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日本特許の第1号から順を追って、その時代の背景に想いを馳せながら、紹介していきます。

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2007/02/04

日本特許第1号(明治18年)から順を追って、その時代の背景に思いを馳せながら紹介していきます。

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◇◆◇◆◇ 創刊のご挨拶 ◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇

明治18年(1885)日本に専売特許条例が制定され、

以来120余年、連綿と続く先人の創意工夫の熱意と努力により、

今、日本は押しも押されもせぬ工業大国の座を占めていいます。

明治時代の特許広報は、日本を工業大国ヘ導いた先人の創意工夫の

証として特許庁に収録保存されているのですが、ここでは、

それら明治時代の特許を紐解き、先人の努力を偲び、

あわせて特許からみえてくる時代の背景に想像を逞しく

してみたいと思っています。

宜しくご愛読、お願い致します。

◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇



======================================vol.001==============
日本特許第1号

栄えある日本特許第1号は、鉄鋼材の表面に塗布する防錆剤の材料構成と

その塗布方法についてのものでした。

【特許出願人/特許権者】     東京府下京橋区山城町八番地居住
 (権利は消滅しています)     唐木彫刻及漆器業  堀田瑞松

【発明の名称】            堀田錆止塗料及ビ其塗法

鋼鉄船や鉄橋など、一般庶民がほとんど目にする事のないこの時代に、

発明者である堀田瑞松翁は鉄鋼材の防錆に着目、研究を重ね、

浦賀沖に黒船(鋼鉄船)が現われ人々が右往左往してからわずか

32年後の1885年、明治政府にやっと内閣が組織されたこの年に、

早くも瑞松翁の特許第1号が誕生したのです。

木製構築物ばかりの時代に将来の鉄製構築物の需要を見据え、その防錆に

着目した、翁の先見性と情報収集力に敬服するとともに、発明-特許の世界に

おける先見性と情報収集力の重要性を“特許第1号”により再認識させられました。

翁がこの防錆剤の製造と販売の為に創業した会社は、その後も順調に発展を

続け、「日本化工塗料株式会社」として、現在に至っています。

「日本化工塗料株式会社」のホームページには、「日本特許第1号」についても

詳細に紹介されています。↓

http://www.nippon-kako.co.jp/gaiyou.html 

又、堀田瑞松翁については「日本特許第1号を得た堀田瑞松」として

下記に掲載されています。↓

http://www.jiyuu-shikan.org/frontline/sonota/73gou.html

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【編集後記】 
何とか第1号を書き上げることができました。開発畑30年、そこそこ
苦労はしてきたつもりですが、明治の大先輩の苦労を思う時、その偉大さは
やはり敬服の一語につきます。
さて、次号は、日本特許2,3,4号についてです。
なんと、2,3,4号は一人の発明家によりなされたもので、チョット
ビックリなお話になると思います。

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  発行人 川島 英雄
  URL http://idea-tarou.seesaa.net/
    
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