昨日は欧州市場前半まではドル円、クロス円は底堅く推移しました。
NY市場では株価が軟調に推移したことと、本日に欧州市場の政策金利発表を控え、ユーロ高ドル安が意識され、ドル売りユーロ買いが進みました。その結果、ドル円や多くのクロス円も下落しました。
また、NY株式市場も、4月に入ってからの上昇が一服し、下落して来ているところが注目すべきところで来週に金融機関の決算を控え注意すべきです。
今日はユーロ圏、英国、南アフリカの政策金利発表があります。ユーロ圏は据置き予想で、トリシェECB総裁の会見が注目ですが、インフレ懸念が示されそうでドル売り要因になりそうです。実際にもうドル円が下落しています。英国は利下げ予想ですが、多少据置きの可能性もあるので、その場合はポンドの急騰リスクがあります。南アフリカも状況が悪いので利上げが無かった場合の下落リスクがあります。
NY市場はG7を控えて後半に多少ドルが上昇する可能性もありますが、失業保険申請数や決算などによる株価状況次第です。
「市場動向結果・予想」
「東京市場」(6:00〜15:00)
●昼過ぎ 日銀金融政策決定会合結果公表:0.50%据置き。ドル円下落も、影響不明。
●15:00 日銀金融経済月報(基本的見解、4月)。「エネルギー・原材料価格高の影響などから、減速している」。先行きは「当面減速が続くものの、その後緩やかな成長経路をたどると予想される」。景気減速を示した内容だが、ドル円下落など円高に振れており、影響なし。
●日経平均株価: 13,111.89(前日比−138.54)円。ダウの底堅さ、アジア株上昇、円安の進展から続伸。
●アジア株:ほぼ全面安。中国本土の一部、香港株などが高かったがマイナスになった。
●ドル円:102.4円。ほぼ横ばい。早朝は102.8円まで上昇したが、日経平均株価が先物ほど上昇せずに始まったため、11時までに102.4円まで下落した。前場終了後、12時には102.6円に戻した。後場は株価が前日比マイナスに転じたため再度下落し、一時102.3円を切って、多少戻して引けた。
●ユーロドル:1.570ドル。ほぼ横ばい。1.568ドルまで下げて始まったが、7時過ぎから戻し、9時半には1.572ドルに上昇した。その後10時頃から1.570ドル前後でもみ合った。
●クロス円:ドル円連動。
「欧州市場前半」(〜21:00)
●15:30 白川日銀(副)総裁、記者会見:不確実性高い。下振れリスク高まっているが、上振れの可能性もある。
●17:30 英2月鉱工業生産:前月比+0.3%(予想+0.1%)、
17:30 英2月製造業生産:前月比+0.4%(予想の0.0%)、ポンド上昇。
●アジア株:ほぼ全面安。インド株が高い。
●欧州株:まちまち。イタリアなど高いが主要通貨国の多くは安い。
●ドル円:102.6円。ほぼ横ばい。16時までに102.1円に下げて始まり、20時までに102.7円に上昇、その後小下落した。
●ユーロドル:1.572ドル。ほぼ横ばい。16時までに1.574ドル近くに上昇、一時1.570ドルに下げるも18時には1.573ドルに上昇、その後20時に1.571ドルを切ったが、1.572ドルに多少戻した。
●クロス円:ほぼドル円連動。
「NY市場」(〜6:00)
●欧州株:ほぼ全面安。イタリアも前日比マイナスで終了。ロシアなど高い。
●NY株:Dow 12,527.26(-49.18), Nasdaq 2,322.12(-26.64), S&P 1,354.49(-11.05).
シティ銀行G Citigroupがプライベート・エクイティ会社へ120億ドルのレバレッジローン(用語参照)や債権を売り渡すことが、好感された。一方、卸売業United Parcel Service (UPS)の第1四半期一株当たり利益の見通しが$0.86前後(予想$0.93)と悪かったことで、景気減速・後退が広がっていると取られ、株式市場開始後間もなく各株価指標はマイナスになった。
NY午後になるとCNBCがMerrill Lynchが60〜65億ドルの損失を四半期に計上する見通しと報じた。また、Lehman Brothersが455億ドル、Goldman Sachsが823億ドルの流動性のないLevel 3資産(用語参照)を持っているとの報道が嫌気され、金融セクターは下落した。Citigroupもマイナスに転じた。
原油価格の高騰から、上昇の上位企業は、エネルギーセクターが多かった。
個別では、新型航空機787 Dreamlinerの納入が15ヶ月遅れるとしたにも関わらず、納入のキャンセルが無かったBoeingが上昇。Googleの検索連動型広告をYahoo!が試験的に利用を打診したというニュースのあった両者はマイナスで終わった。
●ドル円:101.7円。大きく下落。株価連動。22時にかけて102.3円を切るまで下落したが、NY株式市場の開始にかけて102.5円近くまで上昇した。株式市場が開始後間もなく、マイナスに転じたためドルは下落し、2時には101.5円を切るまで下落し、もみ合った。引けに掛けて株価が多少戻すのに合わせて101.8円に戻したが、多少下げて終わった。
●ユーロドル:1.583ドル。大きく上昇。ドル円の反対。NY市場開始から買われ、2時には1.586ドルまで上昇し、1.584ドルに下げてもみあった。NY株式市場引けにかけて1.582ドル前後に下げ、多少戻して引けた。
●クロス円:ドル円連動。ユーロ円はユーロドルの上昇から下落幅は少なく、スイスフラン円はクロスドルの上昇でドル円下落局面で上昇した。
●債券価格:ダウ下落に対して上昇。
●WTI原油:110.87(+2.37)ドルに大幅上昇。在庫統計で原油在庫−310万(予想+230万)バレルと大幅取り崩しだったため、一時112.2ドルで最高値を更新した。
●COMEXゴールド:937.5(+19.5)ドルに上昇。ユーロ上昇、原油価格上昇に合わせて上昇。
●シカゴ日経225先物:13,135(大証比+5、日経平均終値比+24)円 。
「今日の動向予想」
●全般:株式市場が頭打ちとなり冴えない状況が続いている。また、今日はユーロ圏を初めとした政策金利が発表され、トリシェ総裁からインフレ懸念を示すことが予想され、ユーロ高ドル安が意識される形となりそうなため、ドル売りが再開されそう。
●ドル円:100円台から102円台。欧州の政策金利発表、トリシェECB総裁会見でユーロ高ドル安が進みやすい。
●クロス円:ドル円連動で軟調が予想される。円と同じ位置づけのスイスフランは底堅いかもしれない。ポンドは政策金利利下げ予想だが、据置きの場合に上昇するリスクがある。
●日経平均株価:ダウが下げて終わっていることや、円高が進んでいることから、下落の可能性が高く、13000円を切って終わる可能性がある。
●注目指標等:
08:50 日2月機械受注
10:30 豪3月雇用統計
20:00 イングランド銀行英金融政策委員会MPC、政策金利発表(25bp利下げ予想)
20:45 欧州中央銀行ECB理事会、政策金発表(据え置き予想)
21:30 トリシェECB総裁、記者会見
21:30 米新規失業保険申請件数
22:10 南ア準備銀行SARB、政策金利発表(50bp利上げ予想)
「用語」
レバレッジローン:投資の利益を拡大させる(レバレッジ:テコの原理)ため、貸し出す(ローン)投資資金。 Level 3 asset(資産):流動性がなく、あまり取引されない資産。流動性がないため、価格の信頼性がなく、価格見積もりは保有企業自身の自己申告による。
「私の取引」
取引なし。疲れで寝てしまって、NY市場でのユーロ高ドル安についていけなかった。
今日はユーロ圏の政策金利発表でドル安が進み安い状況ですが、既にドル円が下落しているので、状況に応じて対応予定。

「注意」
このブログは、私の体験を記録しているだけです。
(皆様の参考になればという気持ちもありますが)
私の考えが正しいとは限りませんし、
市場がどう動くかは、その時々の様々な要因やその強弱によります。
そのため決まりはなく、運もあると思いますので、自己責任で取引してください。
NY市場では株価が軟調に推移したことと、本日に欧州市場の政策金利発表を控え、ユーロ高ドル安が意識され、ドル売りユーロ買いが進みました。その結果、ドル円や多くのクロス円も下落しました。
また、NY株式市場も、4月に入ってからの上昇が一服し、下落して来ているところが注目すべきところで来週に金融機関の決算を控え注意すべきです。
今日はユーロ圏、英国、南アフリカの政策金利発表があります。ユーロ圏は据置き予想で、トリシェECB総裁の会見が注目ですが、インフレ懸念が示されそうでドル売り要因になりそうです。実際にもうドル円が下落しています。英国は利下げ予想ですが、多少据置きの可能性もあるので、その場合はポンドの急騰リスクがあります。南アフリカも状況が悪いので利上げが無かった場合の下落リスクがあります。
NY市場はG7を控えて後半に多少ドルが上昇する可能性もありますが、失業保険申請数や決算などによる株価状況次第です。
「市場動向結果・予想」
「東京市場」(6:00〜15:00)
●昼過ぎ 日銀金融政策決定会合結果公表:0.50%据置き。ドル円下落も、影響不明。
●15:00 日銀金融経済月報(基本的見解、4月)。「エネルギー・原材料価格高の影響などから、減速している」。先行きは「当面減速が続くものの、その後緩やかな成長経路をたどると予想される」。景気減速を示した内容だが、ドル円下落など円高に振れており、影響なし。
●日経平均株価: 13,111.89(前日比−138.54)円。ダウの底堅さ、アジア株上昇、円安の進展から続伸。
●アジア株:ほぼ全面安。中国本土の一部、香港株などが高かったがマイナスになった。
●ドル円:102.4円。ほぼ横ばい。早朝は102.8円まで上昇したが、日経平均株価が先物ほど上昇せずに始まったため、11時までに102.4円まで下落した。前場終了後、12時には102.6円に戻した。後場は株価が前日比マイナスに転じたため再度下落し、一時102.3円を切って、多少戻して引けた。
●ユーロドル:1.570ドル。ほぼ横ばい。1.568ドルまで下げて始まったが、7時過ぎから戻し、9時半には1.572ドルに上昇した。その後10時頃から1.570ドル前後でもみ合った。
●クロス円:ドル円連動。
「欧州市場前半」(〜21:00)
●15:30 白川日銀(副)総裁、記者会見:不確実性高い。下振れリスク高まっているが、上振れの可能性もある。
●17:30 英2月鉱工業生産:前月比+0.3%(予想+0.1%)、
17:30 英2月製造業生産:前月比+0.4%(予想の0.0%)、ポンド上昇。
●アジア株:ほぼ全面安。インド株が高い。
●欧州株:まちまち。イタリアなど高いが主要通貨国の多くは安い。
●ドル円:102.6円。ほぼ横ばい。16時までに102.1円に下げて始まり、20時までに102.7円に上昇、その後小下落した。
●ユーロドル:1.572ドル。ほぼ横ばい。16時までに1.574ドル近くに上昇、一時1.570ドルに下げるも18時には1.573ドルに上昇、その後20時に1.571ドルを切ったが、1.572ドルに多少戻した。
●クロス円:ほぼドル円連動。
「NY市場」(〜6:00)
●欧州株:ほぼ全面安。イタリアも前日比マイナスで終了。ロシアなど高い。
●NY株:Dow 12,527.26(-49.18), Nasdaq 2,322.12(-26.64), S&P 1,354.49(-11.05).
シティ銀行G Citigroupがプライベート・エクイティ会社へ120億ドルのレバレッジローン(用語参照)や債権を売り渡すことが、好感された。一方、卸売業United Parcel Service (UPS)の第1四半期一株当たり利益の見通しが$0.86前後(予想$0.93)と悪かったことで、景気減速・後退が広がっていると取られ、株式市場開始後間もなく各株価指標はマイナスになった。
NY午後になるとCNBCがMerrill Lynchが60〜65億ドルの損失を四半期に計上する見通しと報じた。また、Lehman Brothersが455億ドル、Goldman Sachsが823億ドルの流動性のないLevel 3資産(用語参照)を持っているとの報道が嫌気され、金融セクターは下落した。Citigroupもマイナスに転じた。
原油価格の高騰から、上昇の上位企業は、エネルギーセクターが多かった。
個別では、新型航空機787 Dreamlinerの納入が15ヶ月遅れるとしたにも関わらず、納入のキャンセルが無かったBoeingが上昇。Googleの検索連動型広告をYahoo!が試験的に利用を打診したというニュースのあった両者はマイナスで終わった。
●ドル円:101.7円。大きく下落。株価連動。22時にかけて102.3円を切るまで下落したが、NY株式市場の開始にかけて102.5円近くまで上昇した。株式市場が開始後間もなく、マイナスに転じたためドルは下落し、2時には101.5円を切るまで下落し、もみ合った。引けに掛けて株価が多少戻すのに合わせて101.8円に戻したが、多少下げて終わった。
●ユーロドル:1.583ドル。大きく上昇。ドル円の反対。NY市場開始から買われ、2時には1.586ドルまで上昇し、1.584ドルに下げてもみあった。NY株式市場引けにかけて1.582ドル前後に下げ、多少戻して引けた。
●クロス円:ドル円連動。ユーロ円はユーロドルの上昇から下落幅は少なく、スイスフラン円はクロスドルの上昇でドル円下落局面で上昇した。
●債券価格:ダウ下落に対して上昇。
●WTI原油:110.87(+2.37)ドルに大幅上昇。在庫統計で原油在庫−310万(予想+230万)バレルと大幅取り崩しだったため、一時112.2ドルで最高値を更新した。
●COMEXゴールド:937.5(+19.5)ドルに上昇。ユーロ上昇、原油価格上昇に合わせて上昇。
●シカゴ日経225先物:13,135(大証比+5、日経平均終値比+24)円 。
「今日の動向予想」
●全般:株式市場が頭打ちとなり冴えない状況が続いている。また、今日はユーロ圏を初めとした政策金利が発表され、トリシェ総裁からインフレ懸念を示すことが予想され、ユーロ高ドル安が意識される形となりそうなため、ドル売りが再開されそう。
●ドル円:100円台から102円台。欧州の政策金利発表、トリシェECB総裁会見でユーロ高ドル安が進みやすい。
●クロス円:ドル円連動で軟調が予想される。円と同じ位置づけのスイスフランは底堅いかもしれない。ポンドは政策金利利下げ予想だが、据置きの場合に上昇するリスクがある。
●日経平均株価:ダウが下げて終わっていることや、円高が進んでいることから、下落の可能性が高く、13000円を切って終わる可能性がある。
●注目指標等:
08:50 日2月機械受注
10:30 豪3月雇用統計
20:00 イングランド銀行英金融政策委員会MPC、政策金利発表(25bp利下げ予想)
20:45 欧州中央銀行ECB理事会、政策金発表(据え置き予想)
21:30 トリシェECB総裁、記者会見
21:30 米新規失業保険申請件数
22:10 南ア準備銀行SARB、政策金利発表(50bp利上げ予想)
「用語」
「私の取引」
取引なし。疲れで寝てしまって、NY市場でのユーロ高ドル安についていけなかった。
今日はユーロ圏の政策金利発表でドル安が進み安い状況ですが、既にドル円が下落しているので、状況に応じて対応予定。
「注意」
このブログは、私の体験を記録しているだけです。
(皆様の参考になればという気持ちもありますが)
私の考えが正しいとは限りませんし、
市場がどう動くかは、その時々の様々な要因やその強弱によります。
そのため決まりはなく、運もあると思いますので、自己責任で取引してください。