昨日は、景気底打ち感からドル円が買われ、ユーロドルは大きく売られました。米国の指標も新規失業保険申請数は悪かったものの、他がよかったため、NY市場の株価は大きく上昇しました。一方クロス円は、クロスドルの下落から頭が抑えられました。

 今日は、NY株式市場が節目を越えて大きく上昇したことから、アジアの株式市場も好調が期待できます。為替もドル円を中心に上昇方向ですが、夜に米国の雇用統計を控えているので様子見が強まる可能性もあります。ドル全体が上昇すると、クロスドルが下落することになるので、クロス円の上昇はドル円に比べ限定的です。
 米国の雇用統計はADP雇用者数が2回続けてプラスになっているので予想−7.5万人より良い結果への期待が高まっています。ただ、前回の週間失業保険申請数は良かったものの、昨日の結果は良くなく、その前も悪い数字で進んでいたことを考えると予断は許せません。いずれにしても、今夜の雇用統計の結果で大きく動く可能性があります。


「市場動向結果・予想」
「東京(アジア)市場」(6:00〜15:00)
●10:30 豪3月住宅建設許可件数:前月比−5.7%(予想−1.0%)
●日経平均株価:13,766.86(前日比−83.13)円。ダウの下落を受けて安く始まったものの、前場終了から後場開始にかけてプラスを回復。しかし、米国FOMCを前に下落して引けた。
●アジア株:まちまち。豪州はマイナス、NZはプラス。多くはメーデー等の休日。
●ドル円:103.8円。ほぼ横ばい。104.0円から8時過ぎに103.8円まで下落。9時の株式市場開始後、日経平均上昇に合わせて104.1円まで上昇したが、13時から日経平均が下落すると再度103.8円に下押した。
●ユーロドル:1.562ドル。横ばい。1.562ドルで始まりもみ合ったが、9時の株式市場開始後は1.563ドル前後でもみあった。
●クロス円:ほぼドル円連動。

「欧州市場前半」(〜21:00)
●アジア株:まちまち。豪州はマイナス、NZはプラス。多くはメーデー等の休日。
●欧州株:まちまち。英国指標はまちまち、トルコはマイナスなど。
●ドル円:104.1円。上昇。15時半から売られ103.5円まで下落した。16時から反転上昇し、16時半に104.1円に上昇。18時に103.8円に下押したが、104.1円に戻した。
●ユーロドル:1.551ドル。大きく下落。16時から1.552ドルに急落し、17時から同水準でもみあった。
●クロス円:ドル円連動。ユーロ円とスイスフラン円はユーロドルが大きく下げたため、ドル円が上昇した場面で下げた。

「NY市場」(〜6:00)
●米国1Q決算株式市場前:Exxon Mobil(予想より悪い)など
●21:30 米3月個人消費支出:前月比+0.4%(予想+0.2%)
 21:30 米3月PCEコアデフレーター:前月比+0.2%(予想+0.1%)ドル上昇
 21:30 米週間新規失業保険申請件数:38.0万件(予想36.5万件)ドル円下落。
●23:00 米4月ISM製造業景況指数:48.6(予想48.0):ドル上昇。
●欧州株:まちまち。英国指標はまちまち、トルコはマイナス、多くはメーデーの休日。
●米州株:まちまち。カナダは小幅高。多くはメーデー等の休日。
●NY株:Dow 13,010.00(+189.87), Nasdaq 2,480.71(+67.91), S&P 1,409.34(+23.75).
 予想より悪化した失業保険申請件数やExxon Mobilの決算悪化などから、ダウは下げて始まった。ナスダックはテックセクターの企業の決算が良くプラスで開始。
 ISM製造業指数が悪いながらも、前回と同じで予想より良かったことで、ダウはプラスに転じた。その後は、先に発表された個人消費も良かったことから景気底打ち期待から買いが徐々に加速し、上値を切り上げて行った。ダウは13000ドル、S&P500は1400ドルの抵抗を超えた。
 個別では、Bank of America、American International Group (AIG)、JPMorgan Chaseなどが金融セクターを先導し、Apple、Googleや、Yahoo!の買収額を引き上げるのではないかと報道されたMicrosoftがテックセクターを牽引した。一方ドルの上昇でユーロが下落したため、原油価格が下がったことや、Exxon Mobilや Apache(エネルギー探査・清算企業)の決算を嫌気してエネルギーセクターは下落、同様に商品市場の下落からFreeport McMoRanやMonsantoといったマテリアルセクターが売られた。
●ドル円:104.4円。やや上昇。開始は104.2円に上昇しもみ合った。失業保険申請数の悪化で103.7円まで下落し103.8円でもみ合った。ISM製造業指数を受けては104.0円前後に上昇しもみ合った。株価の上昇から1時から2時にかけて104.5円に上昇、その後104.4円前後でもみ合って引けた。
●ユーロドル:1.547ドル。米国の個人消費PCE指標(インフレ指標)の上昇により、一時1.546ドルまで下落、1.548ドル前後でもみ合った。ISM製造業指数を受けたドル上昇で1.543ドルに下落した。0時過ぎに一時1.546ドルまで戻したが、米株価の上昇で2時過ぎには再度1.543ドルに下落した。その後徐々に戻し1.547ドルで引けた。
●クロス円:ドル円連動、ドル円が失業保険の悪化で下げる場面で、PCEの上昇に対してクロスドルが売られたためクロス円は大きく下げた。
●債券価格:株価の大幅高から売られ、下落した。
●WTI原油:112.52(−0.94)ドル。ユーロの大幅下落から、一時100ドル半ばまで下げた。
●COMEXゴールド:850.9(−14.2)ドル。ユーロの大幅下落から下げた。
●シカゴ日経225先物:14,120(大証比+330、日経平均終値比+353)円 。

「今日の動向予想」
●全般:高値もみ合いから上昇方向。NY市場は雇用統計次第。
 アジア市場は、NY株式市場が景気底打ち感から上昇し、抵抗になっていた節目を越えてきたことを受けて、堅調さが期待できる。為替も上昇方向が期待できるが、今夜に米国雇用統計を控えているため様子見になる可能性もある。オーストラリアの指標による動向も注目。
 欧州市場は、米国の雇用統計を控え高値もみあいか。雇用統計のよい結果を見込んだ投機的な動きが出る可能性もある。
 NY市場は、雇用統計の結果による。前回からのADP雇用者数の増加によりよい結果になる可能性も高いが、前回の失業保険申請数以外は悪く、不透明。決算ではエネルギー株のChevronが注目。
●ドル円:103円台から105円台。104円台中心で動きそうだが、雇用統計の結果次第では大きく動く可能性がある。
●クロス円:ドル円連動だが、ドル買いによるクロスドルの下落が動きを抑える。オーストラリアの指標結果では動く可能性有り。
●日経平均株価:13800〜14100円台。先物の上昇から、これまでの抵抗である14000円を超える可能性があるが、今晩に米雇用統計を控えて、終値で14000円を維持できるかは微妙。
●注目指標等:
 10:30 豪3月小売売上高
 10:30 豪第1四半期小売売上高
 21:30 米4月雇用統計(予想:非農業部門雇用者数NFP−7.5万人、失業率5.2%)


「私の取引」
 失業保険申請数の悪化でユーロドルを10万通貨購入したのですが、ドル円の下げに反応せず、PCEデフレータへの反応でユーロドルも急落してしまった。すぐに売ったが、3万円近くの損。それでも、売り逃げてよかった。
 ダウの上昇を見て、0.93ドルクロスドルは抑えられると考えて、豪ドル円を徐々に30万通貨まで買い上げました。ドル円の104.5円への上昇で、一時は損した以上に含み益が出ていました。ダウは高いままだったので、そのまま続くと思っていたのが、ドル円の下落と、豪ドル米ドルの下落が重なり、急落したため、ストップを付けてしまいあまり利益が取れませんでした。
 その後、また買い増したのですが、オーストラリア指標が悪化したときに備えて、発表10分前にドル円が上昇しているから大丈夫だろうと20pt程度に浅くストップを設定したら、直前に下げてしまい、全て消えてしまい利益を得られませんでした。損失も入ったため、ほとんど利益なし。結局、昨晩の損を半分も取り戻せませんでした。
 今日は、雇用統計次第。


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「注意」
このブログは、私の体験を記録しているだけです。
(皆様の参考になればという気持ちもありますが)
私の考えが正しいとは限りませんし、
市場がどう動くかは、その時々の様々な要因やその強弱によります。
そのため決まりはなく、運もあると思いますので、自己責任で取引してください。