昨日は、オーストラリア指標が良かったことから、豪ドル、NZドルが大きく上昇しました。しかし、NY株式市場は利益確定売りが広がり、ドル円も105円を切って下落しました。一時1円以上上昇した豪ドル円を初めオセアニア通貨は高く引けた。

 今日一番の注目は豪政策金利発表。前回の声明でインフレ緩和がありながら、PPIやCPIが良かったことを手掛かりに大きく上げており、昨日も1円以上の上昇で、前回同様の声明の場合、反落のリスクが高い。詳細は下記「今日の動向予想」。
 バーナンキ議長の講演やユーロ圏、カナダの指標も注目です。
 昨晩利益確定売りで下げたNY株式市場の動向も注目。特に米国指標発表はないものの、モーゲージローンを発行するファニーメイの決算の影響が懸念されます。


「市場動向結果・予想」
「東京(アジア)市場」(6:00〜15:00)
●10:30 豪第1四半期住宅価格指数:前期比+1.1%(予想0.0%)
●日経平均株価:休場。
●アジア株:ほぼ全面高。主要国は小幅高。台湾が安い。
●ドル円:105.2円。ほぼ横ばい。6時に先週末の105.4円から105.2円に下げて始まったが、8時に輸入企業の買いか105.4円に上昇。しかし、その後、徐々に105.2円に再下落した。
●ユーロドル:1.546ドル。やや上昇。先週末の1.542ドルから1.543ドルに上昇して開始。徐々に買い戻され、昼過ぎには1.547ドルに上昇。その後多少下げて1.546ドルでもみ合った。
●クロス円:まちまち。ポンド円はドル円連動。オセアニア通過は豪住宅価格を受け上昇後、高金利のためキャリー取引からか上昇を継続。ユーロ、スイスフラン、加ドルはドル円に合わせて上昇後、ドル円下落時にはクロスドルの上昇により下落せず横ばい。

「欧州市場前半」(〜21:00)
●アジア株:まちまち。台湾に加え、香港、インドも前日比マイナスに転じた。中国本土は上値を伸ばした。
●欧州株:ほぼ全面安。
●ドル円:105.2円。横ばい。105.2円台を中心にもみあった。
●ユーロドル:1.545ドル。ほぼ横ばい。1.546ドル前後でもみ合っていたが、17時から18時前にかけて1.549ドルに上昇。そこから20時過ぎにかけて1.544ドルに下落。多少戻して1.549ドルでNY市場へ。
●クロス円:クロスドル連動(ドル横ばいのため)。ユーロ円はユーロドルと同じ動き。ポンド円は17時の208.2円から20時過ぎにかけて206.8円まで大きく下落した。スイスフランは18時にかけて上昇後、20時過ぎまで下げ横ばい。加ドルは20時半の103.3円から21時の103.6円に上昇した。豪ドル円、NZドル円はドル円と同じ横ばい。

「NY市場」(〜6:00)
●23:00 米4月ISM非製造業景況指数52.0(予想49.5)。拡大の分岐点50を越えて良かったため、ドル円は105.2円から105.6円に急騰。
●欧州株:まちまち。英国は休場。各指標小幅な上下で、各国指標内でもまちまち。ユーロ圏、スイスなど主要指標は小幅マイナスが多い。
●米州株:まちまち。カナダなど安い。ブラジル、メキシコなど高い。
●NY株:Dow 12,969.54(-88.66), Nasdaq 2,464.12(-12.87), S&P 1,407.49(-6.41).
 先週の上げが大きかったことから利益確定売りが広がった。
 開始からダウは−60ドル近く下げて始まったが、ISM非製造業指数が発表されると−20ドルに下げ幅縮小した。しかし、利益確定売りが続き11時(日本時間0時)には−100ドル安、14時(3時)には−118ドルのピークを付け、多少戻して引けた。
 Microsoftの増額した買収提案をYahoo!が断ったことで、買収好感で上げていたYahoo!が大きく下落、Microsoft株は上昇、対抗のGoogleが大きく上昇した。
 一方、Bank of AmericaはCountrywideの200〜300億ドルのローン損失を見込んでおり、一株当たり買収価格を7ドルから2ドルに引き下げる交渉をするかもしれないと、アナリストが表明したため、金融セクターは下落した。
 また、通信合弁企業Sprint Nextelは同じ通信会社のDeutsche Telekomが買収提案したことや、SprintがNextel部分の廃止または売却する予定と発表し上昇した。
 原油価格の最高値更新で、エネルギー関連株は高く終わった。
●ドル円:104.8円。やや下落。ポジション調整で開始から下げ、22時半には株式市場のマイナス開始を嫌気して105円を切った。しかし、株価の下げ幅縮小とISM非製造業指数を前に買戻しが入り105.2円に戻し、ISM非製造業指数が良かったため105.6円に急騰した。しかし、NY株式市場が軟調で下げを再開し、0時にダウが前日比−100ドルの下落を示すと再度105円を切った。株価が多少戻したため105.2円近くまで戻したが、2時に再度株価が下落すると再度105円を切り、−120ドル近く下げた3時前には104.7円に下げた。その後、104.8円台でもみあって引けた。
●ユーロドル:1.549ドル。やや上昇。ドル円の逆。開始からNY株式市場の開始までに1.548ドルに上昇。ISM非製造業指数の発表前後に1.542ドルまで下落。NY市場の株価下落から0時過ぎに1.549ドルまで戻した。その後1.548ドルでもみ合ったが、2時には1.550ドルを越え、3時前には1.551ドルに上昇した。その後1.549ドルに下げて引けた。
●クロス円:ほぼドル円連動。ISM非製造業指数の発表時に、スイスフラン円は売られ下落、ユーロ円もユーロドルの下落で相殺され。あまり上昇しなかった。加ドルは23時から1時にかけて買われ、株価の下落でドル円が下げてもあまり下げなかった。
●債券価格:下落。ISM非製造業指数の結果を受けて売られたものの、ダウの下落から下げ幅を縮小した。
●WTI原油:119.97(+3.65)ドル。ユーロの買戻しもあり大きく上昇。一時120.3ドルまで最高値更新。
●COMEXゴールド:874.1(+16.1)ドル。ユーロの買戻しもあり大きく上昇。
●シカゴ日経225先物:14,175(2日大証比+115、2日日経平均終値比+126)円 。

「今日の動向予想」
●全般:頭重くもみ合いで、NY市場次第か。
 昨日のNY市場では、株価が先週の急騰に対して利益確定売りが広がり、ISM非製造業指数が良い結果になったものの、戻りは限定で大きく下げて終わりました。
 今日は米国の指標発表はないものの、各国の指標が注目されそうです。特にオーストラリアの政策金利発表は据え置き予想ですが、声明が注目されます。
 4月の政策金利発表時の声明でインフレ懸念緩和から豪ドルが下げたにも関わらず、CPIやPPIが上昇したことなどを手掛かりに、利上げ期待から大きく買われて来ており、昨日もドル円の下落から多くのクロス円通貨が前日と変わらない中、1円近く上昇しました。しかし、今回も前回と同じでしばらく据え置きが続く声明になる可能性も高く、その場合昨日の上昇の反動で大きく下げる可能性があり、ドル円が頭重たい中、他のクロス円への波及も懸念されます。
 その他、米国景気底打ち感が広がる中、悪化が続く住宅ローンについてバーナンキ議長の講演があり、新しいことが出ないか注目されます。また、このところ対ドルで下げの大きいユーロに対しPPIなどの指標が注目、昨日上昇している加ドルに対してカナダの指標も注目です。
 今日のアジア市場は株式相場が大きく下げることはないにしても頭の重たい状況が続きそうです。為替も、ドル円を中心に頭が重いかもしれません。バーナンキ議長の発言やオーストラリアの政策金利発表が波乱要因。
 欧州市場前半は、ユーロ圏の指標が注目。
 NY市場は、モーゲージローン発行会社Fannie Mae(ファニーメイ、連邦住宅抵当公庫)の決算が発表され、昨晩下げたNY株式市場の動向が注目されます。カナダの指標も注目です。
●ドル円:104円台から105円台のレンジ。特に104円台後半から105円前半中心か。
●クロス円:ドル円連動。豪政策金利や各種経済指標の影響を受けるか。
●日経平均株価:休場。
●注目指標等:
 09:15 バーナンキFRB議長講演(住宅ローンについて)
 13:30 豪準備銀行RBA政策金利発表(予想7.25%据え置き)
 14:45 スイス4月消費者物価指数CPI
 17:00 ユーロ圏4月サービス業PMI(確報値)
 17:30 英4月サービス業PMI
 18:00 ユーロ圏3月生産者物価指数PPI
 米国1Q決算株式市場前Fannie Mae、など
 21:30 加3月建設許可
 23:00 加4月Ivey購買部景況指数


「私の取引」
 ISM製造業指数が良かった後、株価が下げ幅縮小しているのを見て、プラスに変わる可能性を考えて、ドル円を1万通のみ買いましたが、下げて、株価も戻り辛そうだったので損きりして2000円近くの損でした。仕方ないか。
 今日は、豪政策金利、米株式市場などの動向で取引予定。


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「注意」
このブログは、私の体験を記録しているだけです。
(皆様の参考になればという気持ちもありますが)
私の考えが正しいとは限りませんし、
市場がどう動くかは、その時々の様々な要因やその強弱によります。
そのため決まりはなく、運もあると思いますので、自己責任で取引してください。