松ノ木団地で1人女の子が降りて、次は長岡京市です。
とりあえず、久世橋通りに出て、そのまま161号線に出ることにしました。
「お客様〜、長岡京市のどの辺ですか〜?」
「JR長岡京駅の方に向かって〜、そこから言うし〜」
「ハイ、解りました、そしたら161号線の馬場で曲がりますか?」
「うん、それでいいよ」、そういっている間に、久世橋に近づいていました。
僕は、この時、はっきりと受け答えしていたので、あまりこのお客さんは、酔っ払っていないと思っていました。
161号線に入り、馬場の交差点を右に曲がって、突き当たりの、西国街道を右へ曲がりました。
「お客さん、もうすぐJR長岡京駅ですよ、あとどこでまがりますか?」、僕は走りながら、問い掛けましたが、返事がありません。後ろを見ると、寝てはりました。
駅の方に曲がり、車を止めて、さらに声を掛けました。
「お客さん、駅に着きましたよ、起きてください」、少し反応が有り、もう少しで起きそうです。
ミニスカートの隙間から、パンツが丸見えになっています。僕は、声を掛けながら、ついつい見いってしまいました。
お客さんは、目を開けて、「ここ何処?」と、完全に寝起きの様子です。
「お客さん、長岡京駅に着きましたよ、後は、どう行ったらいいですか?」
しばらくボーっとした後、「Uターンして、信号左行って」と、言いました。
僕は、起きたかどうか、解らないと思い、しばらく声を掛けながら走りました。
言うとおりに走ると、3階建てのマンションに着きました。
支払いが終わり、自動ドアを開けましたが、またコックリコックリとしてきました。
僕は、降りていって、「お客さん大丈夫ですか?、立てますか?」と声を掛けました。
女の子は、「大丈夫、だぁいじょぉぶぅ〜」と言って、外に出ようとしました。
しかし、ふらふらして、立てず、ハイヒールが片方脱げてしまいました。女の子は、トランクに手を突いて、踏ん張っていましたが、ふらふらして、とてもマンションまで行けそうにありませんでした。
僕は、「家の人とか呼んできましょうか?」と声を掛けました。
女の子は、「一人暮らしなので、だ〜れも居ないの!」と言いました。
「そしたら、僕が肩を貸しますので、歩けますか?何階ですか?」と、聞くと
「2階なの、でも歩けへんし、抱っこして〜」、すごく色っぽい言い方でした。
「そしたら、抱っこして行きますので、忘れ物無い様にして下さいね」、そう言うと、僕は、座席に、忘れ物が無いか見回し、車をロックして、女の子に言いました。
「しっかりつかまってくださいね」、「は〜い」、女の子は少しうれしそうでしたが、僕は、もっと嬉かったのでした。
抱っこすると、香水のいい香りがしました。僕は、こんな香りに弱いので、ドキドキしながらマンションの階段を上がって行きました。
よく見ると、すごくカワイイ女の子でした。そして部屋の前に着きました。
つづく
------------------------------------------------------------
------------------------------------------------------------