3月ですね。ニューヨークもさすがに寒さのピークは過ぎたようです。都会に住む小鳥たちのさえずりも心なしか陽気に聞こえます。
さて、今日のお話。
1ヵ月半くらい前にヨガを始めました。週に1回、教室に通っています。
ある日、何気なくネット・サーフィンをしていたら、おもしろそうな日本語のブログをみつけ、読んでいくとその女性はニューヨークでヨガのインストラクターをしておられるということがわかりました。私はずっと太極拳をやってみたいと思っていました。ヨガにも興味はあったのですが、じつはやってみようと腰を上げるほどではなかったのです。ところが、次の日曜日に、初心者のためのワークショップを開催するとのこと。太極拳ではないけれど、これも何かのめぐり合わせ。行ってみるしかないでしょということで早速申し込みをしようかとメールをお送りしました。ところが、もう定員いっぱいとのこと。まあぎりぎりだったから仕方ないかなと思っていると、前の日に連絡をいただいて、キャンセルが出たのでもしよかったらいかがですかというお誘いでした。これは行きなさいという天からのお告げだと(オーバーな!)、早速申し込みをしました。
始めはついていけるかどうか心配でした。からだを動かしていくので、見ながら真似することができないと遅れてしまって、他の参加者の方に迷惑がかかるかなと気がかりだったのです。
インストラクターのMさんは、ブログの文章から元気のいいてきぱきした姉御肌の女性なのかなと想像していたのですが、実際にお会いしたら落ち着いた雰囲気の優しい方でした。実際に始まってみると、Mさんは体の動かし方を丁寧に言葉で説明してくださり、ポーズが正しくできていないと体に触れて調整してくださるので、彼女の言葉に集中さえしていればなんとかついていくことはできました。ヨガというとリラックスという言葉がすぐ思い浮かぶので、ゆっくり、まったりと体を動かしていくんだろうなと考えていました。たしかに体の動きはゆっくりなのですが、中にはポーズを維持するのがかなり大変なものもあって、2時間が終わってみると考えていた以上にハードだなという印象でした。私の場合は普段歩く以外に殆ど運動をしていないので、なおさらそう思ったのかもしれませんが。ワークショップの後はティータイムで、やはりニューヨークでマイクロバイオティックスの体に優しい料理を作っておられるシェフのNさんのデザートをいただきました。これまであまりニューヨークで日本人と接する機会のなかった私ですが、あちこちでがんばっている日本人の方がおられるんだなと関心しました。ついていけそうだなという感触に気をよくした私は、早速日本語deヨガの初心者クラスに申し込みをしたのでした。
クラスに行くと動物好きなインストラクターのMさんは、アストロのために5センチほどの厚さのマットにフワフワのクッションを重ねたものを用意してくださっています。床が冷たいからと配慮してくださったのですが、この高待遇に最初一瞬と惑ったものの、アストロは早速クッションによじ登って体を丸めてリラックスモードに入りました。眠っているうちに丸めた体が解けて頭がクッションから落ちて急いで体制を整えてみたりしながら、隣で不可思議なポーズをしている私に目もくれず、最後まで軽い寝息を立てていました。
3回目のクラスの時、もうずいぶん場所にも人にも慣れたので、クラスの最中はアストロのハーネスをはずしてやることにしました。ということは、お仕事モードではなくなるということです。クラスが始まって20分くらい経った時、Mさんの静かな声だけが響くクラスでアストロがいきなり寝言を言い始めたので、これは起こさないとまずいかなと思いましたが、すぐまた眠ってしまったのでとりあえず放っておくことにしました。毎回クラスの最後には、マットの上に仰向けに寝て、いろいろなポーズで使った筋肉の動きを体に浸透させると同時に体も心もリラックスさせるシャバサナ(屍のポーズ)を取ります。クラスの途中で少しつらいポーズがあってもシャバサナのためにがんばるぞ!と思うくらい、その時間は気持ちが良いのです。このまま家に帰らずに寝ていたいと思うくらい。で、その日のシャバサナが終わり道具を片付ける時間になった時、Mさんが「アストロ君、仰向けになって寝てますよ」と教えてくれました。外でそんな姿勢になることはまずないし、家でも殆どありません。皆がざわざわと片付け始めてもしばらくは起きようとしませんでした。これって、クラスのリラックスした気が伝わっているのだろうかなどとMさんと話ながら寝ぼけ眼のアストロを急き立てて帰途につきました。
翌週。私も少し慣れてきて、ポーズも多少はスムーズにできるようになってきました。腕立て伏せのようなポーズではまだおなかがプルプルするしバランスをとるポーズでは1秒も立っていられなかったりしますが。アストロはクラスが始まると同時にやわらかなクッションの上で、Mさんの歌うように流れる声を聴きながら夢の中。途中で寝返りを打ったり口をムニャムニャしながら幸せそうに寝ています。クラスが終わってからアストロがどうしていたかMさんに尋ねると、やはりシャバサナの時は足を広げて仰向けになっていたようです(キャァ〜恥ずかしい!)。途中で舌を出したまま寝ていたりもしたとか。これは偶然ではなく、ヨガのリラックス効果は犬にも通じるのだと立証されたということですね(ほんとかな?)。
ヨガというのは猫のポーズとか犬のポーズとか体でゆっくり形を作っていくだけの運動ではなく、教室の外でのその人の生き方そのものにも関わってくることらしいというのを初めて知りました。ポーズを覚えるだけでなく、精神的であること、とても奥の深いものなのだということを少し学んだところです。もしかしたらアストロは私よりずっと前に体でそれを感じてわかっていたのかも・・・。
さて、今日のお話。
1ヵ月半くらい前にヨガを始めました。週に1回、教室に通っています。
ある日、何気なくネット・サーフィンをしていたら、おもしろそうな日本語のブログをみつけ、読んでいくとその女性はニューヨークでヨガのインストラクターをしておられるということがわかりました。私はずっと太極拳をやってみたいと思っていました。ヨガにも興味はあったのですが、じつはやってみようと腰を上げるほどではなかったのです。ところが、次の日曜日に、初心者のためのワークショップを開催するとのこと。太極拳ではないけれど、これも何かのめぐり合わせ。行ってみるしかないでしょということで早速申し込みをしようかとメールをお送りしました。ところが、もう定員いっぱいとのこと。まあぎりぎりだったから仕方ないかなと思っていると、前の日に連絡をいただいて、キャンセルが出たのでもしよかったらいかがですかというお誘いでした。これは行きなさいという天からのお告げだと(オーバーな!)、早速申し込みをしました。
始めはついていけるかどうか心配でした。からだを動かしていくので、見ながら真似することができないと遅れてしまって、他の参加者の方に迷惑がかかるかなと気がかりだったのです。
インストラクターのMさんは、ブログの文章から元気のいいてきぱきした姉御肌の女性なのかなと想像していたのですが、実際にお会いしたら落ち着いた雰囲気の優しい方でした。実際に始まってみると、Mさんは体の動かし方を丁寧に言葉で説明してくださり、ポーズが正しくできていないと体に触れて調整してくださるので、彼女の言葉に集中さえしていればなんとかついていくことはできました。ヨガというとリラックスという言葉がすぐ思い浮かぶので、ゆっくり、まったりと体を動かしていくんだろうなと考えていました。たしかに体の動きはゆっくりなのですが、中にはポーズを維持するのがかなり大変なものもあって、2時間が終わってみると考えていた以上にハードだなという印象でした。私の場合は普段歩く以外に殆ど運動をしていないので、なおさらそう思ったのかもしれませんが。ワークショップの後はティータイムで、やはりニューヨークでマイクロバイオティックスの体に優しい料理を作っておられるシェフのNさんのデザートをいただきました。これまであまりニューヨークで日本人と接する機会のなかった私ですが、あちこちでがんばっている日本人の方がおられるんだなと関心しました。ついていけそうだなという感触に気をよくした私は、早速日本語deヨガの初心者クラスに申し込みをしたのでした。
クラスに行くと動物好きなインストラクターのMさんは、アストロのために5センチほどの厚さのマットにフワフワのクッションを重ねたものを用意してくださっています。床が冷たいからと配慮してくださったのですが、この高待遇に最初一瞬と惑ったものの、アストロは早速クッションによじ登って体を丸めてリラックスモードに入りました。眠っているうちに丸めた体が解けて頭がクッションから落ちて急いで体制を整えてみたりしながら、隣で不可思議なポーズをしている私に目もくれず、最後まで軽い寝息を立てていました。
3回目のクラスの時、もうずいぶん場所にも人にも慣れたので、クラスの最中はアストロのハーネスをはずしてやることにしました。ということは、お仕事モードではなくなるということです。クラスが始まって20分くらい経った時、Mさんの静かな声だけが響くクラスでアストロがいきなり寝言を言い始めたので、これは起こさないとまずいかなと思いましたが、すぐまた眠ってしまったのでとりあえず放っておくことにしました。毎回クラスの最後には、マットの上に仰向けに寝て、いろいろなポーズで使った筋肉の動きを体に浸透させると同時に体も心もリラックスさせるシャバサナ(屍のポーズ)を取ります。クラスの途中で少しつらいポーズがあってもシャバサナのためにがんばるぞ!と思うくらい、その時間は気持ちが良いのです。このまま家に帰らずに寝ていたいと思うくらい。で、その日のシャバサナが終わり道具を片付ける時間になった時、Mさんが「アストロ君、仰向けになって寝てますよ」と教えてくれました。外でそんな姿勢になることはまずないし、家でも殆どありません。皆がざわざわと片付け始めてもしばらくは起きようとしませんでした。これって、クラスのリラックスした気が伝わっているのだろうかなどとMさんと話ながら寝ぼけ眼のアストロを急き立てて帰途につきました。
翌週。私も少し慣れてきて、ポーズも多少はスムーズにできるようになってきました。腕立て伏せのようなポーズではまだおなかがプルプルするしバランスをとるポーズでは1秒も立っていられなかったりしますが。アストロはクラスが始まると同時にやわらかなクッションの上で、Mさんの歌うように流れる声を聴きながら夢の中。途中で寝返りを打ったり口をムニャムニャしながら幸せそうに寝ています。クラスが終わってからアストロがどうしていたかMさんに尋ねると、やはりシャバサナの時は足を広げて仰向けになっていたようです(キャァ〜恥ずかしい!)。途中で舌を出したまま寝ていたりもしたとか。これは偶然ではなく、ヨガのリラックス効果は犬にも通じるのだと立証されたということですね(ほんとかな?)。
ヨガというのは猫のポーズとか犬のポーズとか体でゆっくり形を作っていくだけの運動ではなく、教室の外でのその人の生き方そのものにも関わってくることらしいというのを初めて知りました。ポーズを覚えるだけでなく、精神的であること、とても奥の深いものなのだということを少し学んだところです。もしかしたらアストロは私よりずっと前に体でそれを感じてわかっていたのかも・・・。