%(予想通り)。影響なし。
●翌3:00 米4月財政収支:1593億ドル(黒字、予想1600億ドル)。ほぼ予想通り。
●欧州株:ほぼ全面高。ポルトガル、ギリシャ等が安い。ユーロ圏全体、英国は上昇。スイス休場。
●米州株:ほぼ全面高。チリ、ベネズエラなどが下落。
●NY株:Dow 12,876.31(+130.43), Nasdaq 2,488.49(+42.97), S&P 1,403.58(+15.30).
 FedExが原油高による利益見通しを引き下げたことや、MBIAが損失を大幅に拡大していたが、先週までの売りにより割安感が出ていたことからプラスで開始し、上げ幅を拡大した。
 CitigroupがWal-Martの株価目標を$57から$67に引き上げたことから、Wal-Martは決算発表を前に買われた。
 投資目標を引き上げられたAppleやResearch In Motionなどが大きく上昇し、テックセクター、ナスダックを牽引した。
 JPMorgan Chaseが2Qにサブプライムローン損失を2〜2.5億ドル見込むとしながらも、資本市場の危機は75%終わっており、年末に終息するとしてテックセクターが上昇。大幅損失を出したMBIAも上昇して引けた。
●ドル円:103.7円。ほぼ横ばい。株式市場前は22時前に103.6円に下落後、103.8円に戻した。株式市場はダウが先物通り20ドル台で始まったが徐々に上げ幅を縮小したため、ドル円は売られ23時過ぎに103.2円に下落した。しかし、株価は上昇に転じ、1時(NY時間12時)に100ドルを超え、103.8円まで上昇した。その後、ユーロドル高で2時に103.5円に小緩んだが、株価の150ドル以上の上げ幅拡大から4時(NY時間15時)には103.9円に上昇した。株式市場が引ける5時までもみ合った後、103.7円に小緩んで引けた。
●ユーロドル:1.554ドル。大きく上昇。22時過ぎのNY株式市場が始まる前から上昇を開始し、ドル円が高値を付けた1時にもみ合った以外は、トリシェECB総裁のインフレ懸念発言もあり、右肩上がりで2時までに1.556ドルに上昇した。ドル円の上昇から4時に1.553ドルに下落したが、引けにかけて1.554ドルに上昇して引けた。
●クロス円:ほぼドル円連動。ユーロとスイスフランが対ドルの上昇から23時の株価下落時の影響は少なく、あまり下落せずに上昇した。
●債券価格:下落。株価の大幅上昇から下落した。
●WTI原油:124.23(−1.73)ドル。ドル買戻しによるポジション調整で売られていたが、NY市場前半にユーロドルが1.55ドル台に上昇したことから126.2ドルに上昇した。しかし、株価大幅高でドルも上昇したことから再度下げて引けた。
●COMEXゴールド:884.9(−0.9)ドル。原油同様に株高、ドル高から売られた。
●シカゴ日経225先物:13,865(大証比+105、日経平均終値比+122)円 。
「今日の動向予想」
●全般:高値もみあい。方向感を探る展開か。
 NY市場は株価が大幅反発。市場環境は改善したようにも見える。しかし、過熱感が高く反落に注意したい。例えば、豪ドル米ドル(AUDUSD)は指標の悪化で0.935ドルまで売られていたにも関わらず、ユーロドルに連れて0.947ドルまで戻している。ドル円が頭を抑えられているためだが、かなり高値にあるので反落に注意したい。
 一方、テクニカル的にも、下落に向かっていた短期の移動平均線が横ばいに向かってきており、今日の動きが重要となりそう。日足の一目均衡表では、最近転換線を下抜けて下落基調に傾いていたドル円が、転換線を上抜けそうな位置に近づいている。下落基調にあったユーロドルは転換線を上抜け、基準線を狙う位置に近づいた。クロス円はドル円と同様。今日、上昇を続けられれば上昇基調を回復できる可能性が高まる。
 今日のアジア市場は、NY市場の株価上昇を受け堅調な推移が期待できそうだが、昨日の上昇していることや、中国の預金準備率引き上げなどもあり、全面高にはならないかもしれない。
 欧州市場前半は、景気の減速感がある英国の指標CPIなどでポンドに動きがあるかもしれない。また影響は限定的かもしれないが、フランスのソシエテ・ジェネラルの決算発表もあり、注意したい。
 NY市場は、小売Wal-Martの決算があり、既に発表されている既存店売上高は、予想以上だったため、好業績が期待される。また、指標では小売売上高の発表があり、バーナンキ議長の講演からインフレや利下げの動向を探ることになりそう。後は株式市場次第。

●ドル円:102円後半から104円台。特に103円後半から104円前半中心と予想。
●クロス円:ドル円に合わせた動向を予想するが、クロスドルの下落による影響に注意したい。
●日経平均株価:13700円〜14000円。少なくとも終値で14000円越えは無理か。
●注目指標等:
 17:30 英4月消費者物価指数CPI
 17:30 英4月小売物価指数
 21:20 バーナンキFRB議長講演
 21:30 米4月小売売上高


「私の取引」
 取引できませんでした。朝の下落を戻し、上昇していたため、高値買いが怖くて買えませんでした。ここまで上昇するのであれば、先週末に豪ドル円を我慢して保持するべきでした。朝は売っておいて良かったと思っていたのですが。


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「注意」
このブログは、私の体験を記録しているだけです。
(皆様の参考になればという気持ちもありますが)
私の考えが正しいとは限りませんし、
市場がどう動くかは、その時々の様々な要因やその強弱によります。
そのため決まりはなく、運もあると思いますので、自己責任で取引してください。

 先週末は、前日のNY市場後にAIGの決算が大幅に悪化していたこともあり、ドル円は軟調に推移し、欧州市場ではユーロドルの上昇から大きく下げました。ドル円に合わせてクロス円も売られ、円買いが強まりました。
 米貿易収支が良かったため、ドルの買い戻しがあったもののNY株式市場がAIG決算やCitigroupの資産売却ニュース、原油高で軟調だったため、ドル円も再度売られ頭重く終わりました。

 今週は、先週の景気不透明感が増している米国市場の動向や、トリシェECB総裁のインフレ懸念重視の発言で持ち直している欧州市場の動向を指標で探る展開。また、英国の指標も発表され、追加利下げの有無を探る展開になりそうです。欧州金融機関の決算も注意が必要。
 今日は、先週末のNY市場を受け、株式市場も軟調な展開が予想され、軟調な展開が予想される。特にNY市場はモノラインMBIAの決算や、通信会社Sprint Nextelの決算の影響が注目される。


「市場動向結果・予想」
「東京(アジア)市場」(6:00〜15:00)
●10:30 豪準備銀行RBA四半期金融政策報告:時間によりインフレは抑制されるという政策金利発表時の姿勢は変わらない。しかし、GDP見通しから景気減速が示され豪ドル下落。
●日経平均株価:13,655.34(前日比−287.92)円。NY市場は上昇したものの、円高進展で下落して開始。東京時間も円高が進み、香港を初めアジア株の下落から後場下げを強めた。
●アジア株:ほぼ全面安。
●ドル円:103.4円。やや下落。103.7円から8時に103.9円まで上昇したが、その後は売りが優勢となり徐々に下落した。
●ユーロドル:1.543ドル。やや上昇。1.539ドルで始まり、早朝は1.540ドルでもみ合った。仲値過ぎから午後にかけてに1.541から1.542ドルでもみあい、引け間際に1.544ドル近くまで上昇した。
●クロス円:ほぼドル円連動、加ドル、スイスフランが対ドルの上昇から横ばい。

「欧州市場前半」(〜21:00)
●14:00 日2月景気動向指数(速報値):先行指数20.0%、一致指数33.3%(共に予想通り)。
●20:00 加4月雇用統計:就業者数+19.2千人(予想+10千人)、失業率6.1%(予想6.0%)。失業率は上昇したものの、就業者数が増加していたため、加ドル上昇。
●アジア株:ほぼ全面安。オーストラリアと東南アジアの一部は上昇。
●欧州株:ほぼ全面安。
●ドル円:102.7円。下落。東京株式市場終了直後に103.2円に下げたが、15時半に買い入り103.6円に上昇。しかし、その後は徐々に下げて21時時点は102.7円。
●ユーロドル:1.545ドル。ほぼ横ばい。東京市場終盤からの上昇で16時過ぎに1.548ドルに上昇した。しかし、17時半から徐々に1.545ドルまで下落した。
●クロス円:ほぼドル円連動。加ドル、スイスフランが対ドルの上昇から横ばい。

「NY市場」(〜6:00)
●21:30 米3月貿易収支:−582億ドル(予想−610億ドル)。赤字縮小で改善。ドル円上昇。
●21:30 加3月貿易収支:55億加ドル(予想45億加ドル)。
●欧州株:ほぼ全面安。主要通貨国は前面安。高いところはロシア等。
●米州株:ほぼ全面安。アルゼンチン、コロンビアなど南米の一部上昇。
●NY株:Dow 12,745.88(-120.90), Nasdaq 2,445.52(-5.72), S&P 1,388.28(-9.40).
 前日株式市場終了後発表されたAmerican International Group (AIG)の決算悪化ニュースや、Citigroupが2〜3年で4000億ドルもの非主要資産を処分すると発表したことから経営状況の悪化が予想され、両株を中心に金融セクターが下落した。
 また、原油が史上最高値を株式市場中に更新(126.2ドル)し、株式市場全体を押し下げた。(後からFedExは原油高による利益見通しを引き下げている)。週末のポジション調整もあり、終始頭が重い展開が続いた。
 テックセクター、ナスダックは、前日株式市場終了後発表されたNVIDIAやpriceline.comなどが好決算で、底堅かった。
●ドル円:102.7円。横ばい。欧州市場での下落の続きで102.5円台を付けたが、貿易収支が良かったことで、発表前後から0時前までに103.3円まで上昇した。しかし、その後は株式市場が下落を強めたことから、102.7円まで下落した。
●ユーロドル:1.547ドル。ほぼ横ばい。欧州市場からの下落の続きと、米貿易収支を受けたドル円買戻しから0時前に1.541ドルまで下げた。しかし、米株価の下落が続いたため、4時に一時1.548ドルまで上昇した。
●クロス円:ほぼドル円連動。
●債券価格:上昇。ダウの下落から上昇も、週末のポジション調整で小幅。
●WTI原油:125.96(+2.27)ドル。ユーロ高ドル安から、126ドル台に乗せ史上最高値を更新している。
●COMEXゴールド:885.8(+3.7)ドル。ユーロ高、原油高から上昇。
●シカゴ日経225先物:13,635(2日大証比−25、日経平均終値比−20)円 。
「今日の動向予想」
●全般:下値模索。
 先週末のNY市場は欧州市場で売り込まれた後で、貿易収支で持ち直したものの、株価下落から、軟調な展開。
 今日のアジア市場は、軟調なNY株を受けて株式市場も軟調な展開が予想され、ドル円、クロス円は上値が重い。
 欧州市場前半は、景気の減速感がある英国の指標PPIが注目。
 NY市場は、株式市場動向次第。株式市場前に発表されるモノラインMBIA(損失予想)の決算が注目される。一方、先週提携を発表している、Sprint Nextelが株式市場前に、Clearwire(損失予想)が株式市場後に決算を発表し、これらは上昇方向で再度材料視されるかもしれない。

●ドル円:102円から103円台。特に102円後半から103円前半中心と予想。
●クロス円:ドル円に合わせて頭が重い。
●日経平均株価:13400円〜14750円。今日は終値で13500はサポートされるかが注目。
●注目指標等:
 15:00 日4月工作機械受注
 17:30 英4月生産者物価指数PPI
 17:30 英3月貿易収支
 21:30 加3月新築住宅価格指数
 翌3:00 米4月財政収支


「今週の材料」
●概要:
 先週は、英欧の政策金利発表があり、両方とも予想通り据え置きでした。ユーロ圏のインフレ継続で、前週のドル高ユーロ安が巻き戻され、ユーロ高ドル安が進みました。
 今週は、先週のドル売りユーロ買いの正当性の確認や、据え置かれた英国の景気先行きを確認することになりそうです。またソシエテ・ジェネラル、BNPパリバといった欧州金融機関の決算もあり注意が必要です。
●米国の材料:
12日
 翌3:00 米4月財政収支
13日
 21:20 バーナンキFRB議長講演
 21:30 米4月小売売上高
14日
 21:30 米4月消費者物価指数CPI
 23:30 米週間原油在庫(前週比)
15日
 21:30 米新規失業保険申請件数
 21:30 米5月NY連銀製造業景況指数
 22:15 米4月鉱工業生産
 22:30 バーナンキFRB議長講演
 23:00 米5月フィラデルフィア連銀製造業指数
16日
 21:30 米4月住宅着工件数
 21:30 米4月建設許可件数
 23:00 5月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値

●その他指標:
12日
 15:00 日4月工作機械受注
 17:30 英4月生産者物価指数PPI
 17:30 英3月貿易収支
 21:30 加3月新築住宅価格指数
13日
 17:30 英4月消費者物価指数CPI
 17:30 英4月小売物価指数
14日
 08:50 日3月貿易収支
 17:30 英4月雇用統計
 18:00 南ア3月実質小売売上
 18:00 ユーロ圏3月鉱工業生産
 18:30 イングランド銀行・四半期インフレ報告
15日
 07:45 NZ3月小売売上高指数
 08:50 日3月機械受注
 09:00 NZ4月企業景況感PMI
 18:00 ユーロ圏第1四半期GDP
 18:00 ユーロ圏4月消費者物価指数(HICP)
 20:40 トリシェECB総裁、講演
16日
 07:45 NZ第1四半期生産者物価指数PPI
 08:50 日第1四半期GDP・1次速報値
 18:00 ユーロ圏3月貿易収支


「私の取引」
 米貿易収支で持ち直すも、株価軟調で頭が重かったため、豪ドル円を10万以上の損で損切りしてしまいました。米国の混乱が持ち直せばまた上昇するかもしれないと、我慢し過ぎました。


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「注意」
このブログは、私の体験を記録しているだけです。
(皆様の参考になればという気持ちもありますが)
私の考えが正しいとは限りませんし、
市場がどう動くかは、その時々の様々な要因やその強弱によります。
そのため決まりはなく、運もあると思いますので、自己責任で取引してください。

 昨日の政策金利は予想通り英欧共に据え置きでした。トリシェECB総裁の会見はやはりインフレ懸念に重点を置いた内容で、これまでの弱い指標に対して利下げはないとの観測からユーロは上昇しました。トリシェ総裁はG7声明を重視する、強いドルを期待するとも、これまでのように繰り返しましたが、ドルの反応は限定的で、原油価格も上昇しています。
 NY株式市場は、原油高からエネルギー関連株が牽引して上昇しただけの形で終わった。

 今日は週末を控え、株式市場もドル円、クロス円通貨も頭が重たい展開か。


「市場動向結果・予想」
「東京(アジア)市場」(6:00〜15:00)
●07:45 NZ第1四半期失業率:3.6%(予想3.5%)。オセアニア通貨下落。
●10:30 豪4月雇用統計:失業率4.2%(予想4.1%)。就業者数+25400人(予想+10000人)。豪ドル円乱高下。一時急落後、急上昇。その後徐々に下落。
●14:45 スイス4月失業率:2.6%(予想2.5%)。為替への影響なし。
●日経平均株価:13,943.26(前日比−159.22)円。堅調なNY市場を受けて前場は14150から14200円前後でもみあった。しかし、アジア株の下落から午後は前日レベルまで下げてもみ合い、引け際に上昇した。
●アジア株:まちまち。NZ、豪、中国本土はプラス。
●ドル円:104.4円。やや下落。104.7円で始まり、9時前に104.9円まで上昇したものの、11時の東京市場前引けには104.7円に戻した。その後、12時前に一時104.1円まで下落し、すぐに104.3円前後に戻しもみ合った。後場引け間際に104.4円に乗せた。
●ユーロドル:1.531ドル。大きく下落。1.539ドルで始まり7時に1.540ドルに乗せたが、9時までに1.534ドルに下落し、11時前までもみ合った。11時前に1.528ドルに急落し、すぐに1.531ドルに戻して14時までもみ合った。14時から一時1.529ドルに下落したが、15時には1.531ドルに戻した。●クロス円:資源国通貨以外はドル円連動。
 加ドル円は8時に103.5円(40pt)に下落後、11時にドル円に合わせて一時103.0円に下落。
 NZドル円は失業率の増加を受けて、81.3円(50pt)に急落後、9時までに更に80.9円(40pt)に下落し、ドル円に合わせて80.6円に下落した。
 豪ドルはNZドルに合わせて98.4円(30pt近く)に下落、更に9時に98.0円切るまで(40pt)に下落。10時に98.3円近く(30pt)に戻し、10時半の雇用統計発表で一時98.8円(50pt)に戻した。しかし、11時までに再度98.3円(50pt)に下落し、後はドル円に合わせて98円を切るまで下落した。

「欧州市場前半」(〜21:00)
●19:00 独3月鉱工業生産:前月比−0.5%(予想通り)。影響なし。
●20:00 イングランド銀行英金融政策委員会MPC政策金利発表:5.00%据え置き(予想通り)。ポンドは発表直後一時上昇するも、すぐに戻した。
●20:45 欧州中央銀行ECB理事会政策金発表:4.00%据え置き(予想通り)
●アジア株:まちまち。NZ、豪、中国本土はプラス。
●欧州株:ほぼ全面安。高いところはロシア、東欧等
●ドル円:104.0円。やや下落。15時半に104.0円に下落。多少戻すが16時半に103.6円に更に下落。20時にかけて104.4円近くに戻したが、ECBの政策金利発表を前に104.0円に再下落した。
●ユーロドル:1.537ドル近く。上昇。16時前までに1.534ドルに上昇、その後も21時の1.537ドル近くまで徐々に上昇した。
●クロス円:ほぼドル円連動。ほぼドル円と同じ値動きだが、ユーロやスイスフランは上昇方向。

「NY市場」(〜6:00)
●21:30 トリシェECB総裁会見:前回と同様インフレ懸念を示し、G7の声明を重視。
●21:30 米週間新規失業保険申請件数:36.5万件(予想37.0万件)。ドル円上昇も、ユーロドルの上昇ですぐに戻した。
●欧州株:まちまち。英国、スペイン、アイルランド、ギリシャがプラスになった。
●米州株:まちまち。カナダ、ブラジル、アルゼンチンなどが上昇。
●NY株:Dow 12,866.78(+52.43), Nasdaq 2,451.24(+12.75), S&P 1,397.68(+5.11).
 新規失業保険申請件数が予想より良かったことや、小売業の既存店売上発表で、ウォルマートWal-Mart、コストコCostco、BJ's Wholesale、Targetといったところが、売上を増加していたことを好感して上昇した。一方、中小小売では売上減少から下落した。
 卸売り在庫を嫌気して、一時マイナスに転じたが、100ドル近くまで上昇した。
 3時(日本時間4時)にはユーロ高から原油価格がプラスに転じたため、ダウは20ドル安に下げたが、引けにかけて50ドル高に上昇した。
 原油高からExxon Mobil、Chevronなどが牽引しエネルギーセクターが大きく上昇、マテリアル(素材)セクターも上昇。一方、規制強化懸念からBank of America、AIG、Wachoviaが下落し金融セクターが悪化した。
●ドル円:103.7円。下落。NY市場入りから買われ、新規失業保険申請件数が良かったこともあり、21時半には104.4円に上昇した。しかし、トリシェECB総裁の会見が、これまで通りインフレ懸念を重視した内容だったため、すぐに下落に転じ、22時半には103.7円まで下落した。NY株式市場開始後間もなくダウが+50ドルを越えたため23時に103.9円に戻した。しかし、ダウが反落すると徐々に値を崩し、0時前にマイナスに転じると103.3円台まで急落した。ダウが再度50ドルを超えて上昇した0時半には103.9円、+100ドル近くになった3時には104.0円に上昇したが、引け際に下げたため103.9円に下落、株式市場引け後は、原油最高値更新やAIGの決算で103.7円に下落した。
●ユーロドル:1.539ドル。やや下落。NY市場入りに1.531ドルまで売られた。21時半にトリシェECB総裁の会見でインフレ懸念重視が示されると、ユーロ買戻しから1.543ドルまで上昇した。23時過ぎに1.540ドルに小緩んだが、ダウがマイナスになった0時前には再度1.544ドル近くに上昇した。0時半には1.539ドルに下落し、そのままもみ合い、1.539ドルで引けた。
●クロス円:ほぼドル円連動。ほぼドル円と同じ値動きだが、ユーロやスイスフランは上昇方向。
●債券価格:上昇。株価が頭重く買われた。
●WTI原油:123.69(+0.13)ドル。利益確定から安く始まったが、ドル安ユーロ高もあり、反発した。終了後に124ドル台の史上最高値を更新している。
●COMEXゴールド:883.4(−1.3)ドル。ユーロ高から上昇。
●シカゴ日経225先物:13,935(2日大証比−10、日経平均終値比−8)円 。
●米国1Q決算株式市場後:AIG 一株利益−1.41(損失、予想−0.76より悪化)。
「今日の動向予想」
●全般:週末でもあり、頭の重たい展開か。
 昨日のNY市場で、トリシェECB総裁のインフレ懸念重視からユーロは上昇したが、ドル円は下落し、クロス円も頭が重くなっている。ダウは上昇して終わったものの原油高から石油関連株の上昇が中心で、頭の重い状況が続いている。
 今日のアジア市場はNY市場同様に頭の重たい展開か。指標ではRBA四半期金融政策報告。政策金利発表時の声明と変わらないと思われるが利上げ期待はできないので注意したい。
 欧州市場前半も材料なくもみあいか。加ドルは雇用統計の結果で振れそう。
 NY市場は、株価次第だが、S&P500が1400ドルで頭を抑えられており、AIGの決算も悪く、週末も控え頭が思く下落方向かもしれない。
●ドル円:103円から104円台。103円台後半が中心。買いは厚いと思われるが投機的動きによっては102円台もあるか。
●クロス円:ドル円に合わせて頭が重い。
●日経平均株価:13750円〜14100円。良い材料が出ないと14000円の頭が重いと予想される。
●注目指標等:
 10:30 豪準備銀行RBA四半期金融政策報告公表
 14:00 日2月景気動向指数(速報値)
 20:00 加4月雇用統計


「私の取引」
 買い持ち中の豪ドル円が焦げ付いてしまいました。合わせて清算させようと、昨日安く買い足していたものも、一時は結構利益が出ていたのに日中に対応できず、夜にストップロスをつけて小幅損失。
 今日は、様子見予定です。


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「注意」
このブログは、私の体験を記録しているだけです。
(皆様の参考になればという気持ちもありますが)
私の考えが正しいとは限りませんし、
市場がどう動くかは、その時々の様々な要因やその強弱によります。
そのため決まりはなく、運もあると思いますので、自己責任で取引してください。

 昨日は、英国、欧州が指標の悪化からポンド、ユーロが大きく下げました。また、規制強化による損失拡大懸念からダウが大きく下げ、NY市場でドル円、クロス円も大きく下落しました。

 今日はNY市場の株価大幅下落から、アジア市場では軟調な展開が予想されます。欧州市場は英国の金利の行方。NY市場はトリシェECB総裁の会見、米新規失業保険申請数、株式市場動向によります。
 ニュージランドの失業率は悪く、オセアニア通貨が下げました。今しがた発表されたオーストラリアの雇用統計は失業率は悪かったものの就業者数が増加していたので買い戻されました。


「市場動向結果・予想」
「東京(アジア)市場」(6:00〜15:00)
●日経平均株価:14,102.48(前日比+53.22)円。堅調なNY市場を受けて前場は14150から14200円前後でもみあった。しかし、アジア株の下落から午後は前日レベルまで下げてもみ合い、引け際に上昇した。
●アジア株:ほぼ全面安。台湾、東南アジアの一部が上昇。
●ドル円:104.8円。ほぼ横ばい。104.7円で始まり8時から9時に104.9円前後に上昇し、もみあった。中国を初めアジア株が軟調だったことから11時から13時半にかけて104.7円に下落したが、買い戻され15時時点では104.8円だった。
●ユーロドル:1.547ドル。下落。1.553ドル前後でもみあって開始したが、8時から9時に1.551ドルに下落、更に10時半から11時過ぎ1.549ドルに下落した。14時には1.551ドルに戻したが、15時には1.547ドルに下げた。
●クロス円:ほぼドル円連動。

「欧州市場前半」(〜21:00)
●17:30 英3月鉱工業生産:前月比−0.5%(予想−0.1%)。ポンド下落。
●18:00 ユーロ圏3月小売売上高:前月比−0.4%(予想+0.2%)。ユーロ下落、ポンド買戻し。
●アジア株:ほぼ全面安。台湾、東南アジアの一部が上昇。特に中国本土、香港、NZが安い。
●欧州株:ほぼ全面高。
●ドル円:105.3円。上昇。19時にかけて105.4円に上昇し、105.3円でもみ合った。
●ユーロドル:1.543ドル。やや下落。16時半に1.550ドルに戻すが、18時に1.548ドルに下落した。指標が悪かったことで19時に1.541ドルまで下落したが、20時に1.543ドルに戻しもみ合った。
●クロス円:ほぼドル円連動。ユーロ円は指標発表後に下落。ポンド円は指標の前後から下落した。

「NY市場」(〜6:00)
●21:30 米第1四半期非農業部門労働生産性速報値:前期比年率+2.2%(予想+1.5%)。ドル上昇。
●23:00 米3月中古住宅販売保留:季調済前月比−1.0%(予想通りだが、前月−1.9%から−2.8%に修正)。ダウ下落による直前の下げを戻す形でドル円上昇。
●23:30 米週間原油在庫+570万バレル(在庫増加。予想+160万バレル)。発表直後は原油価格が前日比マイナスに下げたものの、すぐに買いが優勢に戻った。
●欧州株:ほぼ全面高。
●米州株:ほぼ全面安。
●NY株:Dow 12,814.35(-206.48), Nasdaq 2,438.49(-44.82), S&P 1,392.57(-25.69).
 前日引け後に発表されたCisco、Walt Disneyやなどの良い決算や、経済指標を受けて、前日と同レベルから、開始後間もなくやや上昇した。特に、Ciscoの決算を好感し、テックセクターが上昇し、Nasdaqは開始後しばらくプラスで推移した。
 米連邦準備制度理事会FRBが米証券取引委員会SECと投資銀行の情報交換をするというニュースから、SECによる規制が強化され損失が拡大するとの懸念から、金融セクターが大きく売られ、ダウが下落し全面安の展開からナスダックも下落した。特に、ダウが12900円を切ると売りが加速し、急落した。
●ドル円:104.7円。下落。21時半の労働生産性指標を受けて105.5円に上昇したが、すぐに105.4円に下げた。ダウの前日比マイナス開始と中古住宅販売を控え105.3円を切るまで下落した。中古住宅販売が予想通りだったため買い戻され、23時半に再度105.5円を付けた。その後は株価の下落から徐々に値を崩し、2時半の105.2円からは下落が加速し17時半に104.6円まで下げた。
●ユーロドル:1.539ドル。やや下落。米労働生産性を受けて1.539ドルに下落。0時半には1.536ドルまで下げた。その後4時までに1.540ドルに上昇した後、多少下げて引けた。
●クロス円:ドル円連動。クロスドルも下落し、下落が大きい。特に、ドルが労働生産性の良い結果で上昇した場面ではクロスドルの下落から動きはなかった。
●債券価格:上昇。SECの規制強化懸念から株から資金がシフトした。
●WTI原油:123.53(+1.69)ドル。在庫統計を受けて120ドル台まで下落したが、先高感が強く買いが優勢となり、史上最高値を更新した。
●COMEXゴールド:871.2(−6.5)ドル。ユーロ安で下落したが、原油高に支えられた。
●シカゴ日経225先物:13,960(2日大証比−160、日経平均終値比−142)円 。

「今日の動向予想」
●全般:NY市場の株価大幅安や、英欧の政策金利を控えた軟調地合い。
 昨日のNY市場では、SECの規制強化による損失拡大懸念から金融セクターを中心に大幅安。ドル円、クロス円も下落。クロスドルも下落した。今日は各国の失業率と政策金利の動向が注目となる。
 今日のアジア市場はNY市場を受けて株式市場が軟調になり易く、ドル円、クロス円の頭が重い展開が予想される。既にNZの失業率悪化からオセアニア通貨中心に売られており、オーストラリアの雇用統計の結果が注目される。
 欧州市場前半では、ドイツの鉱工業生産や政策金利の発表が注目されるが、政策金利は据え置き予想。特に英国が金利発表で動きやすいかもしれない。(利下げがあった場合はポンド下落、据え置きの場合もこれまでの思惑売りからの買戻しがあるかもしれない)。
 NY市場は、まずトリシェECB総裁の会見が注目。このところの弱い欧州の経済指標を受けて声明の変化やコメントがあるかどうか。(私は、インフレ懸念は拭えず変わらないと予想しています)。また、米新規失業保険申請件数は金融機関の人員整理のニュースも多いので注意したい。後は、NY株式市場の行方次第、昨晩の下げに対して押し目が入っても良いところだが。
●ドル円:104円から105円台。頭の重い展開で104円後半が中心か。
●クロス円:ドル円やクロスドルに連れた動き。指標や政策金利により動きやすい。
●日経平均株価:13800円〜14100円。先物に合わせて14000円割れの可能性があるが、引けで割れるかどうかは中国等のアジア株式市場の動向による。
●注目指標等:
 07:45 NZ第1四半期失業率:3.6%(予想3.5%)。オセアニア通貨下落。
 10:30 豪4月雇用統計
 14:45 スイス4月失業率
 19:00 独3月鉱工業生産
 20:00 イングランド銀行英金融政策委員会MPC政策金利発表(5.00%据え置き予想)
 20:45 欧州中央銀行ECB理事会政策金発表(4.00%据え置き予想)
 21:30 トリシェECB総裁会見
 21:30 米新規失業保険申請件数


「私の取引」
 NY市場引け後に豪ドル円が下げているのを見て、雇用統計期待で買いました。しかし、クロスドルの下落で大きく下げてしまい。先程の雇用統計でやっと買値近くに戻したところです。我慢の一日になりそう。下げた場面で追加買いを検討したのですが、リスクが高くなるので買えませんでした。(買っていれば利益が出ていたのですが)。
 今日は、NY市場の動向によって動く予定です。


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「注意」
このブログは、私の体験を記録しているだけです。
(皆様の参考になればという気持ちもありますが)
私の考えが正しいとは限りませんし、
市場がどう動くかは、その時々の様々な要因やその強弱によります。
そのため決まりはなく、運もあると思いますので、自己責任で取引してください。

 昨日は、オーストラリアの政策金利発表で、予想通り、しばらく据え置きを示唆したため、豪ドルは下落しました。
 ドル円は105円が頭重く、ファニーメイの決算悪化から104.0円まで下落したが、株価の底堅さで反発して戻しました。原油を初め商品価格の上昇から資源国通貨を中心にクロス円も上昇しました。

 今日はNY市場の堅調さを引き継ぎドル円も買戻しが優勢になりそうです。
 夜のNY市場も中古住宅販売が無難な内容であれば、上昇の勢いが続きそうです。詳細は下記。


「市場動向結果・予想」
「東京(アジア)市場」(6:00〜15:00)
●13:30 豪準備銀行RBA政策金利発表:7.25%据え置き。インフレは時間により鈍化するが、不確実性がある。金融政策はしばらく現水準。豪ドル下落。
●14:45 スイス4月消費者物価指数CPI:前年比+2.3%(予想+2.4%)
●日経平均株価:休場。
●アジア株:まちまち。NZ、豪、中国本土、印などが下落。香港、台湾、韓国など高い。
●ドル円:104.9円。ほぼ横ばい。104.8円から104.9円前後に上昇しもみあったが、9時前からユーロ高で売られ、昼前に104.6円に下落した。午後は上昇し104.9円に戻した。
●ユーロドル:1.550ドル。ほぼ横ばい。ドル円の逆。1.549ドルで始まり1.550ドル近くでもみ合ったが、8時から上昇し、昼前に1.553ドルに上昇した。午後は売られて1.550ドルに下げた。
●クロス円:ドル円連動。ユーロ円は昼前のドル円の下げに対してユーロドルの上昇で相殺され横ばい。豪ドル円は13時半に金利がしばらく据え置かれることから下落した。

「欧州市場前半」(〜21:00)
●17:00 ユーロ圏4月サービス業PMI(確報値):52.0(速報51.8)
●17:30 英4月サービス業PMI:50.4(予想51.7)
●18:00 ユーロ圏3月生産者物価指数PPI:前年比+5.7%(予想+5.6%)
●アジア株:まちまち。NZ、豪、中国本土、印などが下落。香港、台湾、韓国など高い。
●欧州株:ほぼ全面安。ユーロ圏を中心に安い。英国はまちまち。
●ドル円:104.5円。やや下落。16時にユーロドルの急落に対し上昇し105.1円。その後、ユーロドルの指標が良かったことによる買戻しに対して、19時に104.6円まで下落した。その後、20時に104.8円に買い戻されていたが、ファニーメイの決算悪化から104.5円を切るまで下落した。
●ユーロドル:1.553ドル。やや上昇。ドル円の逆。ユーロ圏の指標発表を控え16時前後に売られ1.545ドルまで急落した。しかし、指標が良かったこともあり買い戻され、19時前後に1.552ドルに上昇した。その後、1.550ドルを切るまで売られたが、ドルの下落から、1.553ドルまで上昇した。
●クロス円:ポンド円は17時半に指標の悪化から大きく下落。ユーロ、スイスフランは20時前後にドル円が一時買い戻されるときにクロスドルの上昇で大きく上昇。

「NY市場」(〜6:00)
●米国1Q決算株式市場前Fannie Mae 一株当たり利益−2.57(損失。事前予想−0.81)
●21:30 加3月建設許可:前月比−4.5%(予想+1.2%)
●23:00 加4月Ivey購買部景況指数:57.6(予想54.0)
●欧州株:ほぼ全面安。ユーロ圏を中心に安い。英国はまちまち。
●米州株:ほぼ全面高。チリなど安い。ブラジルはほぼ横ばい。
●NY株:Dow 13,020.83(+51.29), Nasdaq 2,483.31(+19.19), S&P 1,418.26(+10.77).
 ファニーメイFannie Maeが22億ドの損失(一株損失2.57ドル)と決算が大きく悪化し、配当の30%減配、60億ドルの資本増強を図る、2008年の損失拡大で2009年まで悪化するとした。一方、UBSも、前もって発表済みだったが、115億スイスフランの損失で、モーゲージ資産をBlackRockに150億ドルで売却し、5500人の人員整理を行うと発表した。これらの報道で金融セクターを中心に売られ、ダウは一時100ドル以上下げて始まった。
 しかし、原油価格が122ドルを越えて上昇し、エネルギー株が買われた。また、Microsoftとの買収交渉を継続したいとYahoo!が語り、Mirosoftの買収が継続されると昨日大きく売られたYahoo!が反発し、両社が上昇し、テックセクターを押し上げた。これらの動きから株式市場が反発すると、当初2.05ドル下げていたFannie Maeが資本増強を好感して上昇に転じ、1.9%下げていた金融セクターも上昇を先導する形になった。
 結果的に、Fannie Maeは−2.05ドルから+2.94ドルまで上昇し、+2.52ドルで引けた。UBSは−0.54ドルで引けたが、金融セクターは前日から0.9%上昇して引け、ダウも一時前日比76ドル上昇し、51ドルだかで引けた。
 株式市場後に決算発表される通信機器メーカーCisco Systemsや、Walt Disneyなども好決算予想で上昇した。
●ドル円:104.7円。ほぼ横ばい(上昇方向)。ファニーメイの損失拡大を受けた売りが続き、ダウの下落もあり、23時には104.0円台に下落した。その後、株価の反発上昇に合わせて2時(NY時間13時)までに104.8円に上昇。その後、4時前に104.5円に小緩むが、引け際にダウが更に上昇したので再上昇し、104.7円で引けた。
●ユーロドル:1.552ドル。ほぼ横ばい。ドル円の逆。ファニーメイによるドル下落に対する上昇が続き23時過ぎに1.559ドルまで上昇した。その後はNY株式市場の反発によるドル買戻しから下落し2時前に1.553ドル前後に下げて、そのままもみ合って引けた。
●クロス円:ドル円連動。商品価格の急騰から、NZドル円、豪ドル円、加ドル円が、ドル円の買い戻し時にクロスドルでの買いも加わり大きく上昇した。
●債券価格:下落。ファニーメイの損失で買われて始まったが、ダウの反発上昇で下落。
●WTI原油:121.84(+1.87)ドル。ナイジェリアの情勢不安に加え、ファニーメイ報道でドル安ユーロ高になったことから上昇し、一時122.38ドルの最高値を付けた。ドル回復で引けに多少下げて引けた。
●COMEXゴールド:877.7(+3.6)ドル。原油高ユーロ上昇で上昇したが、引けに上げ幅縮小。
●シカゴ日経225先物:14,185(2日大証比+125、2日日経平均終値比+136)円 。
●米国1Q決算株式市場後Cisco Systems(通信機器)、Walt Disney共に予想以上だった。

「今日の動向予想」
●全般:ドル円買戻し優勢か。
 昨日のNY市場では、ファニーメイの損失拡大からドル円が大きく下落して始まったが、資本増強表明やもあり、悪材料出尽くしに変わり、ここ数日の株価の調整に対する押し目買いで株式市場は反発し、ドルも反発した。
 今日のアジア市場は前日のNY市場が、悪材料に対しても底堅く反発したため。その流れが続くことが期待できる。
 欧州市場前半は、英国やユーロ圏の指標が注目。特にユーロドルが買い戻されるとドル円が下げることが多く、原油価格も上昇しやすい。
 NY市場は、影響が大きそうな決算はなく、昨晩終了後のCisco Systemsなどが良かったため、株式市場も底堅く推移する可能性がある。指標では、中古住宅販売保留が注目。また、ここ数日原油価格が高騰し資源国通貨が上昇しているので、原油在庫も注目したい。
●ドル円:104円から106円台初め。104円後半から105円前半中心の動きを予想。景気底打ち感からドル円買い優勢か。
●クロス円:ドル円連動、指標による動き。ドル円の上昇に対してクロスドルが下落する場合もあり、既に高値にあるのでドル円程は伸びないか。
●日経平均株価:14000円〜14200円台。先物も大きく上昇しており、上昇が期待できる。
●注目指標等:
 17:30 英3月鉱工業生産
 18:00 ユーロ圏3月小売売上高
 23:00 米3月中古住宅販売保留(予想−0.9%)
 23:30 米週間原油在庫


「私の取引」
 昨日は、オーストラリアの政策金利発表時は忙しく対応できませんでした。ファニーメイによるドル下落後も、もう少しドル円軟調が続くと思い、買いのタイミングを逸してしまい、取引できませんでした。
 今日は、状況に応じて対応予定。


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(皆様の参考になればという気持ちもありますが)
私の考えが正しいとは限りませんし、
市場がどう動くかは、その時々の様々な要因やその強弱によります。
そのため決まりはなく、運もあると思いますので、自己責任で取引してください。

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