[ 大統領選挙:特別代議員、オバマ氏 ]
  • ケネディ大統領の演説
    • キング牧師の演説
    • ローザ・パークス事件
    • 公民権運動
  • リンカーン大統領の演説
  • バラク・オバマ大統領候補の演説

アフリカ系アメリカ人のバラク・オバマ大統領候補が話題になっている。南北戦争で、黒人の奴隷は解放されたかに見えたが、実はそうではなかった。アメリカの大統領予備選挙の結果と州別の人種構成を比べてみよう。
アメリカの州別 人種構成比率。白人と黒人の人口比率
州別の人種構成白人の人口比率黒人の人口比率)に関わらず、黒人のオバマ大統領候補が勝利している。長らく続いたアメリカの人種対立も、ようやく解決の糸口にたどり着いたのだろうか。ヒスパニック系の人口比率が高い州ではヒラリー候補が優勢である。

アメリカ大統領の中で人気ナンバーワンはリンカーン大統領、次はケネディ大統領。ともに暗殺された。

ケネディ大統領の演説
「リンカーン大統領が奴隷を解放して以来100年間の猶予が過ぎた、彼らの相続人、彼らの孫は完全に自由ではない」(1963年の公民権運動を支持するケネディ大統領の演説)
ケネディ大統領はアメリカの人種対立の解消に心を砕いたが、1963年11月22日にケネディ大統領は暗殺される。

キング牧師の演説
「I have a dream.One day the sons of former slaves and the sons of former slave-owners will be able to sit down together.」「私には夢がある。いつか、過去の奴隷達の子孫と奴隷所有者の子孫が、一緒にすわる事ができるだろう。」(1963年の公民権運動の先頭に立ったキング牧師の演説)1968年、キング牧師は暗殺される。

ローザ・パークス事件
ローザ・パークス(女性)は1955年に公営バスの運転手の命令に背いて白人に席を譲るのを拒み、人種分離法違反のかどで逮捕された。これを契機に公民権運動が活発化する。26才のキング牧師も参加する。この話を取り上げている高校の英語の教科書がある。

公民権運動
1950年代から1960年代にかけてアメリカの黒人(アフリカ系アメリカ人)が公民権の適用を求めて行った運動。当時は、黒人と白人で通う学校が違っていた。バスの座席も黒人と白人で分けられていた。1964年、公民権法が成立する。

リンカーン大統領の演説
140年前、南北戦争で多くの国民が肉体的にも精神的にも傷ついた時、リンカーン大統領は国民の死を無駄にしないようにと、南北の統合を訴え、理想を高々と述べた。 「that government of the people, by the people, for the people, shall not perish from the earth.」「人民の人民による人民のための政府を地球上から、なくしてはならない。」(1863年のリンカーン大統領の演説)1865年、リンカーン大統領は暗殺される。

バラク・オバマ大統領候補の演説
「リベラルのアメリカも保守のアメリカもない。あるのはアメリカ合衆国だ。黒人のアメリカも白人のアメリカもない。あるのはアメリカ合衆国だ。イラク戦争に反対した愛国者も、支持した愛国者も、みな同じアメリカに忠誠を誓うアメリカ人だ。」(2004年7月の民主党全国大会でのバラク・オバマ氏の演説)