昨日は、シティ・グループの決算を控えドル円が売られ、米小売売上高の悪化から、ドル円は11月安値を下抜けました。その後もダウの大幅下落からドル円、クロス円の軟調が続きました。
 今日も、日経平均を初め株式市場は軟調が予想され、米国の金融機関の決算や消費者物価指数、ベージュブックなどの指標が発表されるので、頭が重く、下値模索状態が続きそうです。どちらかというと決算よりも指標の方への注意が必要です。


「経済指標結果・予定」
フォーランドフォレックス株式会社の許しを得て、リンクで掲載させて頂いています。
先週の指標結果
今週の指標予定結果


 昨日午前は、NY株式市場の回復を受けて、ドル円は108.3円に上昇して始まったものの、戻り売りから107.9ドルに反落し、昼に108.0円に小幅上昇。ユーロドルは、ドル円の下落時に1.488ドルに上昇したものの、ほぼ1.487ドル前後の推移でした。
 午後も、夜に米金融機関の決算も控え、日経平均株価がマイナスに転じて一時−200円近く下げるとドル円は107.7円を切るところまで下落しました。ユーロドルはほぼ変わらずでした。日経平均株価は−138円の13,973円と、14000円を切って終わりました。
 欧州市場の開始時に、ドル円は更に売られ107.3円に下落しました。ユーロドルは一時1.489ドルに上昇するも売られ、一時1.483ドルに下落しました。その後、ドル円は107.5円前後で、ユーロドルは1.486ドル程度でもみ合いました。
 20時半にシティ・グループの決算が発表されると、内容は悪化していたものの、それまでの売りに対して利益確定買いが入りドル円は107.8円まで上昇しました。しかし、すぐに売られNY市場を前に107.5円に戻しました。
 NY市場では、指標として12月小売売上高が悪化していたことから、ドル円は急落。それまで抜けなかった11月の安値107.22円をあっさり抜いて、一時106.6円を切るまで下落しました。一方ユーロドルは1.492ドルまで上昇しました。
 ダウは金融セクターを中心に−200ドルを超える下落を示しました。一株当たり1.03ドルの損失予想に対し1.99ドルの大幅損失だったCiti groupや、予想された収益を挙げられなかったState Streetが大きく下落、これから決算発表を控えるJPMorgan ChaseやMerrill Lynchなども下げを先導しました。
 ドル円は株式市場開始時は106.8円前後で小動きだったものの、ユーロドルが一時1.481ドルまで下落するなど、クロスドルで各通貨が急落し、クロス円も下落しました。
 ダウの下落幅が−100円台になるとドル円は107.2円まで上昇したものの、ダウが引けにかけてマイナス幅を広げると106.7円に下落しました。
 NY株式市場は、金融セクターを中心にほぼ全面安で、ダウは−277ドルで終わりました。航空セクターのみが原油安や買収ニュースで堅調でした。
 NY為替市場の終わりにユーロドルは1.480ドルに下落するなど、クロスドルは売られ、クロス円も下落しました。
 株に代わって、債権は大きく買われ、WTI原油は91.90ドルに下落、金も下落しました。

 今日は、ダウの大幅下落や、シカゴ日経先物が大証比−185円となっていること、円高が106円台まで進んでいることから、日経平均株価は大きく下げることが予想されます。香港などのアジア株も期待できないところです。
 ドル円、クロス円はNY市場での下げが大きかったため、アジア市場での多少の買戻しは期待できますが、ドル円はこれまでの下値サポートだった107.2円前後が抵抗になりそうで、頭の重たい状況が続きそうです。特に、仲値後や欧州市場開始時などに売られるリスクも高く、米国の金融機関決算や消費者物価指数CPI、ベージュブックの結果次第で下値模索が続く可能性があります。
 指標としては、18:30の英国の雇用統計、22:30の米国消費者物価指数、明日4:00の米国地区連銀経済報告(ベージュブック)、明日6:45のニュージランド第4四半期消費者物価指数などが注目です。特に米国の指標では為替全体が動きやすいので要注意です。
 金融機関ではNY市場前にJP Morgan Chase、Wells Fargoの決算が発表されます。


「私の取引」
 ダウが。−100ドル台に下げを縮めたところで、NY市場終わりでの押し目買いを期待して、NZドルを1万通貨購入しました。ドル円は下げ渋っていたのですが、クロスドルの下落がクロス円の下げにつながり、1万円の損をしました。
 まだ、今週に決算や指標発表が続くので早計過ぎました。


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「注意」
このブログは、私の体験を記録しているだけです。
(皆様の参考になればという気持ちもありますが)
私の考えが正しいとは限りませんし、
市場がどう動くかは、その時々の様々な要因やその強弱によります。
そのため決まりはなく、運もあると思いますので、自己責任で取引してください。